《最強家族のまったりライフ》17話 スキルクリエイト!
ステータス!
クルス・レグサンド :男    3歳
種族:高位森人族ハイエルフ
狀態:健康
Lv . 21
耐久力   9693/16852(16842up)
魔力      20004/28607(18407up)
攻撃  9980(9975up)
防  7421(7416up)
俊敏  10700(10695up)
用  15470(15465up)
運     85
《スキル》
【武系】
・剣Lv . 1
【魔法系】
・深淵魔法Lv . 1 
・神聖魔法Lv . 1 
【技能系】
・強化Lv . 10超越化Lv . 3
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・気配察知Lv.10、超覚Lv. 6
・気配遮斷Lv . 10、隠Lv . 6
・魔力作Lv.10、神力作Lv . 1 
・魔力探知Lv .10、霊眼Lv. ━
 ・隠蔽Lv. 1
・調教Lv . 1 
・加速Lv . 10、瞬速Lv . 4
・長倍加Lv ―
【ユニーク】
・神の導き手ガイドマスターLv . 3
・スキルクリエイトLv . ―(56P)
・霊魔法Lv . 1(new)
《加護》
主神イリスの加護、魔王の加護
《稱號》
転生者、神の加護をけし者、 
魔王の息子、世界の深淵を知る者、學ぶ者、深淵を覗く者
ステータスどうしたぁ!?
………ティオさんや、1レベルごとの長幅ってこれが普通なの?
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『そんなことあるわけないじゃないですか!マスターの長幅は異常です。変態です。変質者です。』
ぐふっ、に覚えのない痛みが………。
『人族の1レベルごとの長幅は10~50です。人族の最も長幅が大きい者と比べても、だいたいのステータスで10倍以上の開きがあります!もう人族躙できますよっ!』
珍しくティオが聲を荒げている。レアなティオだったので、ちょっと得した気分だ。
ノイントと契約したから霊魔法が使えるようになってる。あとで試してみよう。
お、スキルクリエイトのポイントが貯まっているな。でもこれって基準がわからないな。
『………前半の思考はスルーして、マスター、スキルクリエイトの鑑定結果が出ました。表示します。』
なんかだんだんティオが強かになっている気がする………。
スキルクリエイト………敵対因子に止めを刺したときに手にるポイントを使って既存スキルまたはオリジナルスキルを作ったり、スキルレベルを上げることができる。
~~~
既存スキル:50P
オリジナルスキル:5000P
スキルレベルアップ(既存):10P~
スキルレベルアップ(オリジナル):1000P~
~~~
また、倒した敵対因子の強さによって獲得できるポイントは変わる。
強さは魔基準。
~~~
Fランク:0.5P均一
Eランク:1P均一
Dランク:2P均一
Cランク:5~10P
Bランク:50~70P
Aランク:200~250P
Sランク:1000P~5000P
SSランク~Z:10000P~??
~~~
分かりやすく表になっているので、ポイントの比較はそう難しくなかった。
つまり普通のスキルを作るにはBランク魔を一倒せばよくて、オリジナルの場合はSランク魔を5倒せばいいんだな。
さっきのオークモドキがBランクだったから、56Pってるな。既存のスキルが1つ作れるな。何にしようか。 
《さっきの戦闘で足りないと思った要素でいいんじゃないですか。》
さっきの戦闘でか……。かなり呆気なかったけど………
『別に目に見える力だけが強さというわけではないのですから、面的なものに目を向けてみてはどうですか?』
なるほど、面にか………そうだ。
ティオ、心を落ち著けられるスキルってない?
『なるほど、そう來ましたか。分かりました。々お待ちください━━』
さっきの戦闘では圧勝だったとはいえ八つ當たりで、つまり的に行してしまった。
の高ぶりはときに限界以上の力を引き出すというが、的になって挑発に引っ掛かってしまう恐れもあるし、視野が狹まり最善の選択を導き出せなくなることもあるのだ。これは一対一のときでも連攜を取る上でも致命的な弱點となりうる。
だから、一刻も早く改善しなければと思ったのだ。
そんなことを考えていると、ティオから聲がかかった。
『見つかりました。スキル名は"瞑想"。目を閉じることによって心を鎮めるスキルです。スキルレベルが上がるほど心を鎮めるのに必要な時間が減っていきます。』
ちょうどいいスキルだ。それじゃあ、スキル"瞑想"を作るか 。
「スキルクリエイト」
俺は瞑想のスキルを頭に浮かべながらスキルクリエイトと唱えた。するとスキル鑑定の時のように脳に文字が送られてくる。
※50Pを消費し、スキル"瞑想"を取得しますか?
