《転生プログラマのゴーレム王朝建國日誌~自重せずにゴーレムを量産していたら大変なことになりました~》78 投獄?
「龍選隊の皆さま、さっきは突き飛ばしてしまいましてなんとお詫びを言えばよいか「先ほどは大変失禮致しました!」
「……へ?」
なんか俺が謝られてる?
「まさか森谷村の巧魔様とは知らず大変ご無禮を。しかも話を聞けば悪さをしたのは2人の若者の方だったと。誠に申し訳ございませんでした! 処分は何なりと!」
「い、いえいえ処分なんて滅相もない。僕も突き飛ばしてしまい大変失禮を致しました。大丈夫でしたか?」
「こ、これはなんとお優しい! はい、我々は日ごろ鍛錬を積んでいるせいかだけは丈夫に出來てますので心配ご無用です!」
な、なんだこの育會系のノリは。
「ちなみに僕の事は誰から聞きました?」
「それが、國王陛下より直々にお達しがあり! 巧魔様は國賓ゆえ滯在中の安全を確保せよと!」
ああ、なるほど。どうりでこの人たちが恐しているわけだ。
「また恐れ多くもっ! エマニエル様より直々に、巧魔くんを頼むとっ! それゆえ我々は命に変えても巧魔様の辺警護を務めさせて頂く覚悟でありますっ!」
なんか正義さんよりエマニエルさんの方が影響力高くね?
「つきましては、巧魔様滯在中は24時間制で周囲を固めます! つきましては滯在先をご教示頂きたく」
「24時間制?! それはちょっと……」
俺は龍選隊の申し出を丁重に斷り、(巧魔様に何かあったら我々がエマニエル様に殺されるという慟哭どうこくが聞こえた気がしたがきっと気のせいだろう)道場の場所を教えてもらった。
「それでしたら、中央の王通りをまっすぐ行きますと、大きな看板がありますですぐわかるかと思います」
言われた通りの場所に行くと、立派な道場が見えてきた。
西洋風の建が目立つ中で、唯一の和風の建だった。
屋は一面瓦が敷かれており、両端には龍を形どった焼きが飾られている。
「すみません、どなたかいらっしゃいますか?」
俺が玄関から聲をかけると、奧の方から返事が聞こえた。
「はーい、いままいりますう。……あれ? 君はさっきの」
「あ、あなたは先ほどの」
さっきごろつきに襲われていたが出迎えてくれた。
「道場の方だったんですね」
「そうですう。先ほどは大変でしたねえ。わざわざ助けてもらわなくても大丈夫でしたのに」
「いえいえ。たまたま通りかかっただけですので」
「それで、道場へは何のご用で?」
「実は正義さん――じゃなくて、國王陛下からお話をたまわりまして。こちらに私に會いたいという方がいらっしゃると聞いて」
「ああ、それじゃああなたが巧魔くん」
その時、奧からどたどたと足跡が聞こえてきた。
「おう、誰だそいつ!」
つるりとしたスキンヘッドに鎧のような筋。
上半で右手には木刀を握っている。
もし日本だったら絶対に目を合わせたくない人間の一人だ。……いや、異世界でもそれは同じか。
「ああ、師範ちょうどよかった。彼ですよう、巧魔君です」
「おお! お前が巧魔か! うんうん。娘によう似てる! 晃一に似なくて良かった!」
「もしかして、剣鬼じいさん?」
「おう! 初めましてだな、孫!」
草薙≪くさなぎ≫剣鬼≪けんき≫。母さんの父で、俺の祖父にあたる人だ。
母さんからかなり豪膽な人間だと聞いていたが、まさにイメージ通り。
「ではさっそく著替えてきなさい!」
「え? 著替えるって?」
「さあ、巧魔君こっちですよう」
「こっちって……ちょっと、どこに連れて行くんですか」
「だってえ、その格好で打ち合いはできませんよう」
「う、うちあい?」
俺はの子に引きずられるようにして道場の中へと連れて行かれた。
【二章開始】騎士好き聖女は今日も幸せ【書籍化・コミカライズ決定】
【第二章開始!】 ※タイトル変更しました。舊タイトル「真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されて辺境の地に追放された騎士好き聖女は、憧れだった騎士団の寮で働けて今日も幸せ。」 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が來てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは騎士が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ◆皆様の応援のおかげで書籍化・コミカライズが決定しました!本當にありがとうございます!
