《Creation World Online》第1話

「遂にこの日が來た!ああ、何ヶ月待ちんだことか!」

そうんだ俺の名は鈴鹿秋麻すずかしゅうま。年齢は今年で17になる、男子高校生だ。

そんな俺が何故んだのかというと、俺が手に持っているこの箱である。

VRMMO『クリエーションワールドオンライン』通稱、CWO。通稱の時の英語の並びがとても可らしいゲームである。

このゲームは今までのものとは違いなんと驚きなことに、NPCだけでなく敵mobにもしっかりとしたAIが組み込まれていることである。

そして何より見所なのはそれぞれのプレイヤーに渡される。固有のスキル、もしくは裝備や職業ジョブだろう。このシステムを『固有オリジナルシステム』というらしい、そのまんまだ。

「さて、そろそろサービス開始時刻だな。さっさと準備しよう」

時計を見ると11:30分を示していた、たしかサービス開始が12:00だから早く用意しないといけない。

別に後でもできないことはないのだがこんなに楽しそうなゲームなのだ、我慢なんてできるはずがない。そう考え俺は早速箱を開けるのだった。

11:59分俺は自室のベッドの上に寢転び首にチョーカー型の機械『ダイヴチョーカー』をつける。某ラノベの様にヘルメット型ではない。なんでも、これをつけ電源をれると超小型の針が飛び出し神経と接続、そしてそこから擬似的な電気信號を送り出してゲームをプレイするとか。詳しいことはよくわからん、専門家に聞きやがれ。

そんなことを考えていると12:00になったので俺はダイヴチョーカーについているボタンを押す。すると目の前が真っ暗に変化する。

さあ、ゲームの始まりだ。          

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