《白の狐〜とあるVRMMO最強プレイヤー〜》四話 ガチャ
が収まると目の前にあったのは森の中の広場に一本、空までびる大きな木、そして、その木の前にあるタッチパネルだった。タッチパネルに近づいて、映し出されているものを見た。
これがガチャか…
そこに映っていたのは、『世界樹の恵み』と書かれていて、その下に『1回』、『11回』と書かれていた。
『世界樹の恵み』、か。とりあえず、11連行ってみよう。
タッチパネルに表示されている『11回』の方を選択する。すると、別の畫面が現れた。そこには、
『世界樹の恵みを実行しますか?
   所持數:500   消費數:500
   YES     NO』
と書かれていた。勇人はYESの方を選択する。すると、表示されていたタッチパネルが消え、勇人のから虹の雫が世界樹に向かっていく。そして、世界樹のの部分に吸い取られ、吸い取った部分が虹にってから、がき、そこに円を作ってそこに水が溜まり出した。すると、世界樹から小さな雫が落ちてきて、水溜りにった。る瞬間に、水しぶきが飛んで、それが球狀になって勇人に近づいてくる。そして、勇人の前で回転して、が変わる。白が5つ、金が3つ、虹が1つ、そして、黒が2つあった。
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綺麗だったな。それにしても、黒?まぁ、それは最後にして、まずは、白から。
勇人が白い球にれると、白い球が弾け、中から、RPGでよく見る鉄の剣が出てきた。
白は外れか。じゃあ、金が當たり、虹は大當たりってじかな?黒は……分からないし、最後のお楽しみということで、白はさくさくっと行こう。
殘りの白い球に勇人がれると、中からは、ハンドガン、木の弓、赤い寶石のついた木の杖、銀の指が出てきた。
SR?スーパーレアのことか。多分外れだろ。じゃあ次、金行ってみよう。
まずは、一番近くにあった金の球にれる。すると、中から、小さな金の鍵が出て來た。
金の鍵、か。効果はどんなじだろう?普通のゲームと一緒ならこの名前の部分にれれば。
そう思い、金の鍵と書かれた表示にれる。そこには、『  『金の鍵』 レアリティ:UR《スキル》『解錠:レアダンジョンで見つかる鍵付きのレアな寶箱に使う     と鍵が開く。使用可能回數:1回』』と書かれていた。
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寶箱用の鍵か。レアな寶箱って事はダンジョンのボスか隠し部屋にあるのかな?まぁ、それは追い追い考えるとして、次!
勇人が次の金の球にれると中から出て來たのは、全てが金の巻だった。
金の巻?効果は…使うとゴールドを五萬獲得か。序盤は嬉しいアイテムだな。まぁ、良いや。次!
次の金の球からは、剣と同じサイズの鍵が出て來た。
デカイ鍵?何だこれ?
説明欄を開くと、このように書かれていた。
『 『鍵の剣』レアリティ:UR《ステータス》SP+200運気+50《スキル》『解錠:運試し運気10ごとに功率が+1%され、功すると、寶箱を開けることができる。失敗すると、寶箱が消滅する。1日の使用上限:10回』『偽寶箱殺し:運試しミミックを攻撃力関係無しに倒せる。運気10ごとに功率が+1%され、功すると、ミミックからのドロップ品が2倍になり、失敗すると、ドロップが無しになる。』』
解錠系武か…運気が高い人ならかなり使えそうだな。じゃあ次はお待ちかねの虹に行こう。
虹の球にれる。中から現れたのは、刃の部分に6つのが開いていて、鍔止めの所に金の寶石をつけた輝く剣だった。
おお!神々しい!まさに當たりってじだな。とりあえず、どんなアイテムかな。
『『聖剣エクスカリバー』レアリティ:LR《ステータス》HP+300AT+500MP+250MA+100YP+250YA+100SP −100GP+100運気+50《スキル》『約束された勝利10%の確率で功し、功すると、3分間無敵になり、AT、MA、YAを+100%する。1日の使用上限:5回  再使用までにかかる時間:15分』『線MPもしくは、YPを10消費して剣からの線を出せる。威力はMA、YAに依存する。』『逆転の希自分の力が10%未満になった時にのみ使用可能。自分の運気を+500して、運気100ごとに功率が1%上がり、功すると、パーティーメンバーのHP、MP、YPを100%回復しAT、MA、YAを+100%する。失敗すると、自分のMP、YPを−100%する。1日の使用上限:1回』《裝備スキル》『諸刃の剣自分のHPとMPもしくはYPを−10%して、ATを20秒間+100%する。再使用までの時間:60分』『自自分を中心に自分も巻き込む発を起こす。再使用までの時間:100分』』
おぉ、流石大當たり!凄い能だな。でも、デメリットの大きい割に功率の低いスキルばかりだな。最後のやつに至っては相手を倒せても自分も死にそうだし、それに、最悪敵を倒せない可能もあるからな…まぁ、ハイリスクハイリターンってじか。次は問題の黒いやつ。まっ、危険は無いだろうし、逝ってみよう。ミスった。行ってみよう。
恐る恐る、黒の球にれる。そして、中から出て來たのは、先ほどの金の鍵を黒くしたものだった。
黒い、鍵?効果は?
