《魔法の世界でプログラム》迷宮攻略?
「ユリアンネ。さっさと行くぞ」「はい。お兄様。」
皆と迷宮ダンジョンにっていく。低階層までは、眷屬が探索を行っているはずだ。
「カウラ。何階層まで進んでいる?」「う~ん。10階層位までは何もいなかったみたいにゃ」「ご主人様。15階層までは大丈夫です。」
15階層以上の深さがあるという事か。
「解った。カウラ。ルト。取り敢えず、案を頼む。」「はいにゃ」「かしこまりました」
何か、後ろでヒルダとユリアンネがブツブツ言っているが無視しておく。
カウラとルトの宣伝通りに、魔にも獣にも、勿論盜賊の様な奴らにも合わないで、10階層まで進むことができた。10階層は、広い部屋があるだけの場所だ。本來なら、フロアボスが居たのだろう。この辺りまでは冒険者が來ているのだろう、何か求めてきたのだろうが、本當に迷宮ダンジョンが休眠狀態なのだろう。何も出てこない。
休憩の必要もないので、そのまま進む事になった。「ヒルダ。ナーテ。きつかったら言えよ。」「はい。解っていますわ」「うん。おいらは大丈夫。」
そのまま、15階層まで進んだ。迷路の様になっているが、ラウラ。カウラ。ユリアンネ。アン。ルト。が、眷屬を使って、迷路を攻略していく、本來、魔が居たらかなり、”てこずりそうな”マップになっている。
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俺達は、ピクニック狀態になっているが、迷宮ダンジョンだから、罠もありそうだ。しかし、テディが言うには、殆どの罠は魔力がないと発しないので、死んでいるのではないかという事だ。低階層には、落としが開いた狀態で放置されていた場所が有ったりした。
20階層も、フロアボスが居た形式がある。「なぁテディ。魔力が切れてから、魔はどうなるのだ?」「主様。どういう事ですか?」「あぁ単純にな。魔力がないと、魔が生まれないのは解った。じゃ生まれた魔はどうなるのだ?」「あぁそういう事ですか、施設に魔力がなくなれば、自然と消滅してしまいます。」「そうか、その時には、魔核はどうなる。」「なくなります。」「え?あぁそうか、魔核の魔力がある間はけるけど、それがなくなったら、止まって”死んでしまう”と同じ狀況になるのだな」「はい。そうです。」「テディとしては、ここまで進んだ想としては、やはり魔力がなくなっていると思うか?」「はい。間違いなく。」「そうか、でも、不思議だな。迷宮ダンジョンは、魔力で作られているのだろう?壁とかよく崩れないよな」「それは、一度形されてしまっていますからですね。生きている施設だと、傷つけたら、魔力で修復されますが、ここの様な施設では復舊しません。」「そうか、壁ももろくなってきているだろうし、早く復舊させないとな。」「はい!」
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25階層になっても、まだ迷路が続いている。広さもドンドン広くなっている印象がある。かなり気合いれて作ったようだ。
「ご主人様。」「なんだ?」「そろそろ、一旦休憩にしませんか?」「あぁそうだな。」
気が付かなかったが、ヒルダとナーテにかなり疲労が溜まってきているようだ。先は長い。30階層に行けば、フロアボスの場所で広い部屋があるのだろう。そうしたら、野営地を作って休む事にしよう。
軽く食事をして、冷たい水を用意して、を潤す。「ヒルダ。ナーテ。今日は、後5階層降りたら、一旦區切るからな。それまで頑張ってくれ。」「はい。」「わかった。にいちゃん。もうし水を貰っていい?」「あぁ。」「うん。」
