気がつくと1度目を覚ました場所にいた。

を起こそうとするとあることに気づいた。

「右手がある？」

(そう言えば、意識が沈む寸前を再構築するとか言ってたな。)

神夜は1度たって周りを見回してみた。

するとさっき見を覚ました時には見なかったものがあった。

「……扉？」

さっき目を覚ました時こんな扉はなかった。

「もしかして……」

扉の中にると予想通りの景があった。

「お父さん……」

ステラが封印から解放されて父、ゾルーダの亡骸の前にいたのだ。その目からは涙が流れている。

「……ステラか？」

「！神夜さんですか？」

「ああ、改めて自己紹介をしよう。俺は闇瀬神夜。ステラの父さんの力をけ継いだ。」

「改めて、私はステラです。お父さんの願いを聞いてくれてありがとうございます」

「……辛いか？」

「……そうですね。」

「こっちに來い。貸してやる。」

「……ありがとうございます」

そう言ってステラは俺のに手を回すとに顔を押し付け泣き始めた。

「ぐずっ……お父さん……うわーーーーん」

ステラが泣き止むのを待っている間にステータスを確認した。

(ステータス)

【名前】闇瀬神夜

【種族】魔神族デビルゴドス

【別】男

【職業】大魔神

【レベル】1

【生命力】∞

【魔力】∞

【スキル】進化

神羅萬象

魔神眼

神力

【稱號】転移者、復讐者、願われし者、け継ぎし者、創造神の寵、大魔神、悲しみを知る者

(あららら、こりゃチートだな。)

「ぐすっ、」

「大丈夫か？」

「うん。それよりお父さんの力をけ継いだんだよね。他に何を貰ったの？」

「力だけだよ」

「お父さんはもういないんだよね」

「……俺はステラのお父さんにはなれない。けれど約束しよう。俺はステラから離れない。」

「ほんとに？」

「ああ」

「わかった。」

「それじゃあ活を開始するか。ステラはどうしたい？」

「外の世界を見てみたい。けど、まずは神夜さんの目的を果たさないと……」

「神夜でいいよ。それに俺の目的はステラのやりたいことの合間に出來ればいい。」

「わかった。」

「けど、し休みたいな。」

「それじゃあここでし休みましょ？」

「そうだな。」

ここで休憩をすることにして俺は壁に寄りかかった。

(さてと、あのチートなステータスを確認するか)

(ステータス)

【名前】闇瀬神夜

【種族】魔神族デビルゴドス

【別】男

【職業】大魔神

【レベル】1

【生命力】∞

【魔力】∞

【スキル】進化

神羅萬象

魔神眼

神力

【稱號】転移者、復讐者、願われし者、け継ぎし者、創造神の寵、大魔神、悲しみを知る者

ステータスはそこをタッチするとその説明が出てくる。

進化

生としての形を1段階だけ進化させる

神羅萬象

創造スキルをまとめたもの。質創造、魔法創造、スキル創造を扱うことが出來る。

魔神眼

神眼の魔神版。自分よりしたのもののステータスや報を見ることが出來る。また、質なども見ることが出來る

神力

神としての力。人間は持っていない。

(やばいな……特に神羅萬象。これは創造神の力じゃないのか？まあいいか。次は稱號だ。)

転移者

転移した者。別の世界から違う世界に移した者に與えられる稱號。異世界の言語分かるようになる

復讐者

復讐する者。復讐する心を強く持った者に與えられる稱號。復讐対象と対峙した時ステータス2倍

願われし者

ほかの人に願われごとをされた者に送られる稱號。この稱號はかなり強い想いがないと與えられない。

け継ぎし者

力をけ継いだもの。け継いだ者は力とその者の想いをけ継がなければならない。この稱號はその覚悟があるものに與えられる稱號。

創造神の寵

加護の上級のもの。加護より強力な力が貰える。獲得経験値10倍。必要経験値十分の一倍。スキル上達度10倍。ステータス補正プラス5倍。

大魔神

創造神と雙璧をなす神。

悲しみを知る者

本當の悲しみをしっている者に與えられる稱號。神的攻撃が無効される。

いつの間にか勇者が無くなっていた。

(まあ、いいか。あの稱號は俺には合わない。けど、一気に強くなったな。創造神の寵とか正直いらないだろ……そう言えばを再構築したんだったな。どんなじになってるんだ？)

「神羅萬象　質創造　鏡」

神羅萬象の力を使っていた鏡を創造した。

「な、なんだこれ……」

は全く違っていた。

黒がベースの赤が混じった髪。その赤は真紅のをしていてよく目立つ。そして目は左目は黒い瞳をしていて、右目はアメジストのような紫の瞳だった。長はこの世界に來た時よりも5センチほどびていて、は引き締まっている。

「そう言えば種族も変わってたな。魔神族って幻の種族じゃないかよ。これが新しい俺のねぇ」

よし寢るか。

そして俺は寢た。