《魔法の世界でプログラム》フィーア迷宮.攻略03

--- マルティナ Side ---アルは、一番下まで降りて行くと言っていた。どのくらい歩いたのか解らない、僕は、アルの肩に乗りながら、ヒルダやナーテやフルールやエステルと話をしている。いろんな事を聞いた。勿論、僕がこれから、アル達を守るために必要だからだけど、人族はこんなに強かった?

50階層に降りてきた時に、アルが急に「わかっている。よし、休憩する。部屋からは出てこないだろうけど、結界を晴れそうな場所を探してくれ」

アルが休憩すると言い出した。まだ力的には余裕が有るのだろうけど、それでも、今日はここで休む事になった。

皆が何を言っているのか解らないが、エステルが教えてくれた。そのうち、人族の言葉を教えてくれると言ってくれた。エステルが、僕達は邪魔になってしまうからという事で、し離れた場所で、皆の作業を見ながら、やっている事を教えてくれた。

フルールとヒルダが、休憩する場所を探して、そこに、アルが安全になるように結界を張っている。

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それから、寢床を皆で手分けして作っているようだ。部屋の広さから、二つしか置けないようだったが、十分なのだろう。皆小さいから・・・それで大丈夫なのだろうな。僕も大きくなっても、小さいままで居るほうが良さそうだな。エステルと話していると、初めて知る事が多い。

人族は、雄と雌で別々に寢るのが普通だけど、ヒルダとナーテは、アルと一緒に寢る事にしていて、それを邪魔すると不機嫌になるから注意しろと教えられた。

エステルだけなら、妖として過ごしているから、人族が集まる場所に言っても、目立ったり、何かされる事はないだろうけど、僕は”竜”の中でも珍しい個だから、目立つかも知れない・・・らしい。もう長したら、姿を変えられるから、姿を変えて過ごしてもいいけど、そうすると、姿を変えるのに魔力を使ってしまって、長が遅くなるのも・・・

なんて事を考えていたら『マルティナ。主に相談してみるといいよ』『アルに?』『うん。竜の姿でも、”今の大きさなら問題ない”と、いうと思うよ』『!!そうかな?』『大丈夫だよ。それに、ここに居ない人族も、”主ならしょうがない”と、思っているからね』『え?そうなの?』『うん。何度かそう話しているのを聞いたことがあるし、実際に、”妖族”が普通に居るだけでもかなり異常なことなのだよ』『へぇ妖族ねぇ・・・それなら、僕も普通の竜族で過ごせばいいよね?』『ハハハ。普通・・の竜族ね。主と一緒に居るのなら、それで問題ないだろうね』『それならよかった。ねぇエステル。そう言えば、なんで、ここで急に休んだの?奧の部屋にれば、最後だよね?』

『ちょっとまってね。主!主!マルティナが教えてしいって』

急になんでアルに話しかけるの?何かやっているけど大丈夫なの?

『ん?なに?エステルとマルティナ?』『主。あの、マルティナが、なんで、ここで休むのか知りたいって!』

エステルが、アルに直球で聞いた『あぁ奧の部屋が最後だとは思うけど、何か居る気配が有ったからな』『え?そうなの?エステルは気がついていた?』『ううん。フルールに教えてもらった』

どうやら、僕とエステルだけが気が付かなかったようだ。それにしても、何が居ても、僕が居るから大丈夫なのに・・・

『マルティナが居るから大丈夫だとは思ったけどな。”俺達が戦える”という所を見せたかったし、何か居ると解っているのなら、しっかり準備したほうがいいからな』

なるほど、弱い人族だから準備を萬全にしてから強者が居るかもしれない場所に挑むのだな。アルの話を聞いて、納得できた。

それから、エステルの説明を聞きながら、準備が出來るのを待つことにした。程なくして、準備が出來たのか、アルに呼ばれた。

僕の座る場所も今日から作ってくれるらしい。食事をして、水を浴びてから、寢る事になった。眠くなかったが、アルの上に乗ったら急に眠くなってきた。アルも今日も雌に挾まれている。寢にくくないのかな?今度聞いてみよう・・・。あれ、眠いなぁアルの魔力って眠くなるのかな・・・不思議と、アルのここ元は安心出來る。親竜に抱かれているときのようだ・・・。

