《魔法の世界でプログラム》ライムバッハ家
どうやら俺は転生したようだ。これで、パソコンがあれば、またプログラムができる。地球ならどんな田舎でも、なんとかパソコンを手できれば、プログラムができると・・・。この時は、心が歓喜に包まれていた。
しかし、まだ産まれたばかりの赤ん坊である。それこそ自分の周りを把握するので必死だった。どうも、海外らしい事は解った、言葉も自分が知っている言葉ではない。なんとなく、規則がありそうだという事は理解できるが、解析するための報が不足していた。言葉は、もうし自由に移できて、指差し確認をしながら覚えるしかない。児だって事もあり、基本は母で育ったが、母に預けられて、母親は朝と夕方に顔を見せに來て、抱きしめて母に狀況を尋ねている。・・・じだ。父親らしい人は、週に一度くれば多い方で、基本的には顔を見せない。父親も母親も、かなり地位が高い人のようで、母を始めメイドやお手伝いさんが多數居る。どうやら、"いいところ”に転生したようだ。
転生してから、數ヶ月が経過した時に、俺は驚くべきを目にした。夜に起きた時に、メイドの一人がランタンに火を付けた。ランタンって事は電気がないのか?そんな疑問も出てきたが、それよりも、メイドが何もない所から、何か言葉を綴った。その瞬間に、指先に火が燈って、ランタンの油が燃えだした。最初は、目の錯覚や勘違いだったのだろうと思ったが、數回そんな場面を目撃した。1回だけなら勘違い。2回目撃したら、まだ気の所為。3回目撃したら、確信に・・・。4回目撃したら、間違いない。
Advertisement
魔法がある世界だ!地球上で魔法が使える地域や民族が居るという話は聞いた事がない。もしかしたら、國によって保護されて居て、魔法が使える一族が集落を形しているのかもしれないという考えもあったが・・・・。それよりももっと明確な答えがある。
魔法がある世界に・・・。俺は、異世界に転生したのだ!
それから、早く魔法を使ってみたくて、母達がいない時に、いろいろ試行錯誤したが、まだ言葉も喋られない俺では魔法は発しないようだ。ゲームとかでよくあるステータスを見る事も出來ない。あれも出來ない。それも出來ない。母から食事を貰って、排泄して寢るだけの生活が続いた。思考をする事ができるが、すぐに眠くなってしまう。泣くのを我慢しているが、意思とは関係なく泣いてしまう事もある。
そんな俺でもできる事があった。調べたいを見つめて”調べる”と念じると、調べたいの上に明なウィンドウが開いて、報らしきものが表示される。困った事に、このウィンドウに表示される文字が読めないのだ。しかし、この報らしきを表示される事が、誰でもできる事なのか、俺にしか出來ない事なのか解らない。それに、人を”調べる”とやっても”ビィビィビ”と出來損ないのBEEP音が鳴るだけだ。
Advertisement
何か、規則のようながないのかを、目にるを調べることにした。幸いな事に、見える範囲に意外とが多い事もあり、文字の規則はなんとなく理解出來始めてきた。しかし、困った事が発生した。俺が最初に”調べた”のは、自分にかかっている"布団”だ。最初は、ヌぅろゥ布トぉとォ団と表示されていたが、何度か”調べる”を行っていたら、シぃんォ掛のいけヌぅろゥ布トぉとォ団に変化して、さらに枕や敷布団を”調べる”を行っていたら、シぃんォ掛のいけヌぅろゥ布トぉとォ団との表示の他に『てちワほーすちラこにビオぉてェッからトみらのネぇうぅニぃのぉ皮/てちワほーしちダオぉてェッのなクみらのネぇうぅ』などと表示されるようになった。報が増えるのはいいことだが、規則を調べる事ができなくなってしまった。
そんな”調べる”だが、いろいろ調べる事で、”調べる”回數が増えていく事が解った。最初の頃は、4~5回で眠くなってしまったが、今では、連続で20回程度”調べる”を行っても眠くなる事はなくなった。
どのくらい経ったのだろうか、1年位は経過していたのだろうか?子供の時の記憶など無いが、ハイハイでける上に、離食も食べ始めている。すこし前から、母が夜になると、本を持ってきて、読み聞かせをしてくれる。そのおかげで大分言葉も解ってきた。指差して、”なにこれ”と聞くと答えてくれる様になってきている。まだしっかりとした発音は出來ないが、コミュニケーションが取れる喜びをじる事が出來ている。
Advertisement
いつもの同じように、母が読み聞かせを來てくれている。その時に・・・。
”異世界日本語変換スキルを取得しました。アクティブにします””スキルを隠蔽しますか(はい/いいえ)”
と、頭の中に響いた。
(はい)
咄嗟に答えた。スキル?なんだ、今のは?母がこっちを見ている。
「坊ちゃま?アルノルト坊ちゃま?」
(言葉がはっきりと解る。スキルってそういう事か?喋れるのか?)「ママ?」
違うのは解っているが、照れくさい。その上、なんて話していいのか解らない。
「!!奧様。奧様。アルノルト坊ちゃまが・・・」
隣の部屋に母が駆け込んでいくのが解った。
「なんです。ルグリタ。アルノルトがどうしたのですか?」「はい。奧様。坊ちゃまが、私の事を”ママ”と・・・。」「本當ですか?」「はい。間違いありません。」
母と母が部屋にってくる。言葉を話さなかったのがよほど心配だったのだろう。母は、すこしだけ慌てたじで、俺の所に來て、
「アルノルト。わたくしが、貴方の母親です。ママですよ。」「ははおや?ママ!!」
どう答えていいのか解らない。どうやら、俺の名前は”アルノルト”というらしい。
「そうです。私が、貴方のママの、アトリアです。この子は心配させて・・・。ルグリタ。」「はい。奧様」「うちの人を呼んできて、まだ書斎に居るでしょう。」「はっはい。かしこまりました。」
母の名前は、ルグリタと言うらしい。どうやら、父親を呼びに行くようだ。
「アルノルト。良かった。貴方は、ライムバッハ家の長男なのですからね。良かった。喋る事が出來なければ、魔法も使えない。どうしようと思っていたのよ。」「ママ?」「大丈夫。これから、いろいろ覚えていきましょう。」
頷く事で、意思を伝える。あまり多くの言葉を喋って、疑われても困る。それでなくても、こちとら47歳の中年男だ。それに、どこまで通じるのかも解らない。日本語の言い回しのまま伝えて意味が違ったりしたら困る。
ドアを開けて、父親らしき人と先ほどの母が駆け込んできた
「アトリア。本當なのか?アルノルトが喋ったのか?」「はい。あなた。わたくしの事を”ママ”とはっきりと・・・」
抱きかかえていた俺を父親に渡したようだ。
「そうか、良かった。俺の子が”話せない”では困るからな。」「はい。あなたに似て聡明な魔法師になります。はっきりとした口調で”ママ”と言ってくれました。」「そうか、アルノルト。俺が、おまえの父親のエルマールだ。解るだろう?”パパ”だ。」
「ちちおや?パパ!」「そうだ。パパだ。そうだ、アルノルト”火の霊よ。指先に集まり、火を燈せ”と言ってみろ」「あなた。まだ無理よ。」「わからんだろう。俺とおまえの子供だぞ!」
それが呪文なのか、この年で詠唱とか恥ずかしいな
「ほら、いいか一度やるから見てみろよ。」父親は、人差し指を出して、詠唱を始めた。”火の霊よ。指先に集まり、火を燈せ”その瞬間に、指先にマッチをったときのような炎が上がった。「いいか、魔力を指先に集めて、火が燃えるイメージをするのだ。いいか・・・」
「あなた。まだ、調べもしていないのに無理ですよ」「ははは。言われてみればそうだな。」
「ひのせいれいよ、ゆびさきにあつまり、ひをともせ」
力がごそっと抜かれて、指先から大きな青白い炎が上がった次の瞬間、炎が消え。
遠くで、母親と父親と母が何かんでいる聲が聞こえたが、俺は意識を失った。