さて、一息著けたけど、あまり腰を落ち著かせるのは良くないだろう。
「よし。行くか?案頼む。」「はいにゃ!」
カウラが戦闘で案を開始する。すぐに26階層への階段が見つかる。本當に、なんにもないな。この辺りまで降りてくる奴は居なかったのだろう。低階層にあった、壁の傷や足跡が無くなっている。
30階層は、予想通りにフロアボスだったのだろう。広い部屋があった。部屋の前に、いくつかの休憩出來るスペースが存在していた。
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そのひと部屋を使って、野営地を作る事にした。ユリアンネが気合れて作ろうとしたので、軽く汗を流せる場所と、トイレだけにさせた。後は、別の部屋で寢る場所を作らせた。この施設はそのままにしてことにした。生き返った後も使えるだろう。ここまで潛ってこられる冒険者がいるか解らないが、あって困るではないだろう。
夕飯を、今日はナーテとルトが作ると言い出した。任せる事にして、他のメンバーは、魔法制の訓練をする事にした。
食事を取ってから、順番にシャワーで汗を流していく。おれは、開発ツールを起して、何が出來るのかを探ってみる事にしている。その前に、迷宮ダンジョンからでも管理が出來るのか試してみる事にした。両方とも無事見る事ができた。魔力の消費も大丈夫な様だ。何か、大きなでもない限り、このままで大丈夫なのだろう。
「にいちゃん。ご飯できた!」「そうか、それじゃ、夕ご飯にしよう。」「うん!」
ナーテが作っていたのは、所謂野菜炒めの様だ。の種類は、何を使ったのか食べればわかるだろう。野菜もしっかりっている。ルトは、スープを作った様だ。こちらも野菜をベースにしたスープだ。
パンは、まだ買ったいパンだ。ライムバッハ領に行けば、酵母を効かせたパンが食べられるかもしれないけど、しょうがない。ルトが作ったスープにパンをつけてから食べる。これは、これで味しい。もともと、パンにつけて食べる事を想定しているのだろう。
ナーテが作った野菜炒めも、十分味しい。
「ナーテ。味いぞ」「本當?よかった!」
にっこり笑った顔は確かに、の子だ。頭をでてあげると、俯いてしまった。
「お兄様。明日は、わたしが夕ご飯作りますわ。」「いえ、わたしが作ります。」
ユリアンネとヒルダの二人がそう言い出した。
「お前たち、まともな作られるのか?」「勿論ですわ!」「當然です。」
かなり怪しい。食材にも限りがあるからな。
「いい。明日は、ラウラとアンに頼む。いいよな。二人とも?」「かしこまりました」「ハハハ。了解だよ。ヒルダ。手伝ってくれる?」「アンの手伝いか・・・いいよ。」「ラウラ。わたくしも手伝いますわ。」「はい。お願いします。」
4人で作る程の量でもないだろうに、と思ったが、口に出して言わないほうがいいだろう。
「どうした?カウラ。」「アル兄ィ。今日は、ここまでにゃ?」「その予定だよ。」「アル兄ィにお願いがあるにゃ」「なに?」「軽くでいいから、模擬戦をしてしいにゃ」「どうした・・・。」「もう。僕、負けたくない。アル兄ィを守れないのはイヤにゃ」「そうだな。俺も強くならないとな。」「僕は、それ以上に強くなる。」
「フロアボスの部屋に行こう。あそこなら、多き回っても大丈夫だろう。」「はいにゃ!」「にいちゃん。おいらも・・・。」「ご主人様。わたしも、ご一緒させて下さい。」
結局、力がなくなるまで、組み合わせを変えたり、PTを変えたりして、模擬戦を行った。個々の問題點も見えてきた。
