《世界にたった一人だけの職業》希。そして、激闘の末に。
俺は、今巨大な死神みたいな化け二と対峙している。
(あいつのステルススキルの本當の効果がやっとわかった……!)
今二の化けは姿を消して鎌や魔法を使って攻撃してきている。俺はそれを凌ぎながら魔法を発する。この形を覆すために……!!
「エレメンタル・バースト!!」
「ΘβψΔΞδΞΦ!!」
二の化けの悲鳴が響き渡った。と同時に二の化けがステルスを解いて姿を現した。
俺はエレメンタル・バーストという無屬魔法によってこことは違う座標に攻撃を仕掛けた。すなわち、俺と化けは別々の空間にいたのをエレメンタル・バーストで引きづりだしたのさ。同じ空間に。
二の化けが怒ったのか、怒濤の攻撃を仕掛けてくる。四本の鎌を凌ぎ、魔法を防ぎ、反撃の隙を伺う。
(ちっ……。このままじゃ埒が明かない……。勝負の決め手になる魔法はないのか……!!)
俺は必死に模索する。その剎那。
カッ!!
辺り一面がった。レギーロと騎士団員達を瀕死に追いやった謎の魔法。それがおれに襲いかかる。
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「うがああぁぁぁぁ!!」
何かが全に突き刺さり、中に痛みが走る。俺はそのまま何かに押し出され壁に激突する。
ドゴオオオォォン!!
「かは………!」
俺は、意識が朦朧とするなかでどうにかして回復魔法を掛ける。
「……リカッ……バリー……」
自に回復魔法をかけ、どうに戦える程度にまで回復した。
俺はフラフラしながらも立ち上がりながら考える。
(……あの正不明の魔法は多分、発を使って目眩ましさせて、針みたいなのを飛ばす魔法にステルスかけてんだな……。何か策は……!!)
俺は必死に考え、あることに至った。
(……あの魔法はもしかして連発できないのか……?1度目の発から大分時間が空いての二発目だった……。もしくは一定時間に一回発するのか……)
々と俺が考えを巡らせていると……。
ーーーーーー!!
後ろから本能的な恐怖を察知し咄嗟に防魔法を展開する。
ガキイイイイィィィィ!!
「ぐうぅぅぅ……。ぐぁぁぁぁ!!!」
俺は2の巨大な死神みたいな化けの鎌による重力攻撃に耐えきれず、後方に吹っ飛ばされる。
「がっ……!ごふっ……!」
壁に打ち付けられ、をはいてしまった。
(く……。考えるのに気をとられて気配察知を発してなかった……)
俺は自に再度リカバリーをかけ、回復した。
(……魔力もあとししかない。……最上級魔法はあと一回しか使用できないな……。ここで決めるしかない……!!)
俺は2同時攻撃をかわして、け流して、防いでどうにか凌ぐ。
(まだ……!まだか……)
隙がなかなか見當たらない。連続で二から攻撃をかわしながら魔法陣の構築は難しい。簡単な魔法なら可能だが、さを要求される魔法では不可能だ。想像力がもっと高くなければさを要求される魔法でも構築できる。だが今の蓮斗ではいくらチートと言えどレベル不足故に不可能なのだ。
俺は、二方向から襲いくる高速の重力球を間一髪で回避。引き寄せられそうになるところを「反発」で回避する。反発により重力に押される形になり、その反発を利用して死神みたいな巨大な化けから遠ざかる。
俺はその剎那で考える。
(あいつらを足止めするには目眩まし程度じゃだめだ……。……!押し潰せば行けるかもしれない!!)
俺はそう考えて、
「重力作!圧!!」
あの二を対象に重力を上から圧し押し潰す。
「「ΦΜδЙ#θηΜ!!」」
二の巨大な死神みたいな化けが重力をに抗おうとするが、立ち上がるのが一杯だった。俺の時間稼ぎにはこれで十分だ。
俺は自分の使う魔法の魔法式、そしてそれによって構される魔法陣を組み立てる。あとし……。魔法式の追加……。魔法陣の歪みを修正……。魔法陣の核を形……。魔法陣の核の補正……。出來た!!!
「モート・オブ・ライトニング!!」
俺がそういうと、重力に抗う二の死神みたいな巨大な化けの頭上に巨大な魔法陣が出現する。すると、その魔法陣から突如水のが溢れだし、二の死神みたいな巨大な化けを飲み込んでいく。
「「ΦθΞβαΨδЙΜ!!!」」
二の巨大な死神みたいな化けが悲鳴をあげる。だが、水のは容赦なく二の巨大な死神みたいな化けを焼き盡くしていく。
しばらくして魔法が収まり、魔法の発していた場所を見る。そこには二の巨大な死神みたいな化けの姿はなかった。気配察知を発してもそれらしき気配は皆無だった。
「はあ、はあ、はあ……。なんとか……ギリギリ勝てたな……」
俺はそう言うと安心した気持ちになり、力なく地面に倒れた。
……皆は今頃無事に地上についただろうか……?
俺がそう考えた直後、意識は闇の中へと消えていった。
【書籍化&コミカライズ】勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って來られては困るのだが?
