高速で戦う2人がいた

「くっ！」

シトウは全帝の攻撃でし腕を切る

しかし返す刀で全帝の足にも攻撃する

「っ！」

全帝もそれをける

シトウは幻を作り距離を取ろうとするが全帝がそれを見破り、距離を離さない

この高速戦闘において魔法を詠唱する余裕は無い

詠唱をしていたらまず負ける

「流石ですね！」

シトウが左から剣を振る

「まぁ、先生だからな」

シトウの剣をしゃがんで避け、それと同時に足に剣を振る

「先生ね！」

シトウは全帝の攻撃をジャンプして避ける

そのまま重力を味方に袈裟斬りする

「言い得て妙だろう？」

袈裟斬りに対して剣を斜めにしてけ流す

「本當にね！」

シトウのバランスが崩れたが瞬時に幻を発させ、しでも有利になるようにする

「小賢しいな？」

全帝はシトウのいる場所に向かって剣を振る

シトウの幻は全帝に効いてないと思うがこの2人の高速戦闘では勝手が違う

1秒のに何回も剣を振るうことができるのでし気でも引ければそれが致命傷となる

「大人しく殺されてくれると楽なんだけどな？」

まだ全帝は本気でシトウを殺しに來ていない

「隨分と余裕ですね！」

剣を振るうが完璧に対処される

「まぁ、教え子だしな？」

全帝はシトウが攻撃する位置を解っているかのように避けたりする

全帝がいきなり剣を弾いて距離をとる

「まぁ、剣の攻撃ばかりでつまらないからね……魔法もれようか」

そう言うと全帝の周りに水で出來た龍が2匹生まれた

「〈水龍〉行け」

詠唱と共に龍が踴り狂う

龍が全てを飲み込むかと思えたがシトウは幻を使って何とか全帝の前まで行く

正直魔法を使われると勝ち目が無い

「おや？剣が好きかい？」

全力で剣を振るがけ流される

「僕はそれほど剣が好きじゃないですよ？」

け流された力を利用して再度攻撃する

「なら何故剣で勝負しようとする？」

「………」

「おや、黙りかい」

勿論シトウにも考えがあって剣での攻撃をしている

「僕は負ける訳にはいかない」

「勝てると思っているのかい？」

「ええ、思ってますよ」

ニヤリとシトウが笑う

「？？」

正直言って全帝はまだ本気にすらなっていない

その事はシトウにも解っているはずだが…

そう疑問に思った瞬間に後ろから攻撃をけた

「！？」

ビックリして振り返る

そこには何もいない

「こっちですよ？」

聲が聞こえた瞬間に左腕を切り裂かれる

「なに！？」

左を見るがやはり何もいない

だが確実に攻撃はけている

「貴方の誤算ですね？」

後ろから聲が聞こえた瞬間には全帝の首が飛んでいた

「ふぅ………」

シトウはボロボロので地面に座る

「何とかなったな……」

シトウが全帝に何をしたかと言うとただ幻を作り出しただけだ

それも実のある幻を……

だがいくら実のある幻を作ろうとしても全帝に見破られてしまう……だが、全帝はシトウのスキルを見誤っていた

シトウのスキルは全帝の知る當時よりも強化され、錬されていた

それに比べ全帝は知っていると慢心した

だからこんな高度な魔法を使える訳が無いと結論づけていたのだ

それ故に上手く全帝をハメられた

「行かなくては……」

立ち上がろうとするが足がもつれる

「っ……」

シトウは出多量で意識が朦朧としていた

「…………シトウ今助ける」

チェスが回復魔法をかけてくれたがけそうに無かった