俺達のPTは、魔法職が多いように思える。しょうがない事だが、近接戦闘が、俺とカウラだけになってしまっている。盾役のナーテは、今暫く訓練をしなければならない上に、重の問題もある。ルトがフォローに廻っているが、それでは、ナーテが盾役を行う意味はない。
ヒルダ。ナーテ。ルト。を、PTにして、俺とカウラで戦った時には、瞬殺に近い速度で、模擬戦が終わってしまう。しかし、ヒルダ。ナーテ。ユリアンネのPTなら、俺やカウラの攻撃を、ユリアンネが土魔法で壁を作って防ぐ事が出來る。作った壁に、ナーテが氷魔法を施す事で強度を増す工夫もしている。
これらの特が解ってきたので、編を変える必要があるかもしれない。
模擬戦で汗もかいたので、シャワーを浴びて寢る事にした。翌日は、起きた者が順番に起こしてから決める事になった。
ナーテが最初に起きたようだ。皆を起こしている。そのまま、食事にして、階層を降りていく事になる。
階層も広くなってきていて、一つの階層を降りるのにも30分位は必要になっている。20階層を降りる事を目標にする。
順調に進む事ができている。やはり魔が出ないので、迷路を進む様にはなっているが、この辺りの階層から、迷路もなくなっている。ほぼ一本道狀態になっている。最初は、30分位かかると見ていた階層が10分足らずで下の階層に行く事が出來る。
すでに、50階層に到達した。し休憩を取ってから、下層を目指す。完全に一本道になっている。各階層に3~5の部屋が連続である。ボス部屋が続く形になって、居たのだろう。60階層まではそんなじの階層になっている。
61。62。63。階層と、大きな部屋があるだけの階層になっている。
64階層に著いた。ここは、大きな部屋が繋がっている。5つめの部屋を越えた時に、扉だけがある場所にたどり著いた。
「テディここでおしまいか?」「だと思います。」「64階層か・・・。」「主様。それが何か有りますか?「いや、なんでもない。それよりも、その扉を開けて中にるとしよう。制室だと嬉しいのだけどな」
ドアノブに手をかける。(警告!警告!)
最低限の機能はまだ生きているのか?
(ステータスを確認。)
いきなりステータス確認か?ステータス表示を行う。
(迷宮踏破者と推定。管理人不在から10,816,857,139秒。現在、管理者不在と判斷する。)
(管理者の資格を示せ!)
資格を示せって言われてもな。
「テディ。どうしたらいい?」「主様どうしたのだ?」「え?聞こえてなかったのか?」
皆、俺が急にかなくなったから心配していた。ドアノブを握ってからの事を話した。
「それなら、ドアノブを握って魔力を流してみればどうですかね?」「そうか、まぁダメ元でやってみるか・・・。」
テディに言われるように、ドアノブを握って、魔力を流し込んで見る。
(魔力を確認。管理者としての資格有りと認める。)
大丈夫な様だ。コントールや端末が無いと、何が行われているのか、見えないから不安になる。
(端末を接続し、アクセスコードを力せよ。アクセスコードは、)
ふむ。端末がステータスシートでいいのか?ノーパソを起してケーブルをさして見る。何かロードされているようだ。
示されたアクセスコードを力すると、畫面が切り替わって、アカウントの作になるようだ。
作は、ノーパスではなくステータスシートで行うようだ。ステータスシートを起したまま、ドアノブにる。
(アクセスコードの初期化.......功。報取得......功。管理者に設定.......失敗。他の施設の管理者の為。)
(施設登録......功。管理権限付與.......功)
(この施設の名前の設定.......)
