《聲の神に顔はいらない。》32 二つって事
「よ、よろしくお願いします……」
どんどんとすぼみになっていく挨拶。私『匙川ととの』は新たな現場へと來てた。バイトテロされたあの日から経った二日である。二日で現場りって何? つまり臺本貰ったの二日前なんですけど? どうやらマネージャーから聞いた話によると、予定してた聲優さんが急にキャンセルになったから、候補には殘ってたらしい比較的暇で直ぐに呼べる私にお鉢が回ってきたという事らしい。
まあ理由はあれだが、これはチャンスではある。ハッキリ言ってキャンセルしてくれたその人にお禮を言いたいくらいだ。なにせ仕事を回してくれた訳だからね。でも、そんな甘い考えは現場に來てからなくなったよ。なんか皆さんピリピリしてるんだ。
私を見てなんか明らかにため息つかれたし、なんか挨拶もそこそこにブースに押し込まれた。こっちは挨拶したのに向こうはしないんだ……っておもった。まあ私は弱小聲優だし、そういう事もあるかと思った。驚いたのはブースにってからもたった。なんか……とてもボロボロだ。いや、外側もボロボロだったけどねこのビル。
でも中はまともなのかと思ってたが、ブースまでなんか古い……時代をじる。今は令和だよね? 昭和に迷いこんだのかな? 壁にはなんかヒビとか染みとかあるし、聲優が待機する為の椅子はなんか座る所が破れて中の繊維みえてる。
それにマイクもだ。マイクはこういうスタジオの顔というか、仕事道なんだから手れされてて當然だと思ってたが、どうやらそれは違ったようだ。なんかマイク錆びてる……そしてマイクガードとか開いてるし……それはガードとして意味があるのか? と問いただしたい。
しかもブースと音響さんたちがいる部屋は隔たってるが、見える様にはなどこも鳴ってる。なのにここ見えないよ? ガラス? かは知らないが、明だったそれがくすんでしまってる。いいの? それいいの? といいたい。
なんだろうか、なんかそこはかとなく嫌な予が私を襲ってた。
「なんかいいじでお願いしまーす」
そんな軽い聲で収録が始まった。他の人はいないのかな? と思ったが、どうやら今日は私だけのようだ。既にこのアニメの収録は五話まで終わってるらしい。そして今日、五話まで取り終わる予定らしい。ちょっと待って、私臺本三話分しかもらってませんが?
もう訳がわからない。けど、私は疑問を口にするなんて事は出來ずにただ「はい」という機械になってた。元々コミュ障な私にこんな現場の人達に意見を言うなんて無理なのだ。目の前のモニターに表示されてる絵がずっと棒人間なのもグッと堪えて頑張って、取り合えず私は自分が思う演技をした。出來る事を一杯……とくに聲の演技に妥協なんてしない。
そんな事を思って収録してると――
「うへ~おーくれちったー」
――なんか酔っ払いが収録中にしてきた。もうなんなのこれ?
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