《スキルイータ》第四十九話

/*** カズト・ツクモ Side ***/

竜に、エリン・ペス・マリオンの名前を與えて、眷屬化した。

// 名前:エリン・ペス・マリオン

// 種族:スペリオール・ドラゴン

// 固有スキル:人化

// 固有スキル:ブレス

// 固有スキル:飛行

// 固有スキル:上位竜

// 固有スキル:水・氷系スキル

// 固有スキル:火・炎系スキル

// 固有スキル:風・雷系スキル

// 固有スキル:念話

// スキル枠:----

// スキル枠:----

// スキル枠:----

// スキル枠:----

// スキル枠:----

// 力:D

// 魔力:G+

スキルだけ見ると、俺の眷屬の中では、1番強そうなじで、完全に戦闘種族だ。

どっかのサ○ヤ人とは違うじで、スキル依存のマジックキャスターに進化できそうだ。そもそも力馬鹿の印象が強い。アンバランスなじだ。強化方針は、デス系と竜化した時には、目立つのはしょうがないので、隠とかではなく、超向上系と異常攻撃系のスキルをもたせる方がいいだろう。の姿の時の戦闘は、ダンジョンで確認していけばいいだろう。

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まずは、エリンと長を連れて、黒狼族の集落に移する。その後、ログハウスに、エリンと移する事になる。

その後、エリンの種族スキルである”上位竜”で小型ワイバーンを呼び出す。小型ワイバーンと言っても、1~2人は乗れるサイズのようだ。それが、竜族の谷--寶永山(仮稱)--に場所の伝達を行う事になる。

長との話し合いで、竜族は基本的に、今までと同じ生活を行う。

ただ、駐在の様に、ログハウス周辺に、5程度の竜族が常に住まう事になった。そのもの達は、俺の指示に従う事になるが、通常時には、今作っている、ビックスロープへの資の輸送を擔當する事になる。

「妾は?」

「ん?エリンは、そうだな。俺が、ミュルダの街に行く時についてきてしいからな・・・。カイ。レベル7魔核はまだ有るよな?」

『はい。スロットが3つのがよろしいかと思います。數は大丈夫です。スキルはどうします?』

「エリン。おい。ウミも何している?」

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「え?妾は、ウミ姉とカイ兄よりも強くなりたいのじゃ!」

どうやら、魔?の中では、眷屬化した順番が、兄弟の順番になるようだ。

そうなると、貓に従うドラゴンは・・・・まぁいいとして、ハーフエントやハーフドリュアスに従うドラゴンか・・・でも、1番は、スライムに従うドラゴンがシュールな図式になりそうだ。

問題はない。眷屬間で仲良くしてくれればいい。

よし、ログハウスに帰るか?

その前に・・・。

「長。そう言えば、黒狼族とはどういう関係なんだ?」

「あぁあの者たちは、儂達が保護しているだけじゃ、お主が気にらなければ、抹殺して良いぞ」

「違う。違う。これからもよろしくって事だけど、彼らの話を総合すると、姫巫と呼ばれる者を、お前たちが縛り付けているように思ってな。なんで、そんな事をしているのか知りたかっただけだ」

「儂達がんだわけではないぞ?」

「そうなのか?」

「あぁ儂らの力は強大・・・だったからな」

そこで、俺を見るな。カイとウミを見ろ!

「それで?」

「あやつらも、この辺りでは上位種には違いないが、それでも対応できない場合が出てくるのでな。その時に、儂らと連絡が著くように、”念話”持ちを、集落に縛り付けたのであろうな」

「それを聞いてし安心した。長。黒狼族の集落に一緒に行ってもらっていいか?」

「そうだな。あの”果”をまたくれるのなら問題ないぞ」

「わかった、エリンの眷屬に持たせよう」

「赤い奴と桃の奴だからな」

「わかった。わかった。それじゃ悪いけど、移開始していいか?」

「ツクモは、エリンに乗れ!」

「いいけど、大丈夫か?」

エリンがアワアワしているので、心配になった。

「大丈夫だ。エリン。大丈夫だな」

「はい!」

返事だけじゃない事を祈ろう。

寶永山(仮稱)を出て、山に出た所で、エリンと長が人型から、竜形態に戻る。

を並べてみると解るが、長。どんだけでかい?

