《一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...》僕の歌姫 10
〈優輝side〉
「じゃあまた來週ね、來蘭ちゃん」
そう言って僕は、何事もないフリをして電車を降りた。
背中で、ドアの閉まる音がする。
走り出した電車...
電車が完全に走り去っても、僕はそこからけなかった。
なんだあれ...
なんなんだ...
僕の腕の中に収まった彼から、ほんのり香る甘い匂いとか、時々僕を見上げる彼の瞳とか、僕のブレザーをつかむ仕草とか...
そのままホームのベンチに腰を落とした。
とてもこのまま帰る気にはならなかった。
頭の中では、アイツの
「俺の來蘭」
と言う聲がリフレインしてた...
「お前のものじゃない!」
なんて、僕もよく言ったもんだよな。
ベンチに座ったまま、天を仰いでしだけ笑った...
ねぇ神様...來蘭ちゃんが僕のものにはならないとしても
「僕の歌姫」になってくれないかと願うくらいは許してくれないか...
彼の笑顔を曇らすようなことはしないと約束するから...
リターン・トゥ・テラ
かつて地球で行われたラグナレク戦爭。 約100年にも及ぶその戦爭の末、大規模な環境汚染が進み、人々は宇宙への移民を余儀なくされた。 地球に、幾多の浄化裝置を殘して…… それから約1000年の時が経とうとしていた。 浄化が終わった資源の星、地球をめぐって地球國家と銀河帝國は対立し、ついに大規模な戦爭が始まろうとしていた……
8 117【書籍化&コミカライズ】創成魔法の再現者 ~『魔法が使えない』と実家を追放された天才少年、魔女の弟子となり正しい方法で全ての魔法を極めます。貴方の魔法は、こうやって使うんですよ?~
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結婚もし、息子と娘も既に結婚済み。孫の顔も見たし、妻は先立った。 89歳の生涯……後はペットと死を待つだけ。 ……だったはずなのに、現人神の女神に異世界転生? お爺ちゃんはもういない! 今日から私は女神様。 精霊が暴れてる? そうか、大変だな。頑張れよ。 人間は神々に選ばれた種族だ? 何言ってんだこいつ。 助けてくれ? 國が大変だ? おう、自分の國ぐらい自分達でなんとかしろ。 可愛い精霊達の為に未開の地開拓しよっと。 ハーレム? 逆ハー? 他所でやれ。お前の息子? いらねぇよ帰れ。 見て見て! 魔法使えば川で海上スキー的なのでき……へぶぅ!? そんな女神様の話。 あらそいは どうれべるでしか おこらない by めがみさま どう足掻いても主人公最強。 ※ 初めての投稿、どころか初めて小説を書きます。 2017/07/02 なんとなくあらすじ変更。 2017/07/07 完結しました。
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