《転生したら解師のスキルを貰ったので魔王を解したら英雄になってしまった!》第30話 翠緑のエース
モルテドラゴンを倒した後、目の前にいかにもという道ができた。
そこへ向かって足を進める。
さぁ、次は何が待っているのか…。
し進むと、小さめの札が立ってあった。
『ボスの間』
おいw
あからさまじゃねーか。
俺は石でできた重い扉をこじ開け、先へと進む。
広間の様なところへ出たと思うと、真っ暗だった広間に明かりがついた。
「よく來たな。つっても前へ進むだけだけどw」
「お前!誰だか知らんが、ミアを返せ!」
「おっとおっと。名乗ってあげよう。俺の名前は広原作馬。さくまと呼んでくれ。」
「なんだそのよくわからん名乗り方は!ミアはどこにいるんだ?」
「ねぇ。キミ。いや、しゅーんくん。ミアちゃんは僕が預かってるのは知ってると思うけど、なんでだと思う?」
「な、なんで俺の名前を…。いや、そんなことはどうでもいい。
どういうことだ!」
さくまは黒のローブをひるがえすと、不敵な笑みを浮かべる。
「そうだなぁ。簡単に言うと、俺が神の力を手にれるためだよ。
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異世界転生者と、神の子のがつながると、神の力を手にれることができるんダ!」
「ダニィ?!」
「……。」
「……。」
「この空気どうしてくれるんだよ!俺がかっこよーく説明したのに!」
「いや、お前こそ、語尾にダニィ?!とかつけるからいけないんだ!」
「なんだぁとぉ?」
「やるのかぁ?」
「いや、今度にしようじゃ無いか。」
「そうだな。今死んでもらうとミアの居場所がわからなくなる。」
神の力…?何を言ってるんだ…?
もしや、この前神様が言ってた、ミアの神の筋を持ってるっていう話…。けど、あれってかんけいないんじゃなかったのか?
と、考えていると、さくまが口を開いた。
「今からお前をミアちゃんに會わせてやる。」
「わかった。けど、ミアにだけは手を出すなよ。」
「もーちろんだよぉ〜」
なんなんだこいつ……
しばらく進むと、石で囲まれた牢屋にたどり著いた。
その牢屋の中にはミアが座り込んでいた。
「ミア!」
「しゅんさん!來ちゃダメ!」
「何を言ってるんだ。俺はお前を助けに來た。こんなところで帰ってたまるかよ。」
すると、さっきまで黙っていたさくまが、
「の再會か。おっと、そろそろ俺の能力を教えてやろう。俺の能力は…、再生師さいせいしだ。お前がモノを解するように、俺は一度消えたモノをポリゴン化し、再生することができる。これが俺の能力だ。」
「な、なんだと…。お前、さては地球人だな?」
「その通りさ。憎しみを背負った、地球人だ。」
「あのぉ〜、そんな話はいいんですけど、早く私を捕まえた意味を教えてください。」
「お前らは2人揃ってムードを壊すのが好きだな…。まぁいい。教えてやる。
俺は訳あって向こうの世界で死んで、ここの世界に來た。異世界転生なんか信じてなかったがな。
俺は気づくとスキルがついていて、それが再生師だった訳だ。
俺はその能力を使い、私服をやしてきた。
しかし、そんな生活にも飽き始めたところ、村はずれの窟にとある文書が眠っていたのさ。それにはこう書かれていた。
『壊れ、され、壊れ、され…。それはこの世の摂理である。生きとし生けるものの使命…。しかし、その摂理を壊さんとする強大な力が存在する。それは、神の力。この世の神は、気まぐれで解、再生を繰り返す。戦爭の引き金だって作れる。
もし、一対の選ばれしと、神のが混じらんとするならば、この世界は破滅への最終戦爭へと向かうだろう…。』
ってな。
これは何を意味するのかというと、神のを引く者と、俺たちのような選ばれしがわると、この世界は破滅へと向かっていくのさ。
當然、選ばれしは、俺たち。
じゃあ、神のは?ってなったときに、彼が出てくるのさ。
彼は、神の子。俺たちのどちらかとわるために神が産んだ産ってわけさ。」
「…。黙って聞いてりゃ変なことばっかり抜かしやがって!ミアはな、俺の仲間であり、すべき人なんだ!お前なんかにとられてたまるか!」
俺は剣を抜いた。
「お、スキルは使わないのか?って言っても、あれだな。打ち消しあうから無意味だな。」
そういうと、さくまも腰に攜えていた剣を抜いた。
レイピアのような、刀が細い棒のような、突き刺すために使う剣だ。あれも再生させた、強い武なのだろうか…。
さくまが俺のめがけてレイピアを突き刺してくる。
それを剣で弾き、カウンターで上斜めに切り刻む。
フットワークの軽さを生かし、避けながらも細かい攻撃をしてくる。
俺は剣の腕前には自信があったのだが、初めて互角以上の相手だ。
しかし、俺の剣には毒がある。
だが、さくまはそれをわかったかのようにレイピアで空を斬り、毒を消し飛ばす。
まさに一進一退。鎧袖一。
お互いのチートステータスがぶつかるからこそ生まれる戦闘。
「やめてくださぁい!!!!」
ミアがんだ。
「もう無駄な戦いはやめてください…。しゅんさん、もういいです…。わたし、この人の言うことを聞きます。しゅんさんはまた別の人と幸せになっくだ
「そんなことできるか!俺はお前一筋だ。ミアのことを考えてきた。常に。あの日常は、あの平和は、こんなたやすいじゃなかったはずだ!!」
「しゅんさん…。」
「俺はお前を助け出し、こいつをぶっ飛ばして、ミアと一緒にずーーっと!幸せに暮らすんだぁぁ!!」
「ふ、ふふふ、ふふふふ。
お前ら、変なことほざいてんじゃねぇぞぉぉぉぉ!!!!
俺がどんな思いでここまで作戦を練ってきたのか、わからないだろ!
俺の本當の力を見せてやる…。
再生の力、の力で、この世界をめちゃくちゃにしてやる!!
今日のところはもういい!
覚えてろよ!!」
そういうと、彼は暗闇の中へ消えていった…。
スクール下克上・超能力に目覚めたボッチが政府に呼び出されたらリア充になりました★スニーカー文庫から【書籍版】発売★
西暦2040年の日本。 100人に1人の割合で超能力者が生まれるようになった時代。 ボッチな主人公は、戦闘系能力者にいじめられる日々を送っていた。 ある日、日本政府はとあるプロジェクトのために、日本中の超能力者を集めた。 そのタイミングで、主人公も超能力者であることが判明。 しかも能力は極めて有用性が高く、プロジェクトでは大活躍、學校でもヒーロー扱い。 一方で戦闘系能力者は、プロジェクトでは役に立たず、転落していく。 ※※ 著者紹介 ※※ 鏡銀鉢(かがみ・ぎんぱち) 2012年、『地球唯一の男』で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞、同作を『忘卻の軍神と裝甲戦姫』と改題しデビュー。 他の著作に、『獨立學園國家の召喚術科生』『俺たちは空気が読めない』『平社員は大金が欲しい』『無雙で無敵の規格外魔法使い』がある。
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