次に目を覚ましたのは、周りが明るくなってからだ。心配そうにしている、ルグリタの顔が目にる。
「るぐりた?」「旦那様。奧様。アルノルト坊ちゃまが目を覚まされました。」
二人が駆け寄ってくるのが解る。心配させてしまったようだ。
「アルノルト!」「アルノルト。」「パパ!」「ママ!」
「良かった。やはり、魔力欠乏癥だったのだな。」「あなた。」「あぁ解っている。アルノルト。昨日の言葉は、俺がいいと言うまで口にしてはならない。」「・・・・うん。」
1才児の言葉遣いなんてわからん。
「よし、アルノルトは賢い。俺を上回る魔法師になるに違いない。」「あなた!」「そうだな。ルグリタ。頼むな。アルノルトが無茶をしないように見張っていてくれよ。」「かしこまりました」
そうか、まだが出來ていない時に魔法を使ったから、意識を飛ばしてしまったのだな。どのくらいから使えるのかとかわからないけど、暫くはおとなしくしておこう。
言葉が解るようになっただけでも大きな進歩だ。それから、夜の読み聞かせの時に、ルグリタが読んでいる本を見るようにしている。知識がドンドンと育っていく。今は自重しなければ、そんな思いで日々を過ごしている。ご飯を食べて、寢る。時々抱かれて外を見に行く事が増えた事が大きな変化だ。やはり、想像していた通り、電気もガスもない。皆簡単な魔法は使えるようだが、人によって差が出ている。”調べる”は今では何十回と行っても眠気が來る事がなくなった。試しに、夜だれも居ない事を確認して、教えられた詠唱を行ってみた。指先に炎が燈った。一瞬で消えることなく暫く付いていた。そして、自然と消えて、また意識を失った。
ルグリタが朝起こしに來るまでたっぷりと眠ってしまったようだ。その日から、毎晩検証を行った。覚的な事でもあるが、炎が燈る時間が徐々にびているように思えた。最初の頃は數秒だったが、今では數十分燈していられる。覚的には、30~40分だ。その間、息を吹きかけようが、腕を振り回そうが消える事はない。でも、最後に意識を失うのは同じだ。これでは、使い勝手が悪い。メイド達を観察していると、詠唱の時に、霊の後に、”xxの魔力にて"と詠唱している。もしかして、これはゲーム風にいうとMPの量なのか?その夜に試してみる事にした
”火の霊よ5の魔力にて。指先に集まり、火を燈せ”
指先に火が燈った。そして、覚で5分程度火が燈ってから消えた。この検証結果から、魔力1で1分程度火が燈る事が解った。意識失うまで火が燈った時は、魔力が無くなったのだと仮定した場合に、俺の今の魔力は30~40程度ある事になる。これが多いのかないのか解らない。
ただ疑問なのが、同じランタンに火を燈すという作業でも、メイドによって詠唱が違う事があるのだ。的には、數字の部分が若干違うのだ。1だったり、多いものだと7だったりする。継続する火もマッチ程度の時間2~3秒程度がほとんどだ。俺の場合、1の魔力での1分近く燈る事を考えると、何か違う要素があるのだという事だ。でも、詠唱には違いは見られない。試しに、
”火の霊よ0.01の魔力にて。指先に集まり、火を燈せ”
とやってみると、1秒位の間、燈って消えた。次に、日本にいた時に読んでいたWeb小説の中の定番である。”魔法はイメージ”を実験してみた。火が燃えるイメージを持ちながら、詠唱した。火が一瞬だけ大きく燃えて、消えた。一度だけだと違う可能があるので、今度は、同じ詠唱でイメージを高溫の炎をイメージした。青白い炎が出て消えた。イメージを反映しているのは間違いない。ただ、イメージは曖昧なでも大丈夫な様だ。今度は、詠唱を口に出さないでやってみた。驚いた事に、炎が出た。この事から、詠唱は必ず必要ではなく、イメージを補完する為のだという事が解った。また同じ魔力の量でも『弱く長く』と伝えると、燈る時間が長くなる。次に詠唱を工夫してみる。
”火の霊よ1の魔力にて。目の前に集まり、空気を燃やせ”
とやってみると、イメージでは1m先の空間に炎が出るようなじでの詠唱だが、イメージ通りに一瞬だけ炎がでて消えた。魔力1だと1分位継続するイメージだったが、空気を燃やせとした為に、俺の中では、空気は一瞬でなくなってしまうと考えてしまったので、炎が現れて消えてしまったのだ。そう結論付けると、いろいろ出來そうな事が解ってくる。イメージした通りに現象が発生する。ただし、そこに魔力という力が加わる事で、一定の換法則がり立っているのではないかと考える事ができる。ようするに、力・・・インプットのパラメータだと考えられる。それを、だれにお願いするのかが、”火の霊”だ。ちなみに、”水の霊”とか”土の霊”とか言葉を替えてみたが、魔法は発しない。それは、霊というが存在していて、実現不可能だからエラーになっているのか、俺自信が、水で火をおこす事に矛盾をじているから發現しないのかは解らない。”指先に集まり"とか言うのが場所やポイントの指定なんだろうという事は想像がつく。その後に続くのが命令や事象のアウトプットなのだろう。
そう考えると、魔法がプログラムの様に思えてくる。違うのは解るが、いろいろ実験してみたくなる。
俺は、こんな楽しい実験をしながら、いつのまにか3歳になっていた
【コミカライズ&書籍化(2巻7月発売)】【WEB版】婚約破棄され家を追われた少女の手を取り、天才魔術師は優雅に跪く(コミカライズ版:義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される)
***マンガがうがうコミカライズ原作大賞で銀賞&特別賞を受賞し、コミカライズと書籍化が決定しました! オザイ先生によるコミカライズが、マンガがうがうアプリにて2022年1月20日より配信中、2022年5月10日よりコミック第1巻発売中です。また、雙葉社Mノベルスf様から、1巻目書籍が2022年1月14日より、2巻目書籍が2022年7月8日より発売中です。いずれもイラストはみつなり都先生です!詳細は活動報告にて*** イリスは、生まれた時から落ちこぼれだった。魔術士の家系に生まれれば通常備わるはずの魔法の屬性が、生まれ落ちた時に認められなかったのだ。 王國の5魔術師団のうち1つを束ねていた魔術師団長の長女にもかかわらず、魔法の使えないイリスは、後妻に入った義母から冷たい仕打ちを受けており、その仕打ちは次第にエスカレートして、まるで侍女同然に扱われていた。 そんなイリスに、騎士のケンドールとの婚約話が持ち上がる。騎士団でもぱっとしない一兵に過ぎなかったケンドールからの婚約の申し出に、これ幸いと押し付けるようにイリスを婚約させた義母だったけれど、ケンドールはその後目覚ましい活躍を見せ、異例の速さで副騎士団長まで昇進した。義母の溺愛する、美しい妹のヘレナは、そんなケンドールをイリスから奪おうと彼に近付く。ケンドールは、イリスに向かって冷たく婚約破棄を言い放ち、ヘレナとの婚約を告げるのだった。 家を追われたイリスは、家で身に付けた侍女としてのスキルを活かして、侍女として、とある高名な魔術士の家で働き始める。「魔術士の落ちこぼれの娘として生きるより、普通の侍女として穏やかに生きる方が幸せだわ」そう思って侍女としての生活を満喫し出したイリスだったけれど、その家の主人である超絶美形の天才魔術士に、どうやら気に入られてしまったようで……。 王道のハッピーエンドのラブストーリーです。本編完結済です。後日談を追加しております。 また、恐縮ですが、感想受付を一旦停止させていただいています。 ***2021年6月30日と7月1日の日間総合ランキング/日間異世界戀愛ジャンルランキングで1位に、7月6日の週間総合ランキングで1位に、7月22日–28日の月間異世界戀愛ランキングで3位、7月29日に2位になりました。読んでくださっている皆様、本當にありがとうございます!***
8 78ひねくれ領主の幸福譚 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!【書籍化】
