《魔法の世界でプログラム》フィーア迷宮.攻略02
---マルティナ Side ---ここどこ?あれ?
なに?ええぇぇ??
なんで、人族が!僕・・・。「あぁマルティ起きたね。主が、ご飯作っているけど、食べる?」「え?あ!!!思い出した」「マルティナ。どこまで覚えている?」「エステルだよね?せ「そうそう、(マルティナ。それはなの!解った!)」」「え?・・・うん。それで、アル!魔力が味しい!」「うん。よく出來ました。それで、食べるよね?竜族は、魔力で長するけど、食事もするよね?」「!!うん!!」
なんか、まだが重いけど・・・そうだ僕・・・。ゴーレムの中にっていた。なんで?解らない。でも、アルとエステルと人族に助けられた。お禮を言わないと・・・
「アル。僕、ありがとう。助けてくれて」「マルティナ。そうか、よかった大丈夫だね」「うん。それで・・・あの・・・僕も一緒で・・・」「あぁいいよ。マルティナは、人に迷かけたりしないよな?俺が駄目って言ったら辭めるよな?」「うん。アルの言うこと守る!だから・・・」「ん?」
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あれ?なんで・・・僕・・・涙が・・・・
アルが優しく、涙を拭いてくれた。後ろから、エステルが優しく抱きしめてくれる。
「マルティナ。今日から、俺達は家族だ!いいな!」「うん!僕、皆を守る!立派に大きくなる!」
「マルティナ。大きくなるって・・・。どこまで大きくなるのだ?」「立派な竜になる!アルや、そこの雌が乗れるようになる!」「それは嬉しいな。でも、大きいと一緒にいられないかも知れないな」「それなら、大きくなってから、小さくなる!だから、一緒に居る!」
僕は・・・・。アルに頭をでられた。人族の雌に抱きしめられたが、嫌じゃない。アル達は、これから、この迷宮の奧にっていくと言っている。勿論、僕も一緒に行く。人族は弱いと聞いている。僕が皆を守らないと駄目なのだ。なんか、さっきから、アルと一緒に居る人族の雌が何か言っている。アルみたいに話せばいいのに・・・。
「なぁアル。あの人族の雌は、何を言っている?」「ん?あぁヒルダか・・・そうだよな。言葉が解らないと不便だよな」「僕は、別に大丈夫だぞ、アルもエステルも話が出來るからな。もしかしたら、あの雌は、まだ子供で、言葉がわからないのか?」「え?ハハハ。ヒルダ。子供だって、マルティナが・・・ククク」
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え?アルがなんで、雌に毆られなきゃならない!!!僕のアルだぞ!!
『ねぇマルティナ』「え?なに?これ?エステル?頭の中にってきたの?」『よかった念話は使えるみたいだね』「どうやってやるの?」『う~ん。マルティナは、魔法を使える?』「ううん。でも、竜の加護は持っている!」『竜の加護。それなら、大丈夫。霊神の加護と同じだから・・・。マルティナ。心で、私に話をしたいと思いながら、何か考えてみて?』「うん。ううーん。ううーん」『エステル!あっ!』『出來たみたいだね!』『うん!!』
一度やり方がわかれば、簡単だ!アルに話しかけた、最初はびっくりしていたけど、よく出來たと褒めてくれた。すごく嬉しい!それから、3匹の雌とも話が出來た。
『マルティナは、マルティナっていいます!アルと一緒に居る!』『まぁ念話が使えるのですね。私は、ヒルデガルド・フォン・ノース=ライムバッハ。アルノルト様のお嫁さんですわ!よろしくね、マルティナ!』『え?雌は、アルの番つがいなのか?』『番って・・・まぁそうね』『そんなに小さいのにか?アルは小さい子が好きなのか?』『そんな事はありません、アルノルト様は、私だから夫婦になってくれたのですわ。それから、マルティナ。私の事は、ヒルダと呼んでくださいね』『解った!ヒルダだな。アルと一緒に、お前も守ってやる。僕は強いからな!』
エステルに話しかける『エステル。一人一人にしか話しかけられないの?僕が、皆を守るって教えたいのだけど?』『ハハハ。守るね。いいよ。皆って、主とフルールとヒルダとナーテ?』『そうなるのかな?アルとヒルダと雌二匹とエステルだよ。エステルは大丈夫なのかな?加護が強いよね?』『う~ん。どうだろうね。今言った人たちなら、大丈夫だよ。皆念話が使えるからね。皆に話しかけると思ってやってみるといいよ!』『ありがとう』
エステルに言われた通り、アルとヒルダと雌二匹に話しかける。それにしても、アルの周りには雌が多いな。そんなに強そうには見えないけどな。何か、特別な加護を持っているのか?
