《(ドラゴン)メイド喫茶にようこそ! ~異世界メイド喫茶、ボルケイノの一日~》旅する魔・中編
「ははあ、る程」
まあ、一人旅ならそれも仕方ないのかな……って。
「え? 今路銀を持ち歩かなかった、って……。お金は? メリューさん、もしかして」
「店の前で倒れているの子を放っておくわけにもいかないでしょう?」
いやいや、それって無銭飲食ですよ。どうするんですか。
メリューさんももともと冒険者メインの料理人だったから、それについてはあまり気にしなかった――というよりも同していたのかもしれないけれど。とはいえ、無銭飲食は不味い。
「あ……その……ご飯は食べさせていただいたので、きちんとお支払いします。ああ、けれど、お金がなくて……。ええと、その……」
さて、どうすればいいのやら。
このままだとお金を支払うことのできないままになってしまうのだが……。
そこで、メリューさんがぽん、と手をたたいた。
「もし、困っているようだったらここで働かない?」
「え?」
「ええ?」
俺と魔が同時に目を丸くした。
メリューさんは突然何を言い出すんだ――そう思って、俺は訊ねた。
「いやいや、メリューさん。いったい何を言っているんですか? うちにはもう従業員は足りているのではないですか」
「足りているかもしれないけれど、けれど困っている人を放っておくわけにもいかないでしょう?」
まさかその理論でごり押しするつもりではないだろうな……。
ちなみにティアさんはカウンターでいつも通り分厚い本を読んでいるのでノータッチの様子。いいのか、ティアさん。
「まあまあ、いいじゃないの。別に人が増えたからって仕事が奪われるわけでもないし」
「そもそも最近仕事すらありませんけれどね。人は減る一方ですし」
「それよね……。うーん、やっぱり記事を書いてもらうべきだったかなあ」
この前の立派な矜持はどこへやら。
「とにかく、今日からあなたはここの従業員よ。それでどうかしら?」
「はい! ありがとうございます!」
目を輝かせて、魔は言った。いいから頬についているご飯粒をとってくれ。
……そういうことで、魔が仲間になりましたとさ。
「……そういえば、ずっと魔さんとか呼んでいてもあれだし。名前を聞いても?」
メリューさん、今まで名前を知らずに勧していたのか。
まあ、そうだよな。だって倒れていたといっていたし。実際、お客さんだったわけだし。名前を知っているほうがある意味おかしいのかもしれない。
魔はようやく頬についているご飯粒をとって――もしかしたら俺の視線に気付いたのかもしれない――大きく頷いた。
「私の名前はリーサ・アルフグレッド・ウェスターです。リーサと呼んでください」
そう言って魔――リーサはぺこりと頭を下げた。
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