『『黒ノ鍵』レアリティ:SC-01《スキル》『解錠:全どの様な寶箱でも開けれる。使用可能回數:5回』』
SC-01?それも気になるけど、スキル凄いな。もう一つのも同じやつかな?
そう思い、もう一つの黒の球にもれる。しかし、そこから出て來たのは、黒い鍵では無く、鈎柄の先端に赤い寶石の付いた大きな黒い鎌だった。
あれ?黒い鍵じゃなくて、黒い鎌?にしても、禍々しい。スキルは?
『『死の大鎌』レアリティ:SC-00LV.1《ステータス》HP+1500AT+1000MP+500MA+500YP+800YA+800SP+800GP+300運気+300全屬耐+80%回復力+50%《スキル》『死の宣告50%の確率で即死させる。』『闇強化闇魔法を使う時、MA、YAを+50%する。』『時止め5秒間、対象の時を止める 1日の使用上限:5回  再使用までの時間:20分  備考:対人戦では効果を発揮しない。』『全喰ライ魔法、敵対MOBを喰らうい、MP、YPに変換する。備考:プレイヤーを対象には出來ない』『時ばし自分のじる時間のスピードを90%遅くする。備考:対人では一撃を3発分のヒットとする。』『自由選択職業に関係無く、この武を裝備出來る。』《武スキル》『闇の極意闇魔法を全て使用可能にする。闇魔法を使う際に消費する、MPを0にする。闇魔法を使う際、MA、YAを+100%する。闇屬の攻撃のダメージを無効にする。』『ひと時の猶予5秒間、無敵になる。再使用までの時間:30分』『復活死亡時、25%の確率でHPを100%回復し、AT、MA、YAを+100%する。1日の使用上限:1回』『夜ヲ駆ケル黒翼未実裝』』
チート武だ。SCは多分だけど、シークレットの事かな?にしても、どの職業でも裝備可能って。強すぎるな。未実裝のスキルも付いてるし。これを主戦力ってじで良いか。慣らす為にも使いたいし、1回戻ろう。ん?てか、どうやって戻るんだ?タッチパネルに無いかな?………おっ、あった。それと、『提供割合』もあるな。ちょっとだけ見てみるか。
勇人は、『提供割合』と書かれたボタンを押す。
『ガチャの提供割合LR:3%SR:12%R:85%
『LR-01:聖剣エクスカリバー:0.1%   LR-02:虹の鍵:0.1%   LR-03:聖天アヌビスの天秤:0.3%   LR-04:聖姫『アマテラス』ドール:0.3%   LR-05:聖剣グラム・エラー:0.3%   LR-06:聖剣アルメデス:0.3%   LR-07:聖剣《error》:0.4%   LR-08:聖神の羽:0.5%   SC-00:死の大鎌:0.01%   SC-01:黒ノ鍵:0.02%   ???????????   ???????????   ???????????』』
?の所はシークレットとして、シークレットの出る確率低いんだな。それに、シークレットがまだ三種あるのか。多分、出ないだろうけど、狙ってみるのもありかな?とりあえず、戦闘の験もしたいし、行こう。
勇人は、タッチパネルに書かれている戻るボタンを押す。すると、ここへ來たときと同じに包まれて、『始まりの町』に戻ってきた。
えっと、マップでは、あっちに町の外に行くための門があるのか。なら、行ってみよう。
そして、門に向かって歩き出す。周りを見渡すと、勇者の様な格好の人、いかにも魔法使いの様な人、銃を持った人、大きな盾を持った人、ロボの様な人、など、様々な人が溢れかえっていた。しかし、ある事に気づいた。それは、ビーストの圧倒的ななさだった。
あれ?ビーストは不人気なのかな?まぁ、今さら変えるつもりは無いけど。そんなことより、戦闘だ。
それからしばらく歩くと、大きな門が見えて來た。そこでは、沢山の人が出りしている。
よし、行こう。と、その前に、武の裝備しないと。
メニューから裝備変更を選択して、『死の大鎌』を裝備する。すると、自分の手に、『死の大鎌』が現れた。裝備変更畫面を閉じようとして、畫面の下を見ると、《主武》と書かれた下に、《副武》と書かれた場所があった。
副武か。エクスカリバーで良いかな?
そう思い、『聖剣エクスカリバー』を副武に設定する。すると、背中にエクスカリバーが現れ、そのまま同時に現れた鞘に収まり、肩からかける形になった。それから、裝備変更畫面を閉じて、《ステータス》と書かれた項目を選択する。
『『白狐』 種族:ビースト、狐 LV.1稱號《未設定》《ステータス》   基本       +値        合計HP 150(+1650) 1800AT 50 (+1250)   1300MP 0 (+0)           0MA 0 (+550)       550YP 150 (+925)   1075YA 100 (+850)    950SP 300 (+750)    1050GP 50 (+300)      350運気 50 (+350)    400《スキル》『魔力0YPが上がる代わりに、MPとMAが0になる。MPは+値も0になる。』『狐火YPを5消費して、辺りを照らす。また、狐火にれた敵対MOBを炎上させる。』『千里眼遠くのが見えるようになる。』』
ちょっと待った。武による+値が高すぎる。計算からすると、副武の半分の+値がってるのだろうけど、主武の能が良すぎて、+値がとにかくヤバイ。
しばらく考えたが、結果、
ま、良いや。戦おう。
と言う結論に至った。そして、門をくぐって外へ出た。
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