『僕は、マルティナ。これから、アルを守る事にした。よろしく!』小さな雌が何か驚いている。
『僕だよ!僕!』『あっ!おいらは、ナーテ。にいちゃん。この子竜マルティナ強いの?』『僕は強いよ。竜の加護を持っているからな!』『ふぅ~ん』
『マルティナ。ナーテ。ヒルダ。エステルも、朝ごはん食べたら、攻略を始めるぞ。マルティナ。そう言えば、フィーア迷宮の下層部がどうなっているか知っているか?』『ううん。ここがどこなのかさえも解らない』『そうか、しょうがない』
--- アルノルト Side ---一晩寢たら、マルティナも隨分と力が戻ってきているようだエステルに念話を習ったようで、會話が出來るようになっている。
しかし、連れてこられた理由も、いつからなのか・・・・そんな事は聞き出せそうにない。なによりも、フィーア迷宮の事を知りたかったが、まるで知らないようだ。そもそも、ゴーレムに縛り付けられている時の記憶が曖昧な用で、竜族の集落?が襲われたのを、昨日のようにじているようだ。
どうやって、マルティナをゴーレムに縛り付けたのかも気になるが、マルティナ以外の竜族を鏖にした事も気になる。それだけの武力がある奴らは、そんなに多くは無いだろう。実験という言葉から、妖の涙フェアリーティアであろう事は想像が付いているが、どのくらい前から行われていたのか・・・時系列の報がしい。フィーア迷宮に証拠を殘しているとは思えないけど・・・探索を行いながら、攻略をしていくことにしよう。
「ナーテ。ボイドは出しておいていいからな。マルティも守ってやってくれ」「わかった。にいちゃん。でも、マルティナ強いって言っているよ?」「そうだな。実際に、強いのかはわからないけど、ボイドの後ろから攻撃してもらったほうがよさそうだからな」「了解!」
下層への階段は、すでに見つかっている。次の階層も問題にはならない。10階層まで降りてきているが、魔にもゴーレムにも遭遇していない。本當に、マルティナだけしかいなかったのだろうか?
10階層は、想像通り、階層主が出てくるようだが・・・。「アルノルト様」「あぁ死んでいるな」「どういう事でしょうか?マルティナが居たのに・・・ですか?」「実際、ゴーレムは”魔力を使ってく”からな、人やと違って、魔力を放出しないから、迷宮ダンジョンに充填されないのかも知れない」「・・・そうですね。そうなると・・・」「あぁこの先も、ただ歩くだけになるかもしれないな」「・・・・」
「なぁ主様。フィーア迷宮が死んでいるのは、多分そうなのじゃろう。そうなると、マルティナを実験に使った連中は、ゴーレムをどこから持ってきたのかえ?」「そうだよな・・・」
俺も不思議に思っていた。一だけではなく、ゴーレムの殘骸が、あちらこちらに散らばっているのなら、理解も出來るが、そうではなく、”マルティナ”だけしか居なかった事実から、”連れてこられたのは、ゴーレムごと”という事になる。そして、マルティナが合していたゴーレムの形狀は、ノース迷宮のゴーレムとは形狀が異なる。材質も多分違うのだろう。もしかしたら、材質は、マルティナの魔力を浴びて、ゴーレムの裝甲部分が、竜化していたのかもしれないが、推測の上に、想像を重ねただから、何が正しいのかわからなくなってしまう。
迷宮ダンジョンは、すでに25階層まで來ている。その間は、戦闘もなく、道に迷うこと無く、進む事が出來た。
マルティナが以外な特技を発揮した。20階層を越えた、21階層から、迷宮ダンジョンが迷路狀になっていたが、この迷路をマルティナが道を覚えながら、突破してみせたのだ。多戻りも有ったのだが、マルティナ曰く”曲がっていても、道がこの先がどうなっているのかが解る”の、だそうだ。それに、のなのだろうか、やたら正解を引いているように思える。それで、行き止まりを回避する事が出來たのだ。
そして、30階層に到達した。やはり、階層主は居なかった、広い部屋が殘されているだけだった。