8 119虐げられた奴隷、敵地の天使なお嬢様に拾われる ~奴隷として命令に従っていただけなのに、知らないうちに最強の魔術師になっていたようです~【書籍化決定】
※おかげさまで書籍化決定しました! ありがとうございます! アメツはクラビル伯爵の奴隷として日々を過ごしていた。 主人はアメツに対し、無理難題な命令を下しては、できなければ契約魔術による激痛を與えていた。 そんな激痛から逃れようと、どんな命令でもこなせるようにアメツは魔術の開発に費やしていた。 そんなある日、主人から「隣國のある貴族を暗殺しろ」という命令を下させる。 アメツは忠実に命令をこなそうと屋敷に忍び込み、暗殺対象のティルミを殺そうとした。 けれど、ティルミによってアメツの運命は大きく変わることになる。 「決めた。あなた、私の物になりなさい!」という言葉によって。 その日から、アメツとティルミお嬢様の甘々な生活が始まることになった。
8 128【書籍化】萬能スキルの劣等聖女 〜器用すぎるので貧乏にはなりませんでした
※第3回集英社WEB小説大賞にて、銀賞を獲得しました。書籍化します。 剣も魔法も一流だけど飛び抜けて優秀な面がない聖女ソアラは、「器用貧乏」だと罵られ、「才能なしの劣等聖女」だと勇者のパーティーを追い出される。 その後、ソアラはフリーの冒険者業に転身し、パーティーの助っ人として大活躍。 そう、ソアラは厳しい修行の結果、複數スキルを同時に使うという技術《アンサンブル》を人間で唯一マスターしており、その強さは超有能スキル持ちを遙かに凌駕していたのだ。 一方、勇者のパーティーはソアラを失って何度も壊滅寸前に追い込まれていく。 ※アルファポリス様にも投稿しています
8 105魅力1000萬で萬能師な俺の異世界街巡り〜
毎日毎日朝起きて學校に行って授業を受けて、家に帰って寢るという、退屈な學校生活を送っていた黒鐘翼。 何か面白いことでもないかと思っていると、突然教室の中心が光り出し異世界転移をされてしまった。 魔法の適性を見てみると、全ての魔法の適性があり、 中でも、回復魔法の適性が測定不能なほど高く、魅力が1000萬だった。さらに職業が萬能師という伝説の職業で、これはまずいと隠蔽スキルで隠そうとするも王女にバレてしまい、ぜひ邪神を倒して欲しいと頼まれてしまった。が、それを斷り、俺は自由に生きるといって個別で邪神を倒すことにした黒鐘翼。 さて、彼はこの世界でこれからどうやって生きていくのでしょうか。 これは、そんな彼の旅路を綴った物語である。 駄文クソ設定矛盾等ございましたら、教えていただけると幸いです。 こんなクソ小説見てやるよという方も、見たくもないと思っている方もいいねとフォローお願いします。
8 145現代知識で異世界無雙したかったよ……
神様の間違いで殺された主人公が女に転生して異世界で暮らしていくほのぼのファンタジー たまに戦闘あり、百合ありでやっていきます! ちょっとだけシリアスもあるよ 第1部:1章〜8章 第2部:9章〜15章 第3部:16章〜最新話まで
8 171剣と魔法の異世界スローライフ
俺、深海進(しんかいすすむ)はとある理由で死んでしまう。しかし目を開けたらそこは白い空間だった。 これは鈍感ではない進がチートなスキル、ステータスをもって無雙スローライフする物語。 なお、この作品は多少卑猥な描寫がある、、、、かも?あと作者は書くのが下手なのであしからず
8 129