《異世界転移するような人が平凡な高校生だと思った?》17話 脅威

「さぁユウ!ダンジョン行くわよ!」

「準備は出來てるぞ〜」

昨日しっかり休んで今日、無事俺は回復した。そして今日起きた時に思った。

が軽すぎる....と。

よく、ラノベとかで主人公が強くなる時、このフレーズを聞くことはよくあるだろう。だが俺にはが軽いというのがよく分からなかった。

そして今。その意味が良くわかる。

別に重が変わったとかじゃない。いや、多変わってるだろうけど、きっと常識の範囲だ。

じゃあ何が変わったかというとそれは、

単純にが強靱になった。

 けどそれだけじゃない気がする。

考えてみてほしい。なんであいつら主人公はいきなり自分のが強靭になってもすぐ馴染めているのだろうか。と

それは多分だけが強くなった訳では無いということ。例えば反応速度や勘。

 これらは経験や才能で手にれるものである。つまり、この世界の経験値は、本當に経験値であって、レベルをあげるだけの數値ではないのではないか、と言うのが俺の推測。

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 だからが軽いというのは単に脳が冴えてるという事だ。

だけどそれなら注意しないといけない。

 俺は多分このに馴染むのに絶対に時間がかかる。

 

 理由は簡単、脳が冴えてるとはいえそれはきっとレベル19程度だ。だが俺のステータスは多分レベル40くらいはいってるはずだ。

 まぁレベル19で、何故かこんなステータスになっていること自可笑しいのだが、まずは現実を見ないとな。

そうこうしてるうちにダンジョンの近くまで來た。

「さてユウ、今日はついに目的のターゲットまで殺りに行きたい訳なのだけれど。」

「あぁ、うん。それで?何回層に出るんだ?」

「20階層よ。あそこにはミノタウロスが確定でいる部屋があるわ。まぁその前に出てくればそれを倒して終わりってじよ。」

つまり最大でも20階層までは行くってことか。ハードだな。

「わかった。ただかしてウォーミングアップしてみたいから10層當たりで練習させてくれ。」

「えぇ、そのつもりよ。」

「よし、じゃあ行こうか。」

「そうね。」

*******************

10階層まで行く途中、暇すぎたのでこれを機に1番知りたかった報を聞くことにした。

 それはそう、この世界の常識。知ってて當たり前のこと。今までは、下手に聞くと、変に疑われるか、バカにされて終わりかと思っていたのでなかなか聞けなかったことだ。

ティファなら真剣に聞けばわかってくれると踏んだ。  

 し、いや割とかなり変な人を見る目だったが。訳ありと理解してくれて、何とか聞くことが出來た。

この世界はグレンデルというらしい。

そして俺がいた國の名前はクレイアスという。そしてこの世界での神への信仰は一人だけ。

 というより一人しかいないらしい。その名前はガイアス。この世界でこの名前を知らない人はいないという。

魔王についてだが、普通にいるっぽい。

なんか軽く聞こえるって?いや、軽いんだよ。多分まだ行を起こしてないのだと思う。

 まぁ別に、俺転移させられたけど魔王を倒せとか一言も言われちゃいないしね。

 魔王が暴れたってしーらない。

まぁそんなこんなで他にも細かい歴史などを聞いた俺だったがいつの間に10階層についていた。

「さて、10階層にもついた事だし、ウォーミングアップと行きますか。」

「いざとなれば助けるから思う存分やってみなさい。」

「中々頼りになるお言葉ありがとう。そうさせてもらうわ。」

早速俺は探索を開始する。すると早速し前方から足音が聞こてきた。

.....待ち伏せして首刈り取った方が早いか。

そう思い壁に張り付き魔が出てくるのを待つ。

するとまるで牛のような魔が出てきて.....ん?牛?

これ......もしかしてミノタウ───

「ゴァァァァァァァァァァァア!!」

「ちょっ!聞いてないぞーー!!!!」

取り敢えず猛ダッシュで逃げた。

「またなの!?ここ10階層よ!?なんでこうなるのよー!!!」

「ってかあいつはやいっ!!くそっ!こうなったら!」

俺は覚悟を決めてミノタウロスの方を向き突撃制をとる。だが───

「ぐふっ!」

なにかに引っ張られる覚をじ後ろを見るとティファが俺の首を摑み走っていた。

「あんた馬鹿なの!?ミノタウロスを挑むには準備が必要なのよ!今のあんたじゃ後ろに回り込んだって剣が折れて終わりよ!」

「本當にいつも事前報不足だなぁ!!!」

「うるさい!ミノタウロスが10階層に現れるなんて初めてだったのよ!!」

「あれほど人に油斷するなとか言ってたくせに!!」

走りながら不な言い爭いをしながらもミノタウロスとの距離は全然びずむしろまっている。

「ってかあんた銀ランクでしょ!?あんなの瞬殺できるだろ!」

「だからぁ!準備が必要だって言ってるでしょ!私の戦闘は事前に強化魔法を何度も何度も重ねがけして戦うのよ!」

「脳筋かよ!!!」

「あーもう口じゃなくて足をうごかしなさぁぁぁい!!!!」

迫ってくるミノタウロスに俺らは死ぬ気で逃げるのだった。ダンジョンの下の層に向かって─────────

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