《異世界落ちたら古龍と邪龍の戦いに巻き込まれまして・・・》第1話 はじまり、はじまり

「わぁ~わっ!わっ!落ちる、落ちる、落ちる」

そう、僕は いま空の上から 地上に向けて 真っ逆さまに落ちている最中だ

 なんでこんなことになってるのだろう

落ちながら、僕は 直前までのことを思い浮かべていた

學校帰りに ドラッグストアに寄って おベントとかドリンクとかちょっとした薬を買って でもって 支払い終わってお店を出たんだよな

そこまでは いいんだ

問題は、その後だ 前を 歩いてる男四人組の高校生たち

彼らの足元におっきな幾何學模様が現れたと思ったら いきなりまぶしいに包まれて 直後 僕の意識が暗転

気がついたら いまのこの狀態ってわけだ

って、わぁわぁわぁ 落ちるよ 止まらないよ もう地上に著いちゃうよ

一瞬、が何かに包まれて ふわっと浮き上がったような気がしたのだけど 次の瞬間 凄まじい轟音とともに再び僕のが 今度は 竜巻にでも巻き込まれたかのような勢いで上空に……僕は、意識を失った

どのくらい経ったのだろう、中が 痛みで悲鳴をあげている

もう息をするのも苦しい 何が起きてるのか 何が起こったのかまったくもって分からない

なんだか上のほうから 聲が聞こえたような気がする

ていうか 頭の中に 直接 響いてくるような そんな

「…たいか 生きたいか、主は このままだと死ぬるぞ」

何がなんだか分からないけど 僕は 思った こんなまま死ねるか!

だから思わずこうんだ

「死ねるか!生きたいに決まってる」と

すると

「あいわかった。主のその意志、その強き思い しかと我に屆いた、よってこれより 蘇生の儀をとりおこなう。」

聲の主がそう言うと、僕の目の前に 大きくる玉が映った。そのの玉は、ゆっくりと近づいてきたかと思ったら 音もなく僕のの中へ吸い込まれていった。

瞬間、僕は 次第に 意識が遠のいていくのをじた。遠ざかる意識の中、

「どうなることかと思ったが どうやら蘇生の儀は功したようだ」と聞こえた気がした。

「陛下、よろしかったのですか?あのような素の知れぬものに 命玉をお與えになって。命玉は 陛下が新たな命を生み出すための 言ってしまえば 陛下の子となるはずのものではなかったのですか?」

答えは、わかっていたが ここ竜皇國皇帝・ルージュ・エリステルに 改めて訊かずにいられなかった。

「よいのじゃ、ガストールよ、彼のものが あのような目にあったのは 我らの爭いに巻き込まれた結果でもあるようじゃしの。お主は、気づかなんだか、あのものが、地上に落ちる寸前ほんのわずかだが ふわりとが浮き上がったのを…

おそらくは なにがしかの加護が働いたのであろうよ」

「となりますと、召喚の儀…でしょうか」

「おそらくな、ヒューム大陸にてかなり大きなマナの流れを知した故な、愚かなことよ。いずれにしても われと邪竜となり果てたあやつとの爭いに巻き込まれたのは事実、そして彼のもののあの力強い生への意志、すでに 事切れようとしているにもかかわらず あのような目の輝きを見せられてはのう」

ほんに どうなることかと思ったが 蘇生の儀が 功してよかったわいと皇帝・ルージュ・エリステルは、ひとり呟いたのであった。

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