                 YES          NO
俺はもちろんYES と念じた。
※ピローン!  スキル"瞑想"を取得しました。殘りポイント6P
無事ゲットできたようだ。しかし、これはもっと強い奴らと戦わないとオリジナルスキルを作るにはポイントを貯めるのにまだまだかかるかもな。
まあ、オリジナルスキルではチート級のスキルも作れるんだから當然っちゃ當然か。
「?どうしたの……クルス。」
俺が、オークモドキを倒した後ずっと突っ立っていたから心配して駆け寄ってきたみたいだ。
うーん言ったら大騒ぎになるようなスキルだけど、姉さん達やシェーラなら別にいいだろう。
「あ、ごめん。ちょっとスキルを使ってて気づかなかったよ。」
「スキル………?」
「なになにー?」
「どうされましたか、坊っちゃま?」
「今俺の"スキルクリエイト"っていうスキルを使ってたんだよ。」
「スキルクリエイト?ってどういうもの?」
「簡単に言うとスキルを作れるスキルだよ。」
「スキルをっ!」
「作る………!」
「すごい!クルスー!」
三人とも驚いて固まってしまった。ルーナ姉さんとシェーラはまだ固まっていたが、いち早く直を抜け出したレレナ姉さんは、俺を褒めながら抱きついてきた。
「うわっ。いや、でもスキルを作るにはポイントが必要で、魔とかの敵に止めを刺さないとポイントをもらえないんだ。」
「へえー、じゃあ、魔をいっぱい倒せばいいの?」
「強ければ強いほどいいかな。」
「ふーん………クルスは強い魔をいっぱい倒せたら嬉しい?」
いきなり何だと思いながらも素直に答える。
「たくさんポイントもるし、レベルも上がるから嬉しいかな?」
俺がそう言うとレレナ姉さんの目が怪しくった。そして、レレナ姉さんは何故か二人に目配せをしてから俺の方に向き直って言った。
「ふふふ、じゃあゲームをしましょう!」
「ゲーム?」
何だか嫌な予が………。
「今から私とルーナとシェーラで一人一匹ずつ魔を連れて來るの。その中で、クルスが倒して一番ポイントが高かった魔を連れて來た人が勝ち。勝った人はクルスにひとつお願いができるわ!」
クルスにお願いと聞いた瞬間、ルーナ姉さんとシェーラの目もレレナ姉さんと同じような輝きを放った。いや怖いから!
ていうか、なんか俺勝手に賞品にされてるんだけど!
うーん、俺のこと云々は抜きにしてこれは願ってもない提案だな。なんたって化け達が連れてくる魔なんだからなくともそこで死んでるオークモドキよりは強いはず。
でもお願いって何を言われるか不安だ………。ああああ!背に腹は代えられん!
「やろう!」
「決まりね!順番を決めて一人が戻ってきたら次の人が行く。いいわね?それじゃあ、順番はくじで決めましょう。」
そう言うとレレナ姉さんは足下に落ちていた同じくらいの太さの細い木の枝を拾って、二人に見えないように後ろを向くと、枝の先端を自の爪でそれぞれを違う切り方で切り落とした。
そして、先端を手で隠して振り返るとルーナ姉さんとシェーラに向けて言った。
「この中から一本だけ引いて、先っぽが斜めに切れていたら1番、水平に切れていたら2番、ギザギザだったら3番ね。」
くじによって順番はシェーラ、レレナ姉さん、ルーナ姉さんの順番になった。
「それでは行って參ります。」
言うや否や、シェーラは一瞬で消えた。………本気になりすぎだろ。
シェーラが行ってしばらくするとレレナ姉さんが話しかけてきた。
「ねえ、クルス。ポイントがるのって魔だけ?」
「ううん。敵対因子ってあったから、敵ならなんでもいいんじゃない?」
「魔じゃなくてもいいのね………。」
どうしたんだ?
でも、敵といってもさすがに人を殺すのはちょっと気分が………ん?悪くならないな。何もじない?
そうか。赤ん坊の頃から沢山黒づくめの人達が死ぬのを見てたからかな。
あとは稱號の"世界の深淵を知る者"で神耐が、ついてるからか。
ヤバイぞこのままじゃ化けの仲間りだ………。
俺のそんな思考を知ってか知らずかシェーラが帰って來るのが見えた。どことなく嬉しそうだ。巨大な何かを引きずっているからだろうが、行きとは違いかなり遅い。といっても電車以上のスピードだが………。
ガガガガガッ、ズザザザーーーーッ!
バキバキバキバキッ!
シェーラが俺達の前で止まると、引きずっていた何かはシェーラの手を離れ、勢いを殺しきれず地面をっていき、木を巻き添えにすることによって止まった。
「ギ…………ギギャ………。」
まだ、かろうじて生きているようだ。ボロボロになっているが、腕が四本ある、青いに覆われた猿のような魔だ。大きさは5メートルはあるだろう。これを引きずってきたシェーラの力って………。
「ただいま戻りました。さあっ坊っちゃま!止めをどうぞ。」
「う、うん……。」
俺はボロボロになってけなくなった猿の魔に近付いていく。
………これじゃあ、どっちが魔かわからないな。っとこんなこと考えてちゃこの先やられちゃうかもしれない。
一旦気持ちを切り替えよう。
俺は目を閉じ、"瞑想"を発した。
10秒程目を閉じていると心が落ち著いてきた。
よしっ!大丈夫だ。
俺は思い付いた攻撃方法があったので、魔力作を使い、手に魔力を集中させた。その魔力を外に放出し、自分の腕に刃のように纏わせた。
そしてそのまま目の前の猿の魔の首目掛けて魔力の刃を纏わせた腕を振り下ろした。
すると俺の腕は何の抵抗もなく首筋にり、そのまま首を切斷した。
「「「おおー!」」」
振り返るとシェーラ達が拍手をしてくれた。俺もそれに応えるべく笑顔で手を振ると、何故か全員赤くなってそっぽを向いてしまった。解せぬ………。
※ピローン!  3980Pを獲得しました。
3980!?Sランクじゃないか!ポイントの量からしてそれもかなり上位のっ!
Sランクって國相手にできるレベルだよね。それを単獨でしかも引きずってくるって。
シェーラ、恐ろしい子っ!
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