【書籍第2巻が2022年8月25日にオーバーラップノベルス様より発売予定です!】 ノエイン・アールクヴィストは性格がひねくれている。 大貴族の妾の子として生まれ、成人するとともに辺境の領地と底辺爵位を押しつけられて実家との縁を切られた彼は考えた。 あの親のように卑劣で空虛な人間にはなりたくないと。 たくさんの愛に包まれた幸福な人生を送りたいと。 そのためにノエインは決意した。誰もが褒め稱える理想的な領主貴族になろうと。 領民から愛されるために、領民を愛し慈しもう。 隣人領主たちと友好を結び、共存共栄を目指し、自身の幸福のために利用しよう。 これは少し歪んだ気質を持つ青年が、自分なりに幸福になろうと人生を進む物語。 ※カクヨム様にも掲載させていただいています
8 135【書籍化】捨てられ令嬢は錬金術師になりました。稼いだお金で元敵國の將を購入します。
クロエ・セイグリットは自稱稀代の美少女錬金術師である。 三年前に異母妹によって父であるセイグリット公爵の悪事が露見し、父親は処刑に、クロエは婚約破棄の上に身分を剝奪、王都に著の身著のまま捨てられてから信じられるものはお金だけ。 クロエは唯一信用できるお金で、奴隷闘技場から男を買った。ジュリアス・クラフト。敵國の元將軍。黒太子として恐れられていた殘虐な男を、素材集めの護衛にするために。 第一部、第二部、第三部完結しました。 お付き合いくださりありがとうございました! クロエちゃんとジュリアスさんのお話、皆様のおかげで、本當に皆様のおかげで!!! PASH!様から書籍化となりました! R4.2.4発売になりました、本當にありがとうございます!
8 67グンマー2100~群像の精器(マギウス)
2100年のグンマーは、半知成體ビーストとの戦いの最前線。 群馬で最高の権力と知能、精神力を持つ少年少女達の生徒會。 名は、群馬最高司令部、通稱GHQ(Gunma・Head・Quarters)。 此れは、グンマー人によるグンマー物語であるかもしれない。 ★は挿絵等有り 人類の敵、ビースト。 OTONA(國連)や首都圏首席との政治的対立。 首都圏、栃木・茨城・千葉連合との武力衝突。 色んな事が起こる予定。 アルファポリス様にも投稿
8 77明日流星群が見れるそうです。
綺麗な星の夜、どこかで謎の墜落事故があった。奇跡的に生き殘った彼女は、人間と言うにはあまりにも優しく、殘酷な生き物だった。 子供時代、心にとても深い傷を負った長崎安曇(ながさき あずみ)は彼女と出會って少しづつ前に進んでいく。
8 160コンビニの重課金者になってコンビニ無雙する
■ストーリー ・ある日、900億円を手に入れた。世界的規模で寶くじを運営している會社のジャックポットくじに當たったのだ。何に使うか悩んでいたが、家の近くにコンビニが無い事を不便に思い、ひょんな事が切っ掛けでコンビニを始める事にした。 (一番近いのは、二駅隣のホームセンター併設のスーパーマーケット) もっと便利に、もっと、もっと・・と便利を追及して行く內に、世界でも屈指のコンビニ重課金者となっていた。拡張し過ぎて、色々商品も増え、いつの間にかその世界では有名な”最強のコンビニ”になっていた。 そのコンビニに行けば、何でも売っている。 マッチ一本から、原子力潛水艦まで。 いつの間にか、その土地は不可侵となり、國と國との取り持ちまでする様になっていた。『なんで、そんな事に』って?そんなの、こっちが聞きたいよ……ただ単に、便利で安全で快適さを求めていただけなのに。 いつの間にかコンビニ無雙する事になった男の物語。 ---------------------- ■その他 ・少しづつ更新していく予定です。
8 88