《異世界に勇者召喚されたけどチートな一般人|(噓)だった》act20 真実と驚き

「なぁ、クリス、お前これからどうするんだ?」

「なんのことだ?」

「住むとこは家から転移すればいいけど、お前魔王じゃん」

「そのことなら大丈夫じゃ。なんせ今の魔王はコウキ、お主じゃからな」

「???」

「そもそも魔王は魔族の中で一番強く、魔法の扱いが一番上手い奴を魔王と呼ぶ。他の種族だと勇者とか呼ばれてる奴らじゃな。」

「じゃあ勇者の持つ聖剣はなんのためにある?」

「あれは勇者が元の世界に帰るために必要なスキルじゃ」

「どうゆうことだ?」

「そもそも聖剣は邪神を倒すためのスキル、邪神がいないと倒す対象が変わるんじゃよ。今回の勇者は、前魔王を倒すために召喚されたから、、魔王倒すスキルになったのじゃ。」

「それと元の世界に帰る、どう関係してるんだ?」

「コウキ、お主の稱號に魔王討伐者があるじゃろ。その後、スキルに変わったことはなかったか?」

「ああ、たしかにスキルは進化した。」

「つまり、聖剣で対象を倒し、討伐者の稱號を得ればスキルが進化し、元の世界に帰れるのじゃ」

「なるほど。それより俺が魔王とは、どゆう意味だ?」

「魔王は、魔王を倒した者がなるのじゃ。王を殺してそのままだと、無責任になってしまうから、倒した者が代わりに王になるのじゃ」

「お前死んでないじゃん」

「でもお主に負けた。」

「魔王って何すればいいの?」

「魔王やってくれるのか!」

「まぁな」

「うむ、特に何もしない。挑みに來た勇者を倒す以外は。じゃが、勇者は各種族ごとにいるから、倒すの面倒くさいくらいじゃ」

『ソフィア、勇者ってあと何人いるの?』

『まずは人間族に3人、獣人族に1人、妖エルフ族に1人、鉱鍛ドワーフ族に1人、竜人族に1人います。』

「まぁ、人間族の勇者って、弱いし、獣人族の勇者はキリハだし、割りと楽だな」

「お、お主 い、いまキリハが勇者か聞こえたんだけど本當かの?」

「本當ですよ。クリスちゃん」

「驚いたのじゃ」

「俺も聞いたときは驚いたよ。」

「誰に聞いたのじゃ?」

「俺のスキルだよ」

『どうもクリスちゃん、マスターのスキル、ソフィアと申します。』

「頭に聲が!!」

『驚かせてしまい申し訳ありません。』

「別に良いのじゃ」

『心の中で話しかけていただければ大丈夫ですよ。』

『こんなじかな?』

『はい。大丈夫です。』

しばらくクリスとソフィアは會話?を楽しんだ。

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