《空間魔法で魔獣とスローライフ》ヌシ様の話

食事を終えた僕達は拠點に戻って來ていた。

帰り道ゴンタが々教えてくれたよ。

この森(アルブムウラル森林と言うらしい)にはヌシ様がいて、魔力の吸収と循環を行っている。

魔力値が高い者は加護が貰えるので會いに行く、との事。

ゴンタは加護を貰って進化したみたいだ。

ゴンタ強かったんだね。

『お前らも魔力値高そうだから、ヌシ様から加護を頂けるかもしれない。案してやるよ!』

って言われたけど日も落ちて來ていたので

明日の朝出発することになった。

翌朝

「おはようテル。」

「ふぁー、おはよー」

テルは朝が苦手みたいだ。

ゴンタは家にれない…扉を通れなかった為家の外で寢てもらっていた。

「ゴンタおはよう。」

井戸の水で顔洗う。

『おはよう。行くか?』

「うん、でもゲートだけ作っておくよ。」

と言うのも、ゴンタと仲良くなったが

家の結界には僕とテルの魔力登録しかしてなかったからゴンタと転移できなかったのだ。

結界同士の転移だとれる大きさも決まってしまうので今回は転移に特化したゲート型の空間魔法を使う。

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どこ○もドアみたいに好きな所に行ければいいんだけど、點を置かないとどこに飛ぶか分からない。

それこそ、どこまでもドアだ。

なので基點となるゲートを作っておく。

キーーン

「コウー準備できたのー?」

「できたよ行こうか、ゴンタよろしくね。」

『おう、お前ら歩くの遅いから俺に乗れ。』

こうしてヌシ様に會うために出発したのであった。

途中に生っていたリンゴの様な木の実を朝食に森林を駆けていた。

「ゴンタ、ヌシ様の所までどのくらいで著くの?」

『このペースで行けば後半日位で著くんじゃねーかな。』

「半日かぁ、せっかくだからさ食料とか集めながら行きたいんだけど。」

「ごはん大事だもんねー!」

『コウは食わねぇんだろ?そうすると…ここから近いし、とっておきの場所に寄ってやるよ。』

「楽しみー♪」

「ゴンタ頼りになるよ。」

『あーでも一応お前ら結界張っておけ。』

「えっ危険なの?」

『一応だ!』

し進んだら著いたらしい。

ゴンタから降りると

「うわー甘い味しそうな匂いするー♪」

し先に蜂の群れと蜂の巣が。

テルまっしぐら

…カル○ンのCM思い出したよ。

しかし蜂が大きいし巣もゴンタの背丈の半分位の巖に無數にが空いてるじだ。

どうやって食べるのかなぁと思って見ていると

テルは手突っ込んで突っ込んだ手をペロペロ舐めてる。可い、僕も舐めさせて下さい。

『全く、しょうがなぇな。』

とテルの元に歩いているが早足だ。

うん、ゴンタも大好なんだろうね。

ん?でもゴンタは手らなそうだけど

ザーーーンッ(斬)スパッ

巖の上の部分を切り裂いた。…わーお。

トロトロと琥珀の蜂が流れ出す。

『ほら、コウも食えよ!』

「いやいやいや蜂が。」

テルは尾で蜂をあしらっているが、ゴンタに凄い勢いで群がっている。

きが早いし多いから結界で囲える自信がないのだ。

『あーコイツら殺ると食えなくなるから燃やせないんだ。…テル、風で蜂共を纏められないか?』

「あっごめんねコウ、今やるねー!」

コチラを向いたテルの顔はベタベタであった。キュート!!

風魔法で蜂を上空に集めて貰い、結界で閉じ込めて蜂を採取する。大きめの瓶三本分になった。

し舐めてみたけど、甘さの中に花の香りがフワッと香る、しつこい甘さじゃないのでずっと舐めていたい。

その位味でした。

テルもゴンタも満足したみたいなので先に進もう。

ふたりとも、顔がすごい事になってるよ。

「ゴンタすごい甘くて味しかったよー!教えてくれてありがとねー♪」

『そーだろ!あそこの蜂は絶品なんだ!』

ふたりとも口の周りを舐めながら蜂の名殘りを味わっている。

『もうし行くとヌシ様のいらっしゃる窟にるぞ。』

結構進んで來て巖の道が多くなってきた。

「そういえば全然魔に遭遇しないね。」

「弱い魔は逃げて行くからねー」

『コウは魔力垂れ流しだしなーそりゃ逃げて行くだろうよ。』

「え?」

魔力垂れ流しって?

なんか凄い恥ずかしいんだけど!?

「どういうこと?」

『はぁ?わざとやってたんじゃねーのか。』

「コウはねー凄いんだよー!」

『確かに魔力消耗激しいのにピンピンしてやがるなーとおもってたけどよ。』

話についていけない。

「ちょっとまって、魔力使うのにに魔力を巡らせておくんじゃないの?」

『…普段はの中心に集めておいて、使う時だけ巡らせるんだ。』

そうだったのか…神様、魔法の使い方の報はくれたけど

普段どうしてるかの知識はくれなかったからなぁ。

魔力をの中心に集めるイメージをしてみる。

うぐぐ。

なんかきっついぞ。

「コウ出來てるよー!」

「なんか力るというか、息苦しいんだけど。」

『魔力量が多くて抑えられないんかもな。てか魔狩らないなら垂れ流しでもいいんじゃないか?』

ん?まぁ確かに…

いやでも垂れ流しなんかやだ。

あ!を張るじで抑えてみようかな。

ふぅこれなら楽だ。

「今はどんなじ?」

「ちゃんと抑えられてるよーでも気配が薄くなったじがするよー?」

『ん?ちゃんと乗ってるか?』

「乗ってるよ。コレ隠に使えそうじゃない?」

『使えるな。どうやったんだ?』

ふたりに魔力のを張ってみる。

「なんかあったかいねー♪」

『結界の張られてる様なじだな。コレ蜂ん時使えたら良かったんじゃないか?』

「攻撃も防げるのかな?テルちょっと叩いてみて。」

「コウ叩くのやっ!!だからテルをコウが叩いて!」

「僕が可いテルを叩けるわけないでしょ。…しょうがないゴンタを犠牲に。」

『おいっ!…まぁいいけどよ。』

ゴンタの背中を叩いてみる。テルとふたりで

パチン パチン

『ふたりでやる必要はねーだろっ!』

々試した結果が…

れたはわかる。

打撃もれた位にしかじない。(テルの本気の尾打ち、因みに巖は抉れました)

魔法も同様。(テルの雷)

最後に自分の手をサバイバルナイフで刺してみた。

刺したがあったし刃先も反対側からでていた。痛みも無かったので、そのままスライドさせてみたら結界を通り抜けてるのがわかったよ。何コレ勝った。

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