エリンの1.5倍近いサイズだ。エリンも小さいわけでは、長7~8mはある。ちょっとした象くらいはある。これが空を飛ぶのはチートだろう。人が敵わないと思ってしまうのはしょうがないだろうな。実際には、一部を除けばそれほど強くない。

それから、俺たちは、黒狼族の集落に向かった。

スーンに連絡をしていたので、総出での出迎えになった。

何をどうやって話したのか、見當もつかないが・・・(噓です。多分、スーンが説得脅迫したのだろう)

黒狼族は、一部の者を除いて、居住區に移り住む事になった。白狼族の長が、他の獣人族との間を取り持つ事になる。

念話の魔核は、それでも竜族との橋渡しとして殘しておくことになる。

今までは、黒狼族だけがその役目を追っていたのだが、話し合いになるが、居住區に住む獣人族が持ち回りで行う事になる。

長は、それで問題なしだと言っている。

基本は、竜族から、獣人族に、念話で話をして(実は、獣人族は、長が人化できて、普通に話せる事を知らない)要を聞いた、獣人族が居住區から竜族に貢を行う。

竜族は、居住區と集落の空からの監視及び護衛を擔當する事になる。

そうなると、ダンジョンにアプルとピチを植えなければならないな。

スーンがうまくやってくれるだろう。

獣人族から見たら、俺が竜族に渉して、易品で、居住區や集落を守ってもらう事に功した様に見える。

実際に、スーンにはそう見えるように話をするように頼んだ。

黒狼族は、大河--フログレンスリバー--を渡った側に集落を作る。獣人族を知っていたので、彼らの説得を行いたいと言っていた。基本コンセプトは、來るもの拒まず、さる者追わずだから、迷にならければ問題ないと伝えた。

カイとウミも、エリンが眷屬になった事で、しは安心できるのだろう。

「エリン。あと二人、お前の姉さんと兄さんが居るからな」

「はい!妾の妹や弟はできるのかえ?」

子が、両親に、弟か妹がしいというように話さないでしい。

子供が”居た”経験はないが、なんとなく困ってしまう両親の気持ちが解ってしまった。

「機會があればな」

「そうじゃ!妾が」「エリン。それ以上は考えなくていい。エリンが、末っ子で、最強で良くないか?」

「え?妾が最強」

「そうだぞ、これから、カイやウミやライとダンジョンにるだろうし、ログハウスに帰ったら、魔核を使って強化するからな」

「嬉しいのじゃ!妾が最強になって、パパを守る!」

ん?

