《一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...》保健室 2

〈奏太side〉

「青木、赤井、お前たちが學級委員に立候補してくれて助かったよ。その後の進行も見事だった。」 擔任の長谷川先生に聲を掛けられた。

「たいていは學級委員長は最後まで決まらないことが多いからなぁー、その場合は中學でバレー部キャプテンだった青木に頼みたいなと思っていたから、お前から立候補してくれたのにはおどろいたよ!」

ご機嫌な長谷川先生に捕まっている間に來蘭を見失った。教室を見渡してみたが見當たらない。席にも居ないなぁ...

視界から來蘭の姿が消えただけでこれかよ俺...

席に座って來蘭が戻ってくるのを待っていると、同じ中學だった子が數人で戻ってきた。

そのうちの一人、緑川が

「奏太ぁー、あんなビッチ相手にするのよしなよ!わざとらしくトイレの前で合悪そうにして、介におんぶされてたよー?なんなの?あの子」

そう言う緑川の後ろに居る白石 綾が、し不気味にほくそ笑むのを俺は見逃さなかった。

が、今は來蘭が大事!

「來蘭が合い悪そうにしてたのか?」

「ホントかどうか怪しいけどねー」

意地悪く緑川が言う

「ばか、あいつ弱いんだよ!」

そう言い放って教室を飛び出た。

保健室に行ったのだろうか...

介がおんぶしてた?

いやいや、今ヤキモチ妬いてる場合じゃないよな

俺は保健室へと急いだ。

    人が読んでいる<一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください