《ランダムビジョンオンライン》公認ハーレム形
「……ただいま。……ヒカリ、起きてるか?」
あのあと恥ずかしさに耐えられなくなって、すぐに風呂を出た。
現在時刻は7時くらいで、起きるにはまだし早いと思う時間だ。
「…………すぅすぅ」
「寢てるみたいだな。……さてと、どうするか? し腹もへったしなぁ……あ、飯の時間と場所を聞くの忘れたぜ……バカみたいだな」
今からもう一度風呂に行ってもいいのだが、俺が出るといった際にクーとキッカもそろそろ出ると言っていたから、今からだといない可能の方が高い気がする。
もう一度湯に行くのもアレだしな…………
「ん? 素直に男湯にればいいのか? 時間的余裕はまだまだありそうだし、そうしようか……」
さっきは深読みして湯にったのだから、今度は素直に男湯ののれんがかかっている方にればいいのではないだろうか?
「ヒカリは……まだ寢ているな。んじゃ風呂にり直しますか。天にも行ってみたいしなぁ……。決めたっ、行くことにしようっ」
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風呂に行くことを決めた俺は、來た道を風呂へ向けて歩き出した。
・・・
・・
・
「さて、今度は間違えないようにしないとな……」
俺は再び風呂の口に立っていた。
かかっているのれんは、奧が男湯で手前が湯だ。
今度は深読みなどせずに、素直に奧の男湯にった。
「ふぅ……気持ちいいなぁ」
所で浴をぎ、かけ湯をしてから湯船に浸かる。
昨日……というか、さっきもった隣の風呂とは左右を逆にしたような風呂だった。
大きさも同じぐらいで、足をばしてゆっくりできた。
「隣もそうだったけど、この風呂は何か眠たくなるなぁ……」
昨日はまだヒカリがいたし、さっきはクーとキッカがいたので大丈夫だったが、なぜかとても眠くなる。
これは、何か魔法でもかかっているのだろうか?
「風呂で寢たら、危ないよなぁ……。けど、頭をのっける場所もあることだし、寢てみるのもアリかもしれないな……」
風呂の腰掛け……というか外枠にくぼみがある。
おそらく、寢転がった時にそこに頭を乗せるのだろう。
「は試しだ……どうせゲームなのだから、溺れて死ぬこともないだろう……多分」
俺は眠気が抑えきれなくなったので、くぼみに頭を乗せて寢転がると、意識を手放した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「お客様? お客様? 大丈夫ですか?」
「んむぅ? ふわぁぁ……?」
誰かに呼ばれた気がして、俺は意識を取り戻す。
「大丈夫なようですね……いくら寢転がっても大丈夫な様に出來ているとはいえ、本當に寢てしまうなんて……。珍しいお客様ですね?」
「んん? あぁ……寢てたんだったな。今は何時なんだろう?」
「今は8時ですよ。朝ごはんの時間ですよ?」
「そうなんですか? うーん……」
「お部屋までお食事をお持ちいたしますので、どうぞお戻りになってください」
「わかりました……そうします」
「では掃除の時間ですので、風呂から出てください。おねがいしますね?」
「わかりました」
俺はなんとか目を覚まし、湯船からあがると浴を著て部屋に戻った。
・・・
・・
・
「お帰りなさいませ、ラン様。先ほど中居さんから朝食の時間だと言われました。ここに運んできてくださるそうです」
「あぁ……おはようヒカリ。俺もさっき風呂で聞いたよ」
「お風呂に行っていたのですね。私もってくださればよかったのに……」
「いやさ、気持ちよさそうに寢てたから。起こすのやめたんだよ」
「そうでしたか……。ちょっと恥ずかしですね……」
「可い寢顔だったよ? 役得だと思った」
「そう……ですか」
「そうそう。……話は変わるんだが、今日から「失禮します。お食事をお持ちしました」あぁ、あとにししよう。どうぞ」
「「失禮します……」」
「朝食をお持ちいたしました」
「準備をいたします。失禮いたしますね」
「あっ、さっきはすみませんでした。……ちょうどいいや、ヒカリ? この二人は今日から一緒にパーティーを組むことになったから」
「そうなのですか?」
「あぁ、先ほどのお話ですね……」
「お食事の準備が終わってからでよろしいでしょうか?」
「そうだね。じゃあまずはお願いします」
「「かしこまりました」」
二人について紹介しようと思ったが、食事の後にすることにした。
・・・
・・
・
「「ごちそうさまでした」」
「「お末さまです……」」
「さて……食事が終わったから、さっきの話をしようか?」
「そうですね、詳しく聞きたいです。(私の予想通りになっているかの確認のためにも)」
「じゃあ紹介するね? この二人はクーとキッカ。さっき間違えて風呂にってしまってね? そこで先にっていた二人と出會って、どこを気にられたのかわからないけど、パーティーにってくれることになったんだ」
「クーことクナンです。よろしくお願いします……」
「キッカです。よろしくお願いします……」
「二人はシーフ系の魔法使いだから、これから先に必要だと思うんだ。だから、仲良くしてやってくれ」
「どうやらこの宿を選んで正解だったようですね。優秀な存在に嫁いで仲間になるというのは本當でしたか……」
「嫁いでって……どう言う意味?」
「そのままの意味です。キツネの嫁りですね」
「「その通りです」」
「私たち一族は代々ここで宿屋をし、優秀な存在を見つけては、種を頂いているのです」
「旅についていき、子供ができるとこちらに戻ってきて育てるのです」
「ヒカリはそのことを知ってたの?」
「はい、ラン様。この宿を選んだ理由の一つです」
「そうだったんだ……」
「こんなにはやく仲間になるとは思っていなかったですけどね……?」
「それじゃあ……ヒカリは二人が一緒になるのに異論はないんだね?」
「はい、ラン様。むしろハーレムが出來るのはむところです。それだけわたしのご主人様が優秀だという証になるのですから……」
「なるほどね……。確かに二人が言ってたようになったね」
「この世界では常識ですよ? って、ラン様は異世界人でしたね……」
「「異世界人!? そうだったのですか……」」
「そうなんだよ。…………んじゃ、話がまとまったところで出かけようか?」
「そうですね……そうしましょうか」
「「かしこまりました……」」
「そうと決まれば著替えようか? 二人も準備してきてくれ……」
「「わかりました」」
「ヒカリは今日はどうする? 服と格好は昨日と同じがいいと思うんだが……」
「わかりました。そうしようと思います……」
「それじゃあ、準備ができたら玄関に集合でよろしく」
「「わかりました」」
「それじゃ、解散」
「「失禮します……」」
俺がそう言うと、二人は部屋を出ていった。
さて、俺たちも裝備を整えなくちゃな…………
「さて、準備しちゃおうか?」
「はい、ラン様……」
俺たちは準備を開始した。
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