--- アルノルト Side ---昨日は、ヒルダとフルールに挾まれていた。ナーテは、ボイドを拭くと言っていて、起きたら、隣のベッドでナーテは寢ていた。

ヒルダとフルールはすでに起きているのだろう、食事の支度をしているのが解る。俺の上には、ここが住処の様に、マルティナが丸くなって寢ている。竜族と言っているが、本當に竜族なのだろうか?魔力で長すると言っていたが・・・。帰ったら、知っていそうな・・・テディに相談してみればいいかな。

『マルティナ。マルティナ。起きろよ!』『・・うぅぅん・・・あぁアル!もう起きるの?』『あぁどいてくれ』『・・・あっうん・・・わかった』

マルティナが、飛び上がった。俺が起きたら、肩に止まりやがった。お前は、”肩乗り竜”か!突っ込みたいが、ぐっと我慢する。

「おはようございます。アルノルト様。勝手に食材使いました」「あぁいいよ。それじゃナーテを起こして、食事にしてから、奧の間にっていくか!」「「はい!」」

ヒルダが、ナーテを起こしている。その間に、フルールが配膳をおこなって、ナーテがテーブルに來る時には、準備が整っている。

皆で食事をして、片付けをしてから、し休みをれた。

「さて、最後のペチコートをがしますか!」「ペチコート?」「なにそれ?」

そうか・・・ペチコートが・・・解るわけないよな。笑ってごまかしておく

「アルノルト様!」「忘れてくれ!」「・・・・承りました。後日、見返りを要求します」「・・・わかった。善処する」

ヒルダはごまかせなかったようだ。

最後の扉の前で、張していたのかも知れない。扉の奧から漂ってくる雰囲気は、ゴーレムでは出せないだ。ただ、生きているじがしない。

気が重いけど・・・やるしかないよな。

「行くぞ!」「「「はい!」」」

扉を開ける。中央に、何か大きながあるのは解る。扉を開けた事で、それがき出して、はっきりした、”アンデッド・ドラゴン”屬持ちなのか・・・それは解らない。

龍ではなく、竜だ。やはり、マルティナと同じ・・・屬竜なのかも知れない。アンデッドなのだろう。皮は爛れている。

「ヒルダ!」「解っています。フルール!」「主様。ヒルダ!」

アンデッド・ドラゴンのターンなのだろうか、いきなり、ブレスを使ってくる。結界で防げたがあまり持ちそうにない。攻撃しないでいれば、ジリ貧になっていくのは目に見えている。

「ナーテ。ボイドでし時間を稼いでくれ!」「わかった!」

ボイドがフルールとヒルダの前に展開する。

「エステル!マルティナを連れて、ボイドの後ろに!」

アンデッド・ドラゴンをマルティナが見つめている。何か必死にうったえているのがわかる。やはり、関係者?だったのだろうか?

者を攻撃する事しかできそうにない。マルティナの為に、きを止めたいが、それほどの実力差がアルようには思えない。俺とヒルダとフルールとナーテ全員でかかれば、勝てるのは間違いないだろうが、それでも無力化は難しいだろう。

抜刀して、アンデッド・ドラゴンの懐にり込む。魔法的な防はされていない。刀も普通に通用する。

「フルール!弱點は解るか?」「エステル。解る?」

「主!フルール。元に、大きな魔核がある!多分、それが、弱點」「わかった!ヒルダ。フルール。魔法で権勢。ナーテは、ブレスを防いで!」「「「了解」」」

ヒルダ達の魔法が、アンデッド・ドラゴンに被弾している。効いているようには見えないが、嫌がっている様子がある。「ヒルダ。聖魔法行けるか?」「大丈夫!」「よし、俺が踏み込んだタイミングで、頼む!」「承った」

ブレスや爪の攻撃を躱しながら、カウントダウンを始める。

「行くぞ!」「はい!」

ヒルダから、聖魔法が放たれる。アンデッド・ドラゴンを、癒やすが降り注ぐ。

俺も元に飛び込んで、魔核が存在するで、あろう辺りを攻撃する。

”カーン”甲高い音が鳴り響いた。アンデッド・ドラゴンは、膝を著いてうねり超えを上げた。

『待って!!!!!!!!!』

マルティナが飛び出してきた。

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