《召喚された元勇者はこの世界に適応する》盜賊

明人は昔から、冷靜だった。學校でお金目的の拉致事件の被害者になっても、飛行機のエンジンが片方數分かなくなっても、昔から冷靜だった。

そして今、7人の盜賊に襲われていても、冷靜だった。否、興味がなさそうだ。

「へへへ、こいつぁ、人な連れんてんなぁ、お前。その置いて死ねよ」

盜賊のお頭っぽい奴が、それを言うと、他の6人が、統率なんて無視して、剣を振り上げ突っ込んで來た。流石に明人はりりかを助けるためにき出した。ここで、明人のステータスを見てみるか。

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名前 夜神明人 年齢 17

種族 人族 職種 冒険者

LV.1

HP.300

MP.100

STR.20

DEF.30

VIT.40

LUCK.50

魔法適

火 水 風 土 闇 

ユニークスキル

???

スキル

鑑定 亜空間

稱號

努力家 魔法を統べるもの

加護

神々の加護

ーーーーー

あの時から変わってないな。ユニークスキルもまだ分からないし、いつになったら分かるのかな? さて、今はそれを置いといて、目の前の盜賊を無力化させないとな。言ってなかったが、騎士さんはもういない、王都からは流石に出れないようだ。初心者勇者を置いて行く騎士があるか!? と、思ったが、今更考えても遅いな。よし、どうしよう。

「なんで當たらない!」

「お前の攻撃が遅いからだろ」

明人はそう言うが、心めっちゃびびっている。剣を向けられるのも、殺意を向けられるのも初めての経験なのだ、それで、びびらない人はいないだろう。だけども、悪い奴は斷罪と思っている明人は、悪い奴に対しての殺しは厭わないだろうと、昔から思っていた。なので、

「あまり、うちの仲間を怖がらせるな」

「うるせー!!」

1人の盜賊が、なんの策もなく突っ込んで來た。それを躱して縦に剣を振る。1人の命を奪った。

「チャン! やってくれたなぁ! 行くぞお前ら!!」

盜賊のお頭が、殘り5人と一緒に突っ込んで來た。なので、今まで使ってこなかった、魔法を使うことにした。でも、無詠唱があったら、長ったらしい詠唱を謳わなくて楽なんだよな。

『スキル無詠唱を取得しました』

何か、変な言葉が聞こえたけどなんだろう? 無詠唱が使えるようになったのか?

「土に埋まれろ」

そういうと、盜賊の足元がクルッと回り、地面の中に顔を出して、埋まった。

「これで、終わりだな」

「ちょっと! 明人くん、大丈夫!?」

「あはは、大丈夫だよ。でも、こいつらどうしようかな? 隣町まであとしだから、そこでどうするか決めればいいか」

「私も、それでいいと思うよ。けど、明人くん強すぎだよ。私、何もできなかったよ」

「これから、強くなればいいよ」

「そっか、そうだね! まだまだ時間はあるからね」

それからは、りりかと話をしながら隣町まで歩いて著いた。

また、前回から間が空いてしまった。許して下さい。本格的に書いてるのは、こっちじゃないので。

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