「エリン。パパって?」

「パパは、パパなのじゃ?」

「長の事?」

「ううん。長は、群れのボスなのじゃ。パパは、パパなのじゃ?」

俺の方を見る。

まだ、長が近くに居るから、念話で聞いてみる。

『おい。どういう事だ?』

『何がだ!』

『エリンが、俺の事を、”パパ”と呼ぶぞ?どういう教育をしている?』

『あぁ・・・ツクモ。すまん。嫁の教育だ』

「はぁぁぁぁ」

つい聲が出てしまった。

エリンがこちらを不思議そうな顔で見上げている。

『長。どういう事だ?』

『・・・・』

『話せよ!』

『あぁ3の嫁は、もともと、儂の眷屬だったのじゃよ』

はっはぁん。読めたぞ。

『そうか、最初は、お前の事を、パパやお父さんと読んでいたのだな。それで、適齢期になって、お前が手をだした。それで、嫁さんに収まったって所か?』

『違う。いや、違わないが、違う。儂から手を出したわけではない!』

『わかった、わかった、それで、嫁さん達は、エリンに、眷屬化した者の事を、”パパ”と呼ぶのが正しいとでも教えたのか?』

『・・・だと思う』

『まぁいい。解った』

『え?それでは、エリンを嫁にしてくれるのか?』

『なぜそうなる?』

『流れ的にそういうながれじゃろ?』

『違うわ!とりあえず、エリンのパパ呼びは俺に取って都合がいいからな。適齢期になったら、群に返すからな。そのつもりでいろよ』

『・・・了解した。その時には、エリンの意思を第一に考えてくれれば納得する』

『・・・わかった。その件は、それでいい』

『助かる』

なんだか、地雷を踏み抜いた気がしなくもないが、ドラゴンの壽命と、人族の壽命から考えると、俺が死ぬ前に、エリンが竜になれるとは思えない。タイムスパンが違いすぎる。

ログハウスまですぐにたどり著いてしまった。

スーンは、白狼族の長と黒狼族の一部を連れて、徒歩で帰ってくることになった。

エリンの背中に乗っているのは、俺とカイとウミとライとオリヴィエだ。

これだけなら、移速度は問題にはならない。

スーンには、ログハウスに到著したら、ビックスロープ商業施設の建築を急がせる事にした。

ミュルダとの取引ができなくても、ログハウス周辺を一時的に隠すための、ダミー街は必要になってくるだろう。竜が飛來するビックスロープ商業街だ。

なんとなく、廚二心を刺激する。

竜族が支援しているように見えるので、俺たちの存在も隠せる。

最初は竜族に運搬を擔當してもらうが、ブルーフォレストを貫く道の建設も合わせて行っていけば、運搬に関しても獣人族に任せる事ができそうだ。そうして、初めて、居住區が認知されるようになる。こちらも竜族が飛來する街だから、防面も考えなくて済みそうだ。実際には、エントや魔蟲たちが警戒に當たっているのだが、建前は必要だろう。

さて、そのために、しっかり、ミュルダで渉してこないとな。

「エリン。オリヴィエには挨拶したか?」

「パパ。大丈夫です!オリヴィエ兄。あと、リリーア姉は、どこなのじゃ?」

「あぁリーリアは、今、ミュルダに居るから、明日行ったら會えると思うぞ」

「わかったなのじゃ。パパ。妾はどうすればいいのじゃ?」

カイを見る。

『主様。ライが魔核とスキルカードを取りに行っています』

『ありがとう』

ライがすぐに戻ってきた。

レベル7魔核空スロット3の魔核が3つと、空きスロット2のを4つ持ってきた。

「ライ。在庫は?」

『魔核は、まだ10個以上あります』

「スロット付きか?」

『うん!』

わかった。

まだまだ大丈夫なようだ。

さてスキルの付與から始めるか?

・即死+詠唱破棄

力超向上+攻撃力超向上+速度超向上

力超低下+攻撃力超低下+速度超低下

・結界+障壁+防壁

・毒+麻痺

・停止+

・睡眠+石化

魔核を作して、吸収させた

數回に分けての吸収になったが、無事全部を吸収できて、スキルが付いた。やってしまったが強い。竜が出來上がった

// 名前:エリン・ペス・マリオン

// 種族:イリーガル・グレーター・デス・スペリオール・ドラゴン

// 固有スキル:人化

// 固有スキル:ブレス

// 固有スキル:飛行

// 固有スキル:上位竜

// 固有スキル:水・氷系スキル

// 固有スキル:火・炎系スキル

// 固有スキル:風・雷系スキル

// 固有スキル:念話

// スキル枠:即死

// スキル枠:超向上スキル

// スキル枠:超低下スキル

// スキル枠:異常スキル

// スキル枠:詠唱破棄

// スキル枠:----

// スキル枠:----

// 力:C

// 魔力:D+

無事、イリーガルになった。

當然と言えば當然だろう。

さて、明日ミュルダに移して渉だな。

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