「森、か」

周囲を軽く見渡し、生がいない事を確認し、一息つく。

……良かった。この前みたいにドラゴンの巣とかだったら死んでいた。

落ち著いたところでまずは狀況の確認からだ。

「＜＜ステータス＞＞」

自の狀況を確認する為にステータスを呼び出す。

金の板が空中に現れ、そこに俺に関する報が記されている。

名前：神木　悠斗

別：男

種族：人間

職業：中學生

レベル：？　？　？

力：１００５００/１００５００

魔力：３３２００/３３２００

理攻撃力：１２０００

理防力：１７８００

素早さ ：１９９９０

魔法攻撃力：１１０００

魔法防力：９９００

運 ：１０００

スキル：火屬魔法　水屬魔法　風屬魔法

土屬魔法　雷屬魔法　闇屬魔法

屬魔法　無屬魔法　付加魔法

魔力無効　創造魔法　強化魔法

回復魔法　武　格闘　幻

固有魔法：魔法錬金……名稱、及び効果を把握できた他者の固有魔法を裝備品に付加できる。付加した固有魔法は好きなときに発できるが、同時に二種類以上は発できない。

うわっ……俺のステータス、低すぎ……？

流石に千分の一は予想外。スキルはそのまま……って何個か減ってるな。

だけど、今までの固有魔法のいくつかはスキルとして使えるようになっている。

そして今回の固有魔法は……大晩型か。最初が一番きついんだけどなあ。

あとは、アイテムとチート。

「駄目……か」

とりあえず……破斷の太刀を呼び出してみようとしたが、制限がかかっている。

把握の為にいくつか呼び出してみたが、取り出せたのはアイギスの空間へと送る転移結晶と薬類。

武や防といった裝備品関係はロングソードといった普通の裝備しか取り出せなかった。

とりあえず昔気にっていた逆刃刀を呼び出し、腰に差した。

とりあえず一人目さえどうにかできれば何とかなると思うが、その一人目が難しい。

素直に戻ってくれれば良いが……戦いとなると……ま、相手次第か。とりあえず町だな。確か近くにカモミールって町があるはずだ。

「＜＜マップ＞＞」

チート魔法の一つを使ってみる。

マップとは自分がいる地點から魔力を飛ばし、魔力が及んだ範囲の地形や生を調べる魔法だ。

制限が無ければ生の能力から、敵意や好意といったまで読み取れるが、今は種族しかわからない。それに俺自の魔力量もないせいで範囲も狹い。

ちなみに、元の世界の學校で使った所、學校の男子の半分は敵意を持っていた。二割は殺意。二割は無関心。殘りは々だ。

……別に良いけどね。

どうやらチート魔法もだいぶ機能に制限がかかっている。殘りも確認しておかないといけないな。

にしても、町がじ取れないってことは結構遠いな。ま、方角はわかるからさっさと行くか。

（悠斗。通信が出來るようになったよ）

頭にの聲が響く。アイギスだ。

（他は？）

（異世界人のサーチは無理だけど、出會った人にマーカーは付けられる。他は元の神が管理してるみたいだから出來ないね）

（……了解。まずは町で報収集してみる。アイギスが把握してる頃と変わってる可能もあるし）

（ういー。がんばー）

……よし、行くか。目指すはカモミールの町だ。