【コミック第2巻、ノベル第5巻が2022/9/7同日に発売されます! コミックはくりもとぴんこ先生にガンガンONLINEで連載頂いてます! 小説のイラストは柴乃櫂人先生にご擔當頂いております! 小説・コミックともども宜しくー(o*。_。)oペコッ】 【無料試し読みだけでもどうぞ~】/ アリアケ・ミハマは全スキルが使用できるが、逆にそのことで勇者パーティーから『ユニーク・スキル非所持の無能』と侮蔑され、ついに追放されてしまう。 仕方なく田舎暮らしでもしようとするアリアケだったが、実は彼の≪全スキルが使用できるということ自體がユニーク・スキル≫であり、神により選ばれた≪真の賢者≫である証であった。 そうとは知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで楽勝だった低階層ダンジョンすら攻略できなくなり、王國で徐々に居場所を失い破滅して行く。 一方のアリアケは街をモンスターから救ったり、死にかけのドラゴンを助けて惚れられてしまったりと、いつの間にか種族を問わず人々から≪英雄≫と言われる存在になっていく。 これは目立ちたくない、英雄になどなりたくない男が、殘念ながら追いかけて來た大聖女や、拾ったドラゴン娘たちとスローライフ・ハーレム・無雙をしながら、なんだかんだで英雄になってしまう物語。 ※勇者パーティーが沒落していくのはだいたい第12話あたりからです。 ※カクヨム様でも連載しております。
8 125【書籍化&コミカライズ2本】異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無雙する
【日間&週間&月間1位 感謝御禮】 ブラック企業で働いていたアラフォーリーマンの難波カズは、過労死で異世界転生。 異世界を救い、戻ってきたのはなんと十七歳の自分だった。 異世界で身につけた能力を使えることに気付いたカズは、今度こそ楽しい人生をやり直せると胸を躍らせる。 しかし、幼なじみの由依をきっかけに、もといた世界にも『人間を喰う異形――ヴァリアント』がいることを知る。 カズは過去の記憶から、近い未來に由依が死ぬことを察してしまう。 ヴァリアントと戦う使命を持つ由依を救うため、カズはこちらの世界でも戦いに身を投じることを決める。 ★ファミ通文庫さんのエンターブレインレーベルから、書籍が9月30日に発売します。 文庫よりも大きめサイズのB6判です。 ★日間ローファンタジーランキング 最高1位 ★週間ローファンタジーランキング 最高1位 ★月間ローファンタジーランキング 最高1位 ※カクヨムにも掲載しています。
8 62骸骨魔術師のプレイ日記
全感覚沒入型VRデバイスが一般的に普及した未來。このデバイスはあらゆる分野で利用されており、それはゲーム業界でも同じである。人々はまるで異世界に迷いこんだか、あるいは近未來にタイムトラベルしたかのような経験が可能ということもあって、全世界であらゆるジャンルのVRゲームが飛ぶように売れていた。 そんな好調なVRゲーム市場に、一本の新作タイトルが舞い降りる。その名は『Free Species World』。煽り文句は『あらゆる種族に成れるファンタジー』であった。人間にも、獣にも、はたまた魔物にも成れるのだという。人型以外の姿を取ることが可能なVRゲームは世界初であったので、βテストの抽選は數千倍、製品版の予約は開始一秒で売り切れ狀態となっていた。 これは後に社會現象を起こす程に大人気となったVRゲームで悪役ロールプレイに撤し、一つの大陸を支配して名を轟かせたとある社會人のプレイ日記である。 ◆◇◆◇◆◇ GCノベルス様から書籍化致しました。書籍版のタイトルは『悪役希望の骸骨魔術師』です!
8 92どうやら勇者は(真祖)になった様です。
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両親はおらず、親戚の家に居候中の蛇喰 葉瑠(じゃばみ はる)は、高2の始業式のウキウキした気分で登校していた。 その時、交差點に珍しい白い髪の女の子がたっているのに気付き、進んでくるトラックから助けようと庇って死んでしまう。 しかし、庇った女の子が実は神様の使いで、異世界に転生をさせてもらえることになった! そこは剣と魔法の世界、神の加護とチートでどんな困難にも立ち向かう! 処女作ですので誤字脫字や分かりにくかったり、すると思います。 亀でのろまで月に5話ぐらいしかあげれません。 いままで読んでくださっている読者様!有り難う御座います。 これからもゆっくりですがあげていきますのでよろしくお願いします! 表紙のイラストはキャラフト様より拝借させていただきました。
8 133ダーティ・スー ~物語(せかい)を股にかける敵役~
ダーティ・スーとは、あらゆる異世界を股にかける汚れ役専門の転生者である。 彼は、様々な異世界に住まう主に素性の明るくない輩より依頼を受け、 一般的な物語であれば主人公になっているであろう者達の前に立ちはだかる。 政治は土足で蹴飛ばす。 説教は笑顔で聞き流す。 料理は全て食い盡くす。 転生悪役令嬢には悪魔のささやきを。 邪竜には首輪を。 復讐の元勇者には嫌がらせを。 今日も今日とて、ダーティ・スーは戦う。 彼ら“主人公”達の正義を検証する為に。
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