《外れスキルのおで最強へ 〜戦闘スキル皆無!?どうやって魔王を倒せと!?〜》第115話 本音を吐します
「じゃあ、本題にるけど、問題は無い?」
 大混から復活した一輝に、一応確認してから話し出す聡。
『あぁ、問題無いよ。取りして悪かった。』
「まぁ、當然の事だろうから、仕方が無いよ。っと、それよりもだ。実は今日な…超危険人をお尋ね者を、ひっ捕らえに行ったんだわ。」
 あらましを、要所要所で掻い摘んで話す。
「んで、帰って來てから、2言、3言話した後に、急にさっき話したエーリカってのが、様子おかしくなって、いきなり…キスをしてきたんだよ。」
『はぁぁぁぁぁぁぁ!?キスゥ!?お前が!?その人エルフと!?』
 今日一番の驚愕を見せる一輝。聡が神に至った事よりも驚きなのか。
「驚き過ぎだ!俺が神になるよりも、よっぽど驚いてるじゃねぇか!」
『あ、す、すまんつい。いや、だって聡だぞ?超奧手で、據え膳を丁寧にお片付けして、他人に食われないように、しっかりと言い聞かせるような、そんな聡だぞ!?』
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「い、いや、実際にやった事は無いぞ!?確かにそうするかもしれんけど!」
 聡の格を、ちゃんと分かってる一輝ならではの、的確な例え話に、強く言い返す事が出來ない。
『で?その後は?』
「告白されたよ。好きだって。で、また…。」
 思い出してしまい、顔を真っ赤にする。どこまでもに免疫が無い聡は、すっかり調子を崩されっぱなしである。
『あの聡がなぁ〜。結婚は出來ないとか言ってた割に、結構早いうちに良い人を見つけると思ってたけど、まさか大學生のうちに見つかるとは。』
「いや、こちとら300歳超だけどな?それに、結婚するとは決まってないし。」
『いや、話を聞く限りだと、そっちは不純異友が厳しく、法的に罰せられるんだろ?なら、関係を持っちまったが最後、後は結婚するしか無いだろ?』
「まだ何もしてねぇけど!?あ、いや、キスはしたっつうか、されたけどさ。」
 関係というワードに、酷く揺しながらぶ。が、びは段々すぼみになってしまう。
『嫌では無かったんだろ?』
「まぁ、悪い気はしなかったよ。ただ、九分九厘、けれないつもりでいる。」
『いや、お前はの子馴れしてないし、押しに弱いから、何度も迫られてるに…って事になるぞ?そうなるぐらいなら、早いに諦めて、ちゃんと関係を築いた方が「なぁ、一輝。」…何だ?』
 ペラペラと聡の弱點を語り出す一輝を遮り、真剣な聲で聞く。
「不老不死の生に、子孫は必要か?」
 聡の質問に、電話口から息を呑む音が聞こえてくる。
 すっかり失念していたのだろう。
『…いや、必要無いな。』
「なら、エーリカはけれない。」
 一輝の回答に頷きながら、バッサリと決斷を下す。その目には、一切のが映ってない。
『おい、聡!そんな理由で、エーリカさんを傷付けるのかよ!?話でしか聞いてないが、すげぇ良い人じゃんか!』
「おう、そんな理由でだ。それに、稱號の【亜神】の効果で、人に好かれやすくなってるらしいから、今後も似たような事があるだろう。てか、人との距離が、明らかに近くなってる。その時、エーリカという例外を作ると、拒絶出來ないと思うんだ。」
 それも聡にとって、懸念の一つだった。人の心に干渉し、『好かれやすくなる』なんて、馬鹿げた効果である。
 実際には、『人に強いを懐かれやすくなる』であるが、聡にとっては、どちらも似たようなもんである。
『はっ!大した自信じゃ無いか。』
「これが事実で現実だ。」
『因みに斷るとして、どう言うつもりだ?』
「それは…一人のとしてしてない、とか?」
『お前、面と向かってそんな事、言えるのかよ?』
「うぐ…。」
 痛いところを突かれる。
 そう。聡には、エーリカを振る度が無いのだ。更に言えば、告白自は満更でも無く、自が不死でなければ、同じように猶予を貰った上で、OKしていただろう。
『態々相談してきたって事は、なからず、好意は持ってる証拠だろ?俺はな、聡。お前には、絶対、必ず、どんな手段を用いたとしても、mustで幸せになってもらいたいと思ってる。』
「お、おう?つーか、どんな手段を用いてもって…。」
『聡なら、人が不幸になるような手段は、絶対に選ばないだろ?』
 さっきまで、言い合いに近い事をしていたのに、急に褒められて戸う。一どういう風の吹き回しなのだろうかと、聡は首を傾げる。
「確かに気に病むとは思うが…。何でそんなに信用あるんだ?」
『友人だからだよ。というか見たぞ?夏休み前に、後輩の男子に告られて斷ってたろ?』
「あ〜、そんな事もあったな。てか見てたんかい。あん時は、し恐怖をじたんだぞ?」
『まぁ、確かに驚くだろう。だが本題はそっちじゃない。』
「というと?」
『お前は斷った後も、そいつを気にかけて、しばしば聲を掛けてたろ?どんだけ優しいんだよ。』
「良く見てんなぁ…。」
 行を観察されていた聡は、苦笑いを浮かべて、遠い目をするのだった。
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