《貴族に転生したけど追放されたのでスローライフを目指して自前のチートで無雙します》期㉛
「ネメス、スーリヤ良くやった」
転移魔法で帰ってきたネメスとスーリヤにアルトは褒めの言葉をかける
「勿なきお言葉です、主様」
褒めの言葉に嬉しさを隠せず笑みを浮かべたスーリヤとは対照的にネメスは恐の言葉を口にする
「これで敵の戦力は殘すところ魔王と四天王共だ。恐らく城の中に居るだろう。
俺とネメスの2人で乗り込む。キウンは引き続き雑魚共の処理と警戒、スーリヤは兵士達の傷を癒してやれ」
「「「意に」」」
ネメスとスーリヤ、キウンは頭を下げる
「よし行くぞ、ネメス!」
ネメスは立ち上がり俺の後ろへ、キウンは足早に殘黨の処理に、スーリヤは回復魔法の発に取り掛かる
俺は無言で転移を発し、城の中に魔力が集合している場所へと転移する
「良く來たな、人の子よ」
「あぁ、糞野郎が」
アルトは怒りからし殺気を放ち、魔王を睨みつけて答える
れた殺気に慌てるネメスであったが、その異様にない量(一般的には多い)の殺気で、アルトが理を保っている事を察した
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アルトは音を立てず、気配を殺しいきなりその場から消える
その瞬間、アルト辺りはの海とかした
魔王の橫に並ぶように立っていた四天王の4人の首が、そのから離れていた
「な……四天王達を一瞬で」
「おい魔王! 貴様の四肢を全て斬り落としてしてこれまでにない苦痛を與えて
殺してやる」
四天王達の返りを浴びたアルトの白い髪は所々真っ赤に染まり、恐らく進化したのであろうその赤い目は、狂気に満ちていて
腰の辺りから10本の尾が生えている
「ふぅー」
アルトは息を吹き出し地面を強くける
約10メートルの距離をその1歩で詰めたアルトは、魔王に右手に持った氷刀で斬りかかる
椅子に座っていた魔王はそれを何処から取り出したのか両刃の剣でけ止め、いつの間にか立ち上がっている
「なっ!」
まさかアルトはこの速さについてこられる事を想定しておらず、僅かな揺を見せる
「その程度のスピードならば、俺より遅いな」
魔王が突き出した右足をアルトは1歩退いて回避する
だが、その衝撃はすざましく、余波が襲いかかり大きく吹き飛ばされる
空中で回転しバランスを整えたアルトは先ほどよりし近い8メートルの辺りに著地した
「強化」
アルトは自に強化魔法を掛ける
「左手」
そう言うと先程とは比べにならないスピードで魔王に斬りかかる
恐らくその速さを魔王が捕えることは困難であろう
右手の氷刀をおおきく振りぬく
途端、魔王の左手は宙に浮き、赤いが飛び散る
「ぐぁぁぁ!」
「右手!」
アルトがし聲を大きくして言うと瞬時に右手が飛び上がる
また赤いが吹き出る
そのがアルトにかかり、先程までし殘っていた白の髪のは完全に真っ赤に染まり白の面影も無い
「水の癒し」
魔王の両腕の切斷面から吹きでるは止まる
「失で死なれては困るからな、痛みは殘るがは止まる程度に癒させて貰った」
「くっ……」
魔王は痛みから歯を食いしばり、聲が出せない
「次は左足だ!」
先ほどよりも大きい聲で言った
これまた直ぐに左足が宙に舞う
だが、赤いは吹き上がらない。魔王の足は氷刀で斬られて、その能力により斷面が凍りついている
「右足」
低く、思う聲で呟かれた。
左手に握られた雷刀の刃は赤く濡れ、ポタポタとその剣の先から地面にはが垂れている
雷刀できられた魔王は、雷に痺れ四肢のないそのは不安定に震えている
「こ、ころせぇ……」
最後の力を振り絞り言った魔王の言葉に見向きもせずアルトは致命傷となるが直ぐに死なない腹を突き刺そうと、剣を突き立てる
だが、その刃は屆かずアルトはその場から消える
否
吹き飛ばされた
アルトは頬に鈍で毆られたような重い痛みをじる
「僕の餌に手を出さないでほしいねぇ」
魔王の前には自分と同じ程度の歳の頃いや、し上くらいの男の子が腕を組み、笑みを浮かべて立っていた
だが、顔は笑っているが目は、笑っていない
「お、お前は誰だ!」
剣を杖に立ち上がり、無詠唱で屬XSランク魔法ー天使の慈ーを発し傷を完全に癒して立った
天使の慈とあるが、天使が何かをする訳では無い。そもそも魔法の名前を考えたのは古代の人とされている。
その先人が魔法で癒されるや、効果を勝手に天使の慈としているだけだ。
無論、スーリヤもこの魔法を使う
「僕はねぇ、フィダー・カント! 罪神さ!」
「なに?」
目の前の可らしい男の子は、自を罪の神、罪神ざいしんと言う
一信じられるだろうか
だが、アルトは信じられる
自分が察知しきれなかった攻撃、一撃で自分の骨を砕して何メートルも吹き飛ばすその力が、何よりの証拠だと……
「そいつを庇うなら、お前も殺す!」
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