《名無しの英雄》62話
「これは不味いことになった……」
シトウが言う
俺達は首を傾げる
「あれが誰だかわかったか?」
そうシトウが問いかける
「いや……分からなかったが…凄まじい威圧と覇気はあったが」
そうあの黃いローブのヤツは威圧、覇気が何もしていないのに凄かったのだ
「あれは……全帝だよ」
「全帝だ!?」
俺を含め皆が驚いている
「全帝が相手となると……武帝も出てくるだろうね」
「なぜ武帝が出てくる?」
「彼は全帝の弟子であり、全帝の右腕だからだよ」
「つまり武帝は全帝の言うとこを聞くと?」
「あぁ、その通りだ…しかもイースが相手となると……辛いだろう」
シトウがそこまで言うとはな……
「ならどうするんだ?あっちは勝手に敵認定していたぞ?」
「だよね……戦うことになるだろうね」
シトウは目線を下にずらす
「なら……やる事は戦ってくれる人の募集か?」
「うん、それが勝つためには大事だろうね……まずは街の混をどうにかしてくるよ」
シトウが城から出ていくと民衆のび聲が無くなった
「怖いな…」
俺がそう言うと皆が首を縦に振った
「頼みます……僕らと一緒に戦ってくれないでしょうか?」
「ダメだ」
斷られる
「そこをなんとか…」
俺達は今ドワーフの街長の屋敷に來ている
で、戦ってくれるようにお願いしているのだが斷られているのだ
「なくとも俺は行かないぞ」
「………」
ドワーフは本來の格から頑固な人が多い
街長も例にれずに頑固な格をしている
「なら俺が行く」
そう聲が後ろから聞こえる
そこにはグレイが立っていた
「………」
街長は黙って見ている
「グレイが來てくれるならそれこそ戦力になるよ」
シトウは微笑みながら言う
「それで?街長として……いや、親としての意見を聞くよ?」
向き直りシトウは街長に問いかける
「先程も言ったが……なくとも俺は(…)行かないぞと言ったはずだ」
「あははっ!また頑固な格しているね!」
愉快そうにシトウは笑った
こうして戦う戦力が集まった
俺、スズ、シトウ、魔法帝、チェス、レオン、アルカナ、グレイの8人だ
「レオンは戦っていいのか?一応皇帝だろ?」
レオンは皇帝になって地位もあり、これからやらねばならない事が多い
「大丈夫ですよ……しの間ならボクがいなくても」
そう微笑む
「それにこれはボク自の戦いでもありますから」
「レオン自の戦い?」
「ええ、しでも戦績が無いと皇帝として泊がつかないでしょう?」
ニヤリと笑う
「確かにそうだな」
俺も笑った
「チェスは參加してくれるのか?」
「………參加する」
「珍しいな……」
そうシトウは呟いた
「さて、作戦を決めようか?」
じょっぱれアオモリの星 ~「何喋ってらんだがわがんねぇんだよ!」どギルドをぼんだされだ青森出身の魔導士、通訳兼相棒の新米回復術士と一緒ずてツートな無詠唱魔術で最強ば目指す~【角川S文庫より書籍化】
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