《一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...》保健室 5
〈來蘭side〉
「介くんもバレー部だったんだってね?キャプテンと副キャプテンだったって言ってた」
「そんなことも話したのかあいつ」
「わたしとそうちゃんと介くん、〈赤青黃〉で信號機だな、とか言ってた」
思い出してクスっと笑ったわたしの橫で、ちょっとそうちゃんは膨れっ面してる
なんだかそんなそうちゃんがおしかった。
「そうちゃん...さっきの手...ドキドキしたね...」
ってそうちゃんの手にれたら、またギュッって抱きしめられた...
「ねぇ來蘭、勘弁して...俺が持たない...」
そう言うと、抱きしめる腕がさらにギュッっと強くなった。
ゆっくりを離し、そうちゃんがわたしの顔を覗き込んで優しく言う
「まだちょっと顔悪いな...し橫になりな來蘭。この後のオリエンテーションは大した容じゃないから、晝休みまで寢てな。迎えにきてやるから」
そう言うと、ベットに寢かされた。
橫になったわたしの髪をそっとでて、そうちゃんは教室に戻って行った。
し眠ろう...
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