《転生したら解師のスキルを貰ったので魔王を解したら英雄になってしまった!》第3話 スキル練習
さて、味しいものを食べて小腹が満たされたことだし、今度は異世界モノでは定番の宿探しといこう。
しかしまぁさすが城下町。宿屋に食事処、さまざまな施設が揃っている。
いくつか宿屋があるなぁ。
うん。やっぱりお金はあるけど安いところに泊まりたいよね。
って事で宿屋をとった。
一泊夜と朝ごはん付きで90コルト。
安い。
日本円で1080円。
多分ここが城下では1番?安いと思う。
部屋は一人で泊まるには十分すぎる広さだった。
俺は荷を整理すると、俺はギルドに向かった。
ギルドもゲームとかでよく見るギルドである。
そこは酒場と一緒になっていて、カウンターには酒場のマスターとけ付け係のが立っていた。
俺はけ付け係のに話しかけた。
「クエストをけたい。」
「わかりました。」
「できれば初心者向けのがしたいんだが。」
「わかりました。そうですねぇ。ゴブリンの単討伐なんかいかがでしょう。」
「し説明してくれないか。」
「はい。クエスト名の通り、ゴブリンを一倒したらクエストクリアですね。
普通ゴブリンは、仲間同士で群れを作って生活しています。
しかし、中にははぐれと言って、一人で生きていく的なゴブリンがいるんです。それの討伐です。」
「わかった。それで頼む。」
「わかりました。では全クエストに共通しますが、保険金として3コルト頂きますが、よろしいでしょうか?
クエスト難易度が高ければ高いほど保険金の多さは多くなってきます。」
「わかった。」
俺はけ付け係のにお金を払うと馬車が置かれている場所に案された。
これからのクエストは基本はベースキャンプ的なところに馬車で移するらしい。
俺は馬車に乗り込んだ。
…。
ついたところは町外れの森。
この中にゴブリンがいるのだという。
俺は支給された石の剣を持って森へと足を進めた。
し探索していると、音が聞こえてきた。
その方向を見ると…。
首には何かの獣の歯で作られたネックレス。
手には石で作られた短剣。
それはすごく小さくて緑だった。
ゴブリン登場。
さてさてなんで突然クエストをけたのかというと、よくわかっていないスキルの確認をする事だ。
ゴブリンは俺を見るとものすごい勢いで短剣を突き刺そうと突撃してきた。
その時、俺の頭の中に何かが直的に出てきた。
おれは向かってくるゴブリンに向かって指を突き出し、頭の中に出てきた言葉をつぶやいた。
「バレろ。」
その言葉を言うと同時に、目の前にいたゴブリンは跡形もなく消え去った。
床には、
はぐれゴブリンの歯
はぐれゴブリンの短剣
といったはぐれゴブリンのアイテムが散していた。
おれはそれを回収し、馬車に乗り込んだ。
馬車の運転手のおじさんが話しかけてきた。
「クエストはうまくいきましたかね?」
「まぁ…。はい…。」
「しっかりしなされ。若者よ。まだまだ人生これからじゃよ。」
「ははは…。そうですねぇ。頑張らなくちゃいけませんね。」
何が起こったんだ?バレろと言っただけでゴブリンが消えた?しかもレアドロップアイテムまで全部落ちていた。
というか、ゴブリンからドロップするアイテム全てが落ちていた。
さてはこれは最強なんじゃないのか?
なんか々疲れたので、ギルドでしの報酬をもらい、宿に著くなり時間も遅かったので早めに寢ることにした。
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