《貴族に転生したけど追放されたのでスローライフを目指して自前のチートで無雙します》期㉖
「ほぅ、メリスとファルが……お主はくだらん冗談を言う奴ではなかろう。信じるとしよう」
俺は事の経緯を全て話した。途中、怒りと悲しみで、強く握っていた手が傷ついてしまったので無詠唱でヒールを使い、治しておいた
「ありがとうございます」
一応第1関門は突破だ
陛下の事だから俺の事を酷く疑うことは無いと踏んでいたがまさか疑いすらされなかったことに謝だ
「それで、なぜお主一人で來た? グランはどうした」
「父様には、何も言わずに來ました……父様は酷く荒れていたので……」
「そうか……お主は大丈夫なのか?」
悲しそうな、心配するじでこちらを見てきた
「俺は……大丈夫です。魔王國を潰すので」
「な! 魔王國を潰すだと!」
「と言っても反魔王國のヴィス魔王國の方だけです」
ドンッ! と陛下は機を叩く
そしてし激しく言う
「なぜヴィス魔王國のものの仕業だとわかる! その確証がなければ國はお主を擁護出來ぬし、軍を出すことも出來ない。お主1人では勝てないだろう、今は、しばし待て!」
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「犯人なら割れていますし、國からの擁護も軍も必要ありません。軍隊なら揃っています!」
陛下の言葉に俺は直ぐに返す
「犯人がわかっている? それに軍があるとは?」
陛下の眉間にしわがよる
「犯人は俺の使い魔、ネメスによって先程判明しました。そして軍は使い魔たちが協力してくれて85000の軍が用意できます」
「使い魔が居るのか? それに「達」とは……」
陛下は驚きの連続に頭を抱えた
「うむ、強いとは分かっていたがな……その使い魔たち、今ここに呼べるか?」
「はい。ネメス、スーリヤ、キウン、出てきて」
空中に黒いが開き、そこからみんなが出てくる
今回は召喚ではないのでったりはしない
「みんな、こちらは國王陛下だ。自己紹介をして」
「はっ! 私は神級悪魔ネメスでございます」
「神級悪魔だと!」
「私は神級天使のスーリヤです」
「我は皇狼のキウンだ」
「神級天使に皇狼様……お主は何者だアルト」
「……」
俺は何も言わなかったいや、言えなかった
この正は言えない
生きる神や、真の超越者など……
「まぁ、今はいい。侵攻できる軍を持っていることも、理由もわかった……仕方がない。」
「ほんとですか!」
「まだ何も言っとらんわ……うん、フルム魔王國には侵攻理由などを含めた書狀を書く。それを持っていけ」
「ありがとうございます!」
俺はホットした
もしかしたら進行を認めないと言われるかもしれなかったのだ
俺は一禮をして、陛下が書いた書狀をもって部屋を出た
「はぁ、グラン……お前の息子はいているぞ。お前はどうする」
アルトが部屋を出たあと、誰もいない部屋に1人、バーズは聲をらした
書狀を貰った俺はネメス達使い魔を連れてフルム魔王國の國境まできていた
魔王國だからといって暗闇に包まれているわけでも、霧が濃いわけでもなく、外側だけ見れば人間が住んでいても何らへんなことはないような場所だ
「そこの人間止まれ!」
恐らく下位であろう歪んだ顔の魔人が走ってきた
顔は人とかけ離れていても、言葉や仕草は同じようだ
「何用だ」
「俺はアルト。フルム魔王國魔王に逢いに來た」
魔人たちは笑った
「馬鹿な人間だ……我らでも會えない魔王様に人間が容易く會えるとでも?」
「會えるさ。國王陛下からの書狀を持っている」
俺はボックスから先程もらった書狀を取り出した
「な! これは確かに人間國の王國の王家の紋章である」
「これを我々が拝見するのは犯罪に當たる。よってアルト……いや、アルト様をフルム魔王國最上位客人としておもてなしをさせていただく」
そう言うとその場にいた門兵は剣を抜き地面に剣先を付けて膝を立てる
「北の國王國の國王陛下の使者アルト様、ようこそおいで下さいました」
「あぁ、おじゃまする。早速だが魔王の所へ案してほしい、俺はお前達について行く」
「承りました」
魔王國では自分より分の上と位置されるものを案する時は、「自らついてきてください」と言うと、それは不敬になる。
何故なら、上のものが下のなどについて行くことになるからだ
だから、上のものが下のものに「お前について行く」と口にしない限りは、決して案されない
そんなこんなで俺は、魔王との面會が許された
- 連載中59 章
【書籍化】雑草聖女の逃亡~出自を馬鹿にされ殺されかけたので隣國に亡命します~【コミカライズ】
★2022.7.19 書籍化・コミカライズが決まりました★ 【短めのあらすじ】平民の孤児出身という事で能力は高いが馬鹿にされてきた聖女が、討伐遠征の最中により強い能力を持つ貴族出身の聖女に疎まれて殺されかけ、討伐に參加していた傭兵の青年(実は隣國の魔術師)に助けられて夫婦を偽裝して亡命するお話。 【長めのあらすじ】高い治癒能力から第二王子の有力な妃候補と目されているマイアは平民の孤児という出自から陰口を叩かれてきた。また、貴族のマナーや言葉遣いがなかなか身につかないマイアに対する第二王子の視線は冷たい。そんな彼女の狀況は、毎年恒例の魔蟲の遠征討伐に參加中に、より強い治癒能力を持つ大貴族出身の聖女ティアラが現れたことで一変する。第二王子に戀するティアラに疎まれ、彼女の信奉者によって殺されかけたマイアは討伐に參加していた傭兵の青年(実は隣國出身の魔術師で諜報員)に助けられ、彼の祖國である隣國への亡命を決意する。平民出身雑草聖女と身體強化魔術の使い手で物理で戦う魔術師の青年が夫婦と偽り旅をする中でゆっくりと距離を詰めていくお話。舞臺は魔力の源たる月から放たれる魔素により、巨大な蟲が跋扈する中世的な異世界です。