「にいちゃん」「どうした?疲れたか?」「ううん。そうじゃないのだけど・・・」「あぁそうだな。後、20階層だろうし、このあたりで一旦休憩するか?」
「主様。次の31階層の最初の部屋で休まないか?」「え?あぁそうだな。戻るのも馬鹿らしいからな」
31階層に降りて、俺は、食事の支度をする事にした。ナーテもヒルダも文句は言わないが、トイレの時間位作ったほうが良かった。隣の部屋に簡易的なシャワーとトイレのセットを展開した。
さて、各々食事をしたり、休憩して過ごしてから、出発する事にした。
「アル!どこまで行くの?」「一番下だよ」「何があるの?」「あぁ説明するのが難しいけど、この迷宮ダンジョンを管理する場所だよ」「へぇそうなんだぁ僕達が住んでいた所とは違うのかな?」「え?マルティナ。住んでいた所が解るのか?」「うん。外に出るのは、決められた竜だけだったけど、窟の中に皆で住んでいたよ」「・・・そこには、魔が出たりしたのか?」「う~ん。どうだったかな。時々、違う部屋には出ていたみたいだけど・・・よくわからないよ」「そうか・・・」
どうやら、マルティナ達は、どこかの迷宮ダンジョンに住んでいたのかも知れない。それとも、魔として生まれて自我を持ったのか・・・。テディが言うには、迷宮ダンジョン産まれでは、自我が目覚める事はないと言っていた。そもそも、魔力から産まれる自然発生するで、生ではないと言っていた。マルティナ達は、なんらかの理由で、迷宮ダンジョンにり込んで、そこで生活をしていたのだろう。マルティナには無理かも知れないが、大人の竜なら、30階層位の階層主でも楽勝なのだろう。
しばらく、マルティナから住んでいた場所の話を聞いているが、外にでた事がなかったらしく、場所の特定はできなかった。広さ的には、マルティナの覚だけだが、フィーア迷宮の階層主の部屋の數倍広いというじのようだ。
そんな話をしていたら、40階層に著いた。31~40階層は、また以前の様な一本道に戻っている。
本當に、死んでいる迷宮ダンジョンはただ作業となってしまっているが、どこかに、罠があるかわからない。その意味でも最低限の注意や警戒は必要になってくる。
41階層からは、一本道ではなくなっているが、迷うほどの事はない。ちょっと複雑な作りにはなっているが、魔が出てこないのなら余裕で踏破出來る。
魔が出て來る事を前提で考えると、やはり踏破は難しいのだろう。俺達も、數回の休憩でここまで來ているが、それでも、食料の事を考えると、やはり踏破は困難に思える。
さて、終著點が見えてきた。49階層も、問題なく踏破出來た。
「さて、次で終わりだといいのだけれどな・・・」
50階層に降りた。作りは、一本道で、奧に階層主・・・ダンジョンボスが居る間が有るのだろう。
「!!」「にいちゃん!」「アルノルト様」「主様」「わかっている。よし、休憩する。部屋からは出てこないだろうけど、結界を晴れそうな場所を探してくれ」
そう、ダンジョンボスは生きている。もしかしたら、り込んだ”何か”なのかもしれないし、ゴーレムなのかも知れないが、何か居るのは確実だ。それなら、俺達も疲れた狀態ではなく、萬全の制でんだほうがいいに決まっている。
フルールが、手頃な部屋を見つけてきた。結界を発してから、ベッドを展開する。食事もしっかり取ってから、代でシャワーも浴びて、一旦ゆっくり睡眠を取る事にした。
そして、起きてから、ダンジョンボスに挑むことにした。どんなボスなのか、楽しみだ。
マルティナをどうするのかを、考えなきゃならないだろう。本人は、戦う気満々だけど、もしかしたら・・・
そこまで、やっているとは思いたくないが、でも、可能はある。ボスに挑む前に、皆で話をしておかなきゃならないだろう。
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