《異世界転生~神に気にられた彼はミリタリーで異世界に日の丸を掲げる~》第二話特典と転生

「…特典を選ぶ前に転生する先の世界について知りたいのですが」

良太はそのように聞く。もし転生する先が現代よりも化學が進んだ先なら特典によっては使い道がなくなってしまうかもしれなかったからだ。

「それなら教えてあげますよ。転生する世界は中世ヨーロッパのような世界で魔法が存在します」

は快く教えてくれた。良太はその容を踏まえて特典を選ぶ。

程、分かりました。それならミリタリー関連でお願いします」

「分かりました。それならミリタリーの知識も與えましょう。ミリタリーに関するものは魔法ということにします。脳でイメージすればできますよ。それでは早速転生しますか?」

「はい、でもその前に一ついいでしょうか?」

「何でしょうか?」

良太はずっと気になっていたことを質問する。それと同時にってくる。

「貴方は一誰なのですか?」

その疑問には不敵に笑うが周りがってしまう。しかし、聲が最後に聞こえてきた。

「私は天照大神。今まで子孫ともども信仰してくれてありがとう」

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、天照大神の言葉を最後に良太の意識は反転した。

「…ううん?」

気が付くと良太は風が心地よい草原に寢ていた。上半を起こし周りを見回してもクラスメイトはおろか人すらいなかった。確認後立ち上がろうとしたとき左手がらかいものにれた。左の下を見てみればれな…ではなく稲荷輝夜の姿があり左手は彼満とは言えないが形の良いっていた。

「ううん?…!?」

眠っていた彼られるで目を覚ますとれられていることに気付き真っ赤にしてさらにれているのが良太と分かるとさらに赤くなった。

「りょ、良太。な、何故…!?」

「…すまん」

そう言うと良太はから手を外し立ち上がった。輝夜もし落ち著いたようで立ち上がった。

「こ、こちらこそすまんかったの。気が転してまっての」

輝夜の顔は赤かったが口元がだらしなく緩んでいた。どうやら恥ずかしさと一緒に嬉しさもあったようだ。

「で、何で稲荷様がいるんだ?」

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「む、稲荷様じゃなくて稲荷輝夜!きちんと覚えんか!というよりも様付けなのにいつの間にかため口!?」

「ダメか?輝夜」

「いいとも!」

名前呼びされてうれしい輝夜は普通に了承してしまう。

「それで、何でいるんだ?」

「それはお主も知っておろう。わしはお主と一緒にいたいと言ったであろう。だからあ奴に頼んで一緒に転生させてもらったんじゃ♪」

輝夜は楽しそうに言い良太は確かにと思い出す。

「その件については分かった。つまりここは異世界なんだな?」

「うむ、その通りじゃ。ここは大陸の北西に位置する島で大きさは日本くらいかの」

「大きいな。流石は異世界。それじゃあ、早速特典の確認をするか。確か天照大神の仰っていた通りなら脳でイメージすればいいんだよな」

天照大神の言葉を思い出しながら脳でまずは警察が使う拳銃を思い浮かべる。すると拳銃は出てこなかったが目の前に青いウインドウが現れた。

「…なんだこれ?」

そう思いれるとスマートフォンの畫面のように様々な畫面が出てきた。

『軍事基地一覧』

『軍事施設一覧』

『軍事品一覧』

『車両一覧』

『公共施設一覧』

『住居一覧』

『食料一覧』

『臣民一覧』

『???』

『???』

と描かれていた。その一つ『軍事品一覧』をタッチすると様々なものが寫る。

程、こうやって呼び出すのか」

孤立はしていたが授業を真面目にけて頭も悪くない良太はやり方を理解してまずは先ほど出そうと思っていた拳銃をクリックする。するとから何かが抜けていく覚がして拳銃が現れた。ってみるとずっしりとした重みがあり本ということが分かった。

「どうじゃ?特典の想は?」

そこへ橫から見ていた輝夜が楽しそうに聞いてくる。良太はその問いに満足げに答える。

「ああ、最高だよ」

「良太が強くなっていけば出せるものは増えていく。進するのじゃじょ」

「勿論だ」

次に良太は『住居一覧』を選択して二階建て住居を選択する。すると今度は上から見た地面が寫っており良太の目の前に赤い四角で囲まれたところがあった。恐らく立てる場所を決めるのであろう。良太はそのまま選択すると目の前に選択した住居が現れた。良太は輝夜の方を向く。

「とりあえずこの中にろう。輝夜も來るだろ?」

「勿論じゃとも。お主の行く所全てにわしはついて行くつもりじゃ♪」

二人は中にり一階のリビングにる。家はついてくるらしくソファーがあったがテレビはなかった。尤も、ここは異世界であるため必要はないのだが。

「それで?お主はこれからどうするのじゃ?」

輝夜は子供のようにソファーで跳ねて遊んでいる。こういうところは妹と似ており良太は輝夜が妹のように思えてくる。

「取り合えず能力を把握しておかないとな。いざという時に使えないとなると困るからな」

そう言って畫面をいじっているととある畫面に行きついた。

「魔力殘量85?」

そう言えばと良太は思い出す。天照大神がミリタリーを魔法にすると言っていた。つまり自分の中の魔力を使って召喚したのだろうと良太は考えた。よく見れば拳銃が5、住居が10と書かれており元もとが100であったことが分かった。

「輝夜、魔力はどうやって回復するんだ」

「時間の経過とともに回復するはずじゃよあ奴(天照大神)もその辺は考慮してくれているはずじゃよ」

輝夜がそう言うので調べるとなんと『食料一覧』の所に魔力回復ポーションといのがあった。調べるときちんと説明が書かれていた。

【魔力回復ポーション】

【飲むと魔力を20~30回復できる。その代り一度飲んだら半日は飲まないようにしないといけない。連続で飲むと魔力が暴走、吹き飛びます】

「怖いな。気を付けないと」

死因が魔力回復ポーション飲みすぎによる破裂などお斷りだともって一つだけ出す。今回は魔力を消費しなかったようだ。

「これが魔力回復ポーションか」

見た目は瓶にった青いであるが何処かしドロッとしていた。良太はそれをソファーの目の前にあるテーブルに置くと畫面に視線を戻す。もうし魔力を使ってから使うようだ。

「『臣民一覧』って言うのを開いてみるか」

『臣民一覧』を開くと男とを選択する畫面が出てきての方を選ぶと次に背格好や人種、初期裝備を選ぶ畫面が出てくるが淡々と打ち込み最後に召喚をおす。初期裝備を含むため魔力は70消費したがその分うまく作ることが出來た。召喚したのは迷彩の軍服を著たで年齢は20代前半、戦闘特化のそのは良太に敬禮する。

「初めまして鹿島様。私は朝霞博と言います。よろしくお願いします」

「ああ、こちらこそよろしく頼むぞ。早速で悪いがこの家の警護をお願いしたい。これを使ってくれ」

良太はそう言って先ほど召喚した拳銃を渡す。け取った博は敬禮して家の外へと向かっていった。

「…取り合えず臣民はどうやるか分かったがこれは意外とチートだな」

天照大神からの特典に良太は慄くのであった。

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