《一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...》両想い 3

「お?久しぶりに吉井がロックオンしたぞ」

「また落とすだけ落として飽きちゃうパターンだろ?」

「確かに綺麗な子だったねぇ」

先輩たちが、わいわいしながら図書室を出てこうとしていた。

「先輩方!ありがとうございました!」

そうちゃんが大きな聲で言った。

先輩たちは、手だけ「おぅ!」と挙げて

介!ほらお前も行くぞ!」

介くんの肩を抱きながら行ってしまった。

先輩たちと介くんの後ろ姿を見送り、なんとなく見つめ合うと、さっきのおでこのkissを思い出して2人してちょっと顔を赤らめた...

いつの間にか繋ぎ合っていた手は、そのままお互い離せずにいた...

「來蘭?」

正面を向いたまま、そうちゃんがわたしの名を呼んだ。

「はい」

わたしも正面を向いたまま、返事をした。

「俺、來蘭のことが好きだよ。

もぅ片思いだって構わねーや!」

「...た思いじゃないよ...」

「ん?なんて?」

「片思いじゃないよ!」

「え?」

「わたしもそうちゃんが好き!」

そう言った瞬間、そうちゃんに繋いでた手をぐいっと引かれ、図書室のカーテンの中に引き込まれて、2人のはカーテンに包まれた...そしてそうちゃんのが、わたしのを下からすくうように重なって、2人初めての優しい優しいkissをした...

    人が読んでいる<一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください