《拝啓、世界の神々。俺達は変わらず異世界で最強無敵に暮らしてます。》拝啓、❬法王❭。あなたの正を暴いてみせます。
グラハムさんに勝利し、命からがら逃げてきた俺達は今、王國の中心街を歩いていた。
「さて……これからどうするかな」
まず、現時點で最も優先順位が高い目標はられている❬法王❭を打ち倒す事なのだが、その前にもしなければならない事が多くある。❬法王❭の正を探り、クラスメイトと合流し、❬法王❭やグラハムさんをっている者も探らなければいけない。先ほど奇襲を仕掛けてきた奴も姿が見えなかった。
恐らくだがこの世界で爭いを起こした勢力と❬法王❭をっている者は同一視していいだろう。
「……まずはクラスメイトと合流したいな。今はしでも人手がしい」
「だけど、俺達って國家反逆罪で捕まったんだよな?俺達にクラスメイトが協力してくれるか?」
「それは大丈夫だと思う。さっきからこうやって街を歩いてるけど転移してきた勇者が國家反逆の疑いで捕まった……その事を口にしている人はいなかった。多分、捕まった事は世間に出ていない。まあ、推測だけどな」
Advertisement
と、その時だった。
「あれ?お前竜斗?」
「あ、神崎くんだ~」
街を歩いていたクラスメイトと遭遇したのは。
「え?……相原あいばらと木てるき?」
「ああ。お前この2日間どこ行ってたんだ?皆心配してたんだぜ~」
……この軽そうな男子生徒が相原。髪を茶に染め、右耳のみにピアスをしており、何をモチーフにしているのかよく分からないネックレスをしている。この世界に転移するまではバスケ部で績は……あまり良くなかったはず。初めての戦闘の時何も考えずに突っ込んでいった中の一人だ。
「ねえ~神崎くん?……そっちの人は?」
と木が俺に目線を向けて神崎に尋ねる。
……木は自己主張のない子生徒だ。髪に軽いウェーブがかかっていて、ふわふわした印象をける。格も明るくいつも笑顔を絶やさず、ふわふわした雰囲気。しかし天然気質で時々予想だにしない言を口にしたりする。
「えっと……分からないか?秤だよ。秤」
苦笑いを浮かべながら言う。俺、確かにぼっちだったけどそこまで印象薄かったっけ?❬魔君主❭も倒したんだけどなぁ。
俺がしへこんでいると、
「えっ!?秤くん~?いつもと雰囲気がちがったから分からなかったよ~」
次いで相原が
「まあ、確かにな。木が分からねぇのも無理はないぜ。いつもかけてるメガネが無いしな。それに……オーラっつうの?それも変わってるからな~」
と、わざわざ俺の変わった點を説明してくれた。
(良かった……。俺の存在を忘れられてたんじゃないんだな。……ん?メガネ?)
「なあ、神崎。俺のメガネってどこに落としたか知らないか?」
「ん?ああ、お前牢獄に置いてきてたぞ?別に何も気にしてなかったから言わなかったけど。言った方がよかったか?」
「いや、別にいいけどさ……度がってるわけじゃなかったし」
もともと、魔眼が勝手に発しないように神様が用意してくれたメガネだ。魔眼を使いこなせるようになったこの世界ではもう必要ないだろう。
「というか、お前ら本當にどこにいたんだよ?」
「えーとだな……まあ、それは後で話すよ。それよりも、相原達はなんでここに?」
「それはね~私達、王様に他種族を倒すように依頼されてね~。2人で倒しに行ってたの~」
「……そうなのか」
どうやら、事態は思ってたよりも深刻らしい。
「相原、木。次、クラスメイト全員が集まるのはいつか分かるか?」
「えっと……隨分遠い所まで行っている奴らもいるからな……。ざっと一週間後ぐらいだな」
「じゃあ、多分その日には顔出せると思うから、二人ともその時はよろしく頼む」
この一週間に❬法王❭の報を摑んでみせる。今は裏勢力よりも❬法王❭を優先だ。なにせ神々でも正を摑めなかった者達だ。たった一週間で報が手にるとは思えない。恐らく❬法王❭が何かしらの報を持っているだろう。
「じゃあな、木、相原!また今度!」
「お、おい!お前らのの上話は!?」
「一週間後に話す!」
こうして、❬法王❭の足跡を辿る一週間が幕を開けた。
ビンボー領地を継ぎたくないので、全て弟に丸投げして好き勝手に生きていく
ビンボー領地の貴族の長男として生まれたロラン。とあるきっかけで前世の記憶を取り戻した彼は、ビンボー領地を継ぐという暗い將來が待っていることを悟る。 どうにかしなくてはと知恵を絞った結果、彼はとある結論をはじき出した。 「そうだ! マークに押し付けてしまえばいい!!」 弟を優秀な領主として教育するべく、そして自身の自由を手に入れるべくロランの果てのない戦いが始まる。
8 127異世界転生の能力者(スキルテイマー)
ごく普通の高校2年生『荒瀬 達也』普段と変わらない毎日を今日も送る_はずだった。 學校からの下校途中、突然目の前に現れたハデスと名乗る死神に俺は斬られてしまった… 痛みはほぼ無かったが意識を失ってしまった。 ________________________ そして、目が覚めるとそこは異世界。 同じクラスで幼馴染の高浪 凜香も同じ事が起きて異世界転生したのだろう。その謎を解き明かすべく、そしてこの異世界の支配を目論む『闇の連合軍』と呼ばれる組織と戦い、この世界を救うべくこの世界に伝わる「スキル」と呼ばれる特殊能力を使って異変から異世界を救う物語。 今回が初投稿です。誤字脫字、言葉の意味が間違っている時がございますが、溫かい目でお読みください…。 作者より
8 97その數分で僕は生きれます~大切な物を代償に何でも手に入る異世界で虐めに勝つ~
練習の為に戀愛物を書き始めました! 『命の歌と生きる手紙』 良ければそちらも読んで、感想下さると嬉しいです! 【訂正進行狀況】 1次訂正完了─12話 2次訂正完了─3話 確定訂正─0 これは自己犠牲の少年少女の物語。 過去に妹を失った少年と、數日後、死ぬ事が決まっている少女の物語。 ただの、小説にあるような幸せな異世界転移では無い。幸せの握り方は人それぞれで、苦しみも人それぞれ、利害の一致なんて奇跡も同然。彼らが築くのはそんな物語。 そんな異世界に転生した彼等が築く、苦しく、悲しく、慘めで自業自得な物語。 そんな異世界に転生した彼等が築く、暖かく、嬉しく、 感動的で奇想天外な物語。
8 74存在定義という神スキルが最強すぎて、異世界がイージー過ぎる。
高校生の主人公 ─── シンはその持つスキルを神に見込まれ、異世界へと転移することに。 シンが気が付いたのは森の中。そこには公爵家に生まれ育ったクリスティーナという少女がいた。 クリスティーナを助ける際に【存在定義】という名の神スキルを自分が持っていることに気付く。 そのスキルを駆使し、最強の力や仲間、財寶を手に入れたシン。 神に頼まれた事を行うのと一緒にした事は……のんびりな日常? ※基本のんびりと書いていきます。 目標は週一投稿!
8 84お姫様は自由気ままに過ごしたい ~理想的な異世界ライフを送るための能力活用法~
人間領最大の國、ウンゲテューム王國。その王女である、ザブリェット・フォン・ウンゲテュームは退屈な毎日を過ごしていた。 ザブリェットが普通のお姫様なら、お家のためにというのだろうが、彼女は転生者。 前世、來棲天戀として生きていたとき、自由気ままに、好きなことだけをやり続けたちょっぴりおかしい女の子。 馬鹿だ、異常者だと罵られながらも、『面白い』のためだけに生きていた記憶を持つザブリェットにとって、人間領での生活は非常に退屈なもの。いくら祝福としてチート能力があったところで満足することができない毎日。 ある日、魔王と名乗る男が現れて、王國から誘拐してくれると言った。某ゲームみたいなお姫様誘拐シーン。だけど、ザブリェットに希望に満ちたものだった。縛られた生活から開放される。それだけで魔王の話に乗る価値がある。 だけど、待っていたのはボロボロっぽい魔王城と膨大な畑。自由に動けても何もない魔國領。 「……こうなったら自分で作るしかない」 そう決意したザブリェットはとりあえず、寢具から作ろうと駆け出した! 果たして、キチガイ系異常少女ザブリェットの自分勝手な行動で、まともにものづくりが出來るのか! そもそも材料は……現地調達? 使えないチート級の能力を駆使して、『面白い』を満喫するためのものづくり生活が始まる! ****** アルファポリス様にも掲載しております。
8 70ぼくには孤獨に死ぬ権利がある――世界の果ての咎人の星
1990年の春、地方都市の片隅で鬱屈した日々を送る普通の女子中學生、永田香名子の前に現れたのは、ハヤタと名乗る宇宙人の家政夫だった。奇妙な同居生活の中で二人は惹かれ合うが、異星の罪人であるハヤタが、科せられた〈情緒回復計畫〉を達成し、罪を贖う時、彼は殘酷な刑へ処せられる運命だった――。リアリズム、ファンタジー、SFが交差する作風で、ひとりの女性の數奇な人生を1990年から2020年まで追い続けた、異色のゴシック・ロマンス小説、決定版にして〈完全版〉!
8 134