《拝啓、世界の神々。俺達は変わらず異世界で最強無敵に暮らしてます。》拝啓、神様。ここファンタジー世界ですよね?
王様の城に向かうため外に出た俺達を待ち迎えていたのは………
剣と魔法の世界らしからぬ近代的な…もっと言えばSFチックな町並みだった。
建といえば全て高層ビル。煌々と輝く電球が眩い。モニターを覗き大聲を上げ歓喜する人々。モニターについているスピーカーからは大音量で何かを祝うような明るい音楽が流れていた。そしてモニターに映っているのは俺達、転移者だった。歓聲が上がる。
「「おおー!!あれが❬爭いを終結させる勇者❭達か!!!」」
そこで王様が言う。
「すまないね、皆この爭いが終わる事をんでいるんだ。このくらいの喧騒は許してくれ」
いや、それよりも俺が思ってた異世界とイメージがかけ離れているんですが。それは?
(神様。もしかしてこの世界の常人族って魔法がつかえなかったり……?)
(使えませんよ?常人族は魔法は使えず科學の力で戦います。主な武は銃ですね。おそらく常人族はあなた達がいた世界と同じくらい文明は発展しているはずです)
(ちなみに俺達勇者は魔法を使え………?)
(ますよ。あなた達、転移者は特例として魔法を使用できます。ちなみに常人族にも魔法を使用できる人がいますが、それは常人族の頂點……❬法王❭だけです)
(へえ………)
(あ、そうです。たぶん私これから忙しくなるので知りたい事があったら❬全智の魔導書❭を使ってください)
と言って神様の聲は消えた。
❬法王❭……常人族の頂點…。この爭いを止めるためにもまずはその人に會わないといけないのか。
結局、神様に常人族について聞いているうちに王様の城についてしまった。
城といっても高い壁に囲まれた不思議な雰囲気の建だ。なくとも西洋風とは言いがたい。
「では、これから君達がこの世界の戦闘についていけるよう訓練を始める。近距離を主とする戦闘をする者は中庭へ、遠距離を主とする戦闘をする者は城のホールへ向かってくれ」
俺は近距離組へった。そして中庭で待っていたのは、いかにも歴戦の戦士といったじの人達だった。その中心にいた男が前に出る。
「俺は聖イリスティア王國鋭隊、隊長。❬ストレンジャー❭、グラハムだ。今日から君達に戦闘訓練をつける!まずはやってみたい戦い方を試してみてくれ!そこから君達に合った戦闘スタイルを決めていく!」
皆それぞれ自分がやってみたい戦い方を決めて試し始めている。やってみたい戦い方か……武が雙剣だし、雙剣を鍛えたいな。
「あの……グラハムさん、俺雙剣を使っていきたいんですけど…」
「雙剣か…ここには扱える者がいないな。悪いが他の戦い方はないか?」
「でも、保有武が雙剣なんですよ」
「うーむ。そうだ!異人族に習ったらどうだ?あの種族なら雙剣使いもいるはずだ」
ん?この世界では種族間で爭いが起きているんじゃないのか?
「あのー。この世界ってそれぞれの種族間で爭っているって王様から聞いたんですけど?」
「ああ。異人族ってのは常人族と異種族とのハーフでな。俺達常人族とは爭ってないんだ。むしろ協力しあってるくらいだ」
そうだったのか。じゃあ異人族の方に教えてもらおうかな。
「ちなみに異人族の方はどこに行けば會えるんですか?」
「そうだな……城にある異人族の修練場に行けば誰かしら異人族の戦士に會えるはずだ」
「そうですか。ありがとうございます」
そこから俺は異人族の修練場へ向かった……
【書籍化・コミカライズ】小國の侯爵令嬢は敵國にて覚醒する
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