《霊使いと冠位の10人》謎の霊
「なんだ!?」
(康太!下がるのじゃ!)
何かを察したハイネは康太に指示を出す。
その通りに咄嗟に下がると康太がいた場所に雷が落ちてきた。
無殘にも黒焦げになってる床を見て、康太の背筋が凍る。
「何スか一!?」
周囲を見渡すと白髪のがいた。
地面まで屆きそうな長い髪に、黃がベースの花柄の浴を著ている。
康太、リーシャ、ハイネの3人は息を飲んだ。
姿は普通のでも3人からすれば間違いの仕様のないその事実に目を見開くことしかできなかった。
「霊だって!?」
「ピンポーン。大正解です。じゃあちょっとあなたの力見せてあげなさい」
カトレアが命令を下すとその霊は中から雷を発し出した。
カトレアは校舎の中と屋上をつなぐ扉の上に飛び乗った。
康太が表を見てみると、焦點が合っておらず、どこを見ているかすらわからない。
「ハイネ!あれが魔獣墮ちしている狀態なんか!?」
(いや、魔獣墮ちしたらもっと魔力が濁るはずじゃ。あの者の狀態は妾達と何ら変わっていないようじゃ)
「じゃああれどう言うことっスか?まさかあの人霊使いって落ちはないっスよね?」
(いえ、それはないと思います。霊使いであれば、私とハイネが気がつかないはずがありません)
であれば、正気を失っているのか、られているのか。
どちらにせよ、放置することはできない。
康太は剣を構え直し、霊に向かって走り出す。
「いくっスよ!」
剣を振りかぶり、霊に斬りかかろうとする康太。
だが、霊のはを発し、いつのまにか康太の後ろに移していた。
「何!?」
霊のは康太の脇腹に手をかざし、小さく口をかす。
何を唱えたのか、康太には聞き取れなかったが、の手から凄まじい魔力の塊をぶつけられた。
「ぐわっ!?」
吹き飛ばされて、屋上の外に放り出されそうになる康太。
しかし、結界がそれを阻み、思いっきり背中をぶつけ、床に転げ落ちる。
「わお。凄いねあの子」
カトレアは口笛吹きながら、その様子を楽しげに観戦している。
(康太様!大丈夫ですか!?)
「いや、今のは結構効いたっス・・・。いってえ」
剣を支えにして脇腹を抑えながら立ち上がる。
「全く見えんかった」
(あれは雷の霊じゃな。を雷に変えて高速で移しているんじゃ。妾達だけできを捉えるは難儀じゃぞ)
屬の相で言えばハイネが適しているが、それは相手に魔を當てることができればの話だ。
雷の速度でく相手に魔を當てたり、斬撃を當てることはまさに達人技のレベルだ。
今の康太にそれができるかと問われれば、ほぼ不可能だろう。
しかし、結界の中に閉じ込められ、外からの援軍はあり得ない。
「くそ、泣きっ面に蜂ってこういうことかね」
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