《拝啓、世界の神々。俺達は変わらず異世界で最強無敵に暮らしてます。》拝啓、鋭さん。全てを懸けた一撃を。
……時はし遡る……
「させるかぁ!」
神崎が助けにってきた時だ。その時、俺は❬神々の加護❭を発させるため詠唱を始めた。
どちらかがピンチになった時はどちらかが助けにると、あらかじめ神崎と計畫していたのだ。その計畫があったからこそ今俺は能力の発に功し、もう一度戦えるに戻れた。
今回❬神々の加護❭で顕現させた神は生命の神、エル・ウィーネ。この神の加護をけた狀態の俺はほぼ時間逆行に近い回復、治癒を自らのに施す事ができる。しかし、回復する際に中の魔力をごっそり持っていかれるので使用できるのは一度のみ、使用後の戦闘でも使える魔法が限られてくるなど飛び抜けた能の力がある分、デメリットも多い。
まあ、とりあえず今回は神崎の決死の時間稼ぎのおかげで完全回復できたのだ……
「コンティニューだと?ハカリ。二度も俺に負けているお前に何が出來る?」
「何が出來るって……あなたに勝つ事くらいですかね?」
Advertisement
「もういい、黙れ、ハカリ。もう二度とその軽口が叩けなくしてやる!」
グラハムさんが剣を地面に突き刺す。
「『質同化・支配マテリアル・アロンダイト』!!」
グラハムさんが地面から出現させた死の槍が俺を貫く……そのはずだった。地面から出現した棘を俺は
雙剣で斷ち切っていた。
「なっ……!?」
グラハムさんの顔が驚愕に染まる。
「なんで今のを防げた……!?どう考えてもお前が反応できるスピードじゃなかったはずだ!」
「ええ。もちろん、今のスピードに反応するのは俺では不可能ですよ」
「じゃあ、なぜ!?」
「確かに攻撃をけてからの反応は不可能。でも、あらかじめその攻撃の結果を知っていた・・・・・・・・のなら?……能力❬因果逆転の魔眼❭。これは、俺の持つ未來予知の能力です。もう俺に奇襲は通用しない」
……もちろんハッタリだ。もう❬因果逆転の魔眼❭は使えない。でも、これであの神の奇襲能力が封じられるのならそれで十分だ。
「なるほどな。なら……実力で相手してやろう」
グラハムさんが剣を引き抜いた。
「……來い、ハカリ」
こちらも雙剣を構え直す。
「……行かせてもらいます」
足を一歩踏み出し、床を踏み抜く。
その剎那。二人の戦士の決死の覚悟を乗せた剣戟が始まった。
「ウラァッ!!」
數秒で両者の神が錯しあい、激しい剣戟の音を奏でる。この中でグラハムさんの一閃が走る。とても鋭い一撃。
俺はこれをけ流さずに真正面からけ止める。
「ぐッッッ!!」
重い一撃。ひたすらに重い。それはまるで彼の背負う王への忠誠や神使いとしてのプライドがそのままぶつかるかのようだった。きっと戦場で磨いてきた一撃なのだろう。そんな、彼の矜持が籠った必殺の一撃。
(知ってたけど……やっぱり、強い!……でも、負ける訳にはいかないんだ!)
「うぉぉぉぉぉッ!」
あらんばかりの力を振り絞り徐々に相手の剣を押し返していく。
そして、ついに……相手の剣を完全に押し返した。
「ッ!?」
グラハムさんの勢が崩れる。ここが、この瞬間こそが俺に訪れた最初で最後の勝利へのチャンス。これを、逃したら次はない。
足を強く踏み込む。そして構えていた雙剣を振り抜く。
「いけぇぇぇぇッッッ!!」
神様から授かった剣技への自信と、世界を救うという覚悟を、俺の全てを懸けた斬撃。グラハムさんのように重なる戦いの中で磨かれたでもなければ、背負っているのも壯大すぎての丈に合っていないものばかり。グラハムさんのように極められた戦士の必殺の一撃ではないけれど、これが今の俺が放てる最高の、俺なりの必殺の一撃・・・・・だった。
(屆けッ!とどけぇぇぇッ!)
そして俺の必殺の一撃は……
シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにおける影。 そんなクソゲーをこよなく愛する少年が、ちょっとしたきっかけから大衆が認めた神ゲーに挑む。 それによって少年を中心にゲームも、リアルも変化し始める。だが少年は今日も神ゲーのスペックに恐れおののく。 「特定の挙動でゲームが強制終了しない……!!」 週刊少年マガジンでコミカライズが連載中です。 なんとアニメ化します。 さらに言うとゲーム化もします。
8 72私は、海軍最強航空隊のパイロットだった
初陣の真珠灣攻撃を皮切りに、各戦線で勝利を挙げていた、帝國海軍最新鋭の空母「瑞鶴」(ずいかく)。 世界最高の艦、航空機、搭乗員を集めた「瑞鶴」は向かう所敵なしであった。 しかし、次に補充されてきた搭乗員は、とんでもない「ド素人」だった! これは、世界最強の戦闘機に命をかけて戦った少年少女たちの物語である。 本作は小説家になろうでも公開しています。
8 105高校生は蛇になる
退屈な日常に耐えきれず自殺した高校生。 だがその高校生の魂は異世界で目覚める……。 しかし自分の體は蛇になっていた!? 意図せずして蛇になった高校生は、衝撃的な再會を果たし、出會いと別れを繰り返して、より強く成り上がっていく。
8 51異世界転生の特典は言語理解EXでした〜本を読むだけで魔法習得できるチートスキルだった件〜
主人公のアレクは、言語理解EXという特典をもらい、異世界転生することになった。 言語理解EXをもらったアレクは幼少期から家の書庫でたくさんの本を読み漁る。 言語理解EXの能力は、どんな言語でも理解してしまう能力。"読めるようになる"ではなく、"理解してしまう"能力なのだ。つまり、一度見た本は二度と忘れない。 本を読むだけで魔法の概念を理解してしまうアレクは、本を読むだけで魔法を習得できてしまう。 そんなチートスキルをもらったアレクは、異世界で二度目の人生を送る。 ほぼ毎日投稿。悪くても3日に1回は投稿していきたいと思ってます。
8 115(ドラゴン)メイド喫茶にようこそ! ~異世界メイド喫茶、ボルケイノの一日~
「お前、ここで働かないか?」 その一言で働くことになった俺。喫茶店のスタッフは、なんと二人ともドラゴンが人間になった姿だった。なぜかは知らないが、二人はメイド服を著て喫茶店をしている。なし崩し的に俺も働くことになったのだがここにやってくる客は珍しい客だらけ。異世界の勇者だったり毎日の仕事をつらいと思うサラリーマン、それに……魔王とか。まあ、いろいろな客がやってくるけれど、このお店のおもてなしはピカイチ。たとえどんな客がやってきても笑顔を絶やさないし、笑顔を屆ける。それがこのお店のポリシーだから。 さて、今日も客がやってきたようだ。異世界唯一の、ドラゴンメイド喫茶に。 ※連作短編ですので、基本どこから読んでも楽しめるようになっています。(ただしエピソード8とエピソード9、エピソード13とエピソード14、エピソード27~29は一続きのストーリーです。) ※シーズン1:エピソード1~14、シーズン2:エピソード15~29、シーズン3:エピソード30~ ※タイトルを一部変更(~異世界メイド喫茶、ボルケイノの一日~を追加)しました。 ※2017年からツイッターで小説連載します。http://twitter.com/dragonmaidcafe 章の部分に登場した料理を記載しています。書かれてないときは、料理が出てないってことです。
8 56戀愛の女神に會ってから俺の日常が暴走している
2次元至上主義の男子高校生''上里 翠(かみさと みどり)''は、突如現れた女神に「ラブコメの主人公になってほしい」と告げられる。 対する翠の返答は「3次元とラブコメなんぞできん」だった。 ラブコメさせた女神とラブコメしたくない主人公の謎設定作品(予定)
8 94