俺が力するのか?マラブール迷宮でいいか。設定して、決定。
(施設名「マラブール迷宮」設定.......功)
(ドアのアンロック.......功)
ドアが開く音がする。
俺が先頭で中にっていく。今までと同じような作りにはなっている。明りがないので、魔法で明るくする。
皆がった事を確認して、ドアを閉める。
「にいちゃん。ここが、迷宮の中?」「そうだな。テディ。どうだ?わかるか?」「同じです。多分、魔力不足ですね。」「そうか、どこに魔力をれていいのか確認してくれ。」「解りました。」
「ラウラとルトは、いつものように施設の中の調査。アンとヒルダとユリアンネは、書籍や魔道の調査。ナーテは、テディの手伝い。カウラは、一応周りを警戒していてくれ」
皆が施設に散らばっていく。
「主様。ここが心臓部のようです。」「そうか・・・。」
その機械を見ると、明らかに今までのパソコンをベースにしているものとはが違う。汎用機ほどではないが、でかい。サーバ機と言ってもいい。ラックではない一臺で大きいのだ。
I○MのA○/400だ。懐かしさもこみ上げてくる。周辺機は無いようだが、それでもこれだけでも十分な代だ。開発にはRPGReport Program Generatorを最初は使っていたけど、技者が流れ込んできて、優秀な営業のおかげで、結局、COBOLの方に走ってしまったのだけどな。こんな所でお目にかかれるとは思っても居なかった。火がっていない様だ。魔力を注する。どこまでれればいいのか解らないが、し注してから"火"をれた。部屋中の端末とつながっているのか、一斉にき出す。
魔力の充填合を見ると、1%未満となっている。一回では充填できそうにないので、まずは、し多めにれてみる。充填率は、13%。一日では充填できそうにない。そして、今まで魔力がなくてできなかった事が一斉に始まるようにタスクがき出す。そして、魔力が減り始める。すでに、11%になってしまっている。魔が湧き始めているのか、フロアボスが復活したのか、それとも、壁の修復が始まっているのか解らないが、またすぐに充填が必要になりそうだ。
A○/400のコンソール畫面を見て、オーナ登録を行う。これは今までと同じだ。接続確認や出來る事も変わりが無い事を確認した。
魔力の充填に數日は必要になりそうだ。充填が終わってから、首都に戻ってでは遅くなってしまう。
アンを管理者にして、アンとカウラとユリアンネで、表に出て、首都まで行ってきてもらう事になった。その間。俺は、マラブール迷宮の設定や魔力の充填を行う事になった。
これで、迷宮ダンジョンも3つ目。心置きなく、ライムバッハ領に戻れる。それに、施設間ならゲートをつなぐ事が出來る移する事が出來るのだ。
3人は報告に向かった。帰ってきたら、そのままライムバッハ領の迷宮ダンジョンに移しよう。このダンジョンの設定の調整も、3人が帰ってくるまでに終わらせればいいだろう。なくても、64階層到達者がそのまま管理室にれるのは問題だろうから、他のダンジョンと同じように隔離する事にした。理的にられなくするのはダメなようなので、扉に簡単なクイズを出すようにした。それに正解したら、ドアが開く仕組みにした。
問題は、簡単だ”1994年から2006年まで13年連続の世界一の金持ちの名前を、正式な名前で答えよ。”だ。
【書籍化&コミカライズ】勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って來られては困るのだが?
【コミック第2巻、ノベル第5巻が2022/9/7同日に発売されます! コミックはくりもとぴんこ先生にガンガンONLINEで連載頂いてます! 小説のイラストは柴乃櫂人先生にご擔當頂いております! 小説・コミックともども宜しくー(o*。_。)oペコッ】 【無料試し読みだけでもどうぞ~】/ アリアケ・ミハマは全スキルが使用できるが、逆にそのことで勇者パーティーから『ユニーク・スキル非所持の無能』と侮蔑され、ついに追放されてしまう。 仕方なく田舎暮らしでもしようとするアリアケだったが、実は彼の≪全スキルが使用できるということ自體がユニーク・スキル≫であり、神により選ばれた≪真の賢者≫である証であった。 そうとは知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで楽勝だった低階層ダンジョンすら攻略できなくなり、王國で徐々に居場所を失い破滅して行く。 一方のアリアケは街をモンスターから救ったり、死にかけのドラゴンを助けて惚れられてしまったりと、いつの間にか種族を問わず人々から≪英雄≫と言われる存在になっていく。 これは目立ちたくない、英雄になどなりたくない男が、殘念ながら追いかけて來た大聖女や、拾ったドラゴン娘たちとスローライフ・ハーレム・無雙をしながら、なんだかんだで英雄になってしまう物語。 ※勇者パーティーが沒落していくのはだいたい第12話あたりからです。 ※カクヨム様でも連載しております。
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