8 195 - 連載中108 章
【書籍化】薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります―
【8月10日二巻発売!】 私、リズは聖女の役職についていた。 ある日、精霊に愛される聖女として、隣國に駆け落ちしたはずの異母妹アリアが戻ってきたせいで、私は追放、そして殺されそうになる。 魔王の秘薬で子供になり、別人のフリをして隣國へ逃げ込んだけど……。 拾ってくれたのが、冷酷公爵と呼ばれるディアーシュ様だった。 大人だとバレたら殺される! と怯えていた私に周囲の人は優しくしてくれる。 そんな中、この隣國で恐ろしいことが起っていると知った。 なんとアリアが「精霊がこの國からいなくなればいい」と言ったせいで、魔法まで使いにくくなっていたのだ。 私は恩返しのため、錬金術師に戻って公爵様達を助けようと思います。
8 73 - 連載中118 章
継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》
☆TOブックス様にて書籍版が発売されてます☆ ☆ニコニコ靜畫にて漫畫版が公開されています☆ ☆四巻12/10発売☆ 「この世界には魔法がある。しかし、魔法を使うためには何かしらの適性魔法と魔法が使えるだけの魔力が必要だ」 これを俺は、転生して數ヶ月で知った。しかし、まだ赤ん坊の俺は適性魔法を知ることは出來ない.... 「なら、知ることが出來るまで魔力を鍛えればいいじゃん」 それから毎日、魔力を黙々と鍛え続けた。そして時が経ち、適性魔法が『創造魔法』である事を知る。俺は、創造魔法と知ると「これは當たりだ」と思い、喜んだ。しかし、周りの大人は創造魔法と知ると喜ぶどころか悲しんでいた...「創造魔法は珍しいが、簡単な物も作ることの出來ない無能魔法なんだよ」これが、悲しむ理由だった。その後、実際に創造魔法を使ってみるが、本當に何も造ることは出來なかった。「これは無能魔法と言われても仕方ないか...」しかし、俺はある創造魔法の秘密を見つけた。そして、今まで鍛えてきた魔力のおかげで無能魔法が便利魔法に変わっていく.... ※小説家になろうで投稿してから修正が終わった話を載せています。
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2017年、隕石が地球に衝突し人類は絶滅するとされた予言は、2993年現在人類が生存している事で証明された。 だが隕石は地球に衝突して甚大な被害をもたらして、さらには隕石に付著した謎の生命體が地球で猛威を振るい、その後何度も隕石は落ちて來て謎の生命體を完全に駆逐する事が出來ず、地球の第三勢力として世界を恐怖させた。 そんな全人類の共通の敵が現れたのにも関わらず人類は手を取り合う事が出來ずに世界はバラバラのまま。 そんな世界に生きるいろんな人々の物語。 ※作者は趣味で書いているド素人の為文法や言葉がおかしかったりしますが、あらかじめご了承ください。 一応キリの良いと思えるところまで書き上げて、読み直して修正して確認して。。。って感じで書いてますので更新自體はけっこうゆっくりになると思います。 一応現時點では3部構成、サイドとアフターのストーリー合わせて5〜6部構成で考えております。
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主人公神谷皐月はトラックにより死んだ…それは神様が関わっていた!? 死なせてしまった神様は謝罪を込めて皐月を異世界に送ると言い そこから皐月の異世界生活が始まるが…能力がチート過ぎて…どうなってしまうのか!?
8 77 - 連載中74 章
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私の名前はロザリー・ルビリアン。私は、前世の記憶からここが乙女ゲームの世界であることを思い出した。そして、今の私がいづれ攻略対象者達に斷罪される悪役令嬢ロザリー · ルビリアン公爵令嬢であることも。悪役令嬢だけど、せっかくこんなに可愛く、しかも令嬢に転生したんだからシナリオ通りになんて生きたくない! 私は、これから待ち受ける悲慘な運命を回避するため令嬢であることを偽り、公爵令息に転じることを決意する。そして、なるべくヒロインや攻略対象者達とは関わらないでいこう…と思ってたのに、どうして皆私に関わってくるんです?! 出來れば放っておいてほしいんですが…。どうやら、フラグ回避は難しいようです。 (*'-'*)ノはじめましてヽ(*'-'*) 悪役令嬢(男裝)ものは書くのが初めてなので、不定期更新でゆっくり書いていこうと思ってます。誤字 · 脫字も多いと思いますが、興味があったら読んでみて下さい! よろしくお願いします!
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