《何もできない貴方が大好き。》たった1人の馴染。

い頃から貴方はずっと私の後ろを歩いてた。

泣き蟲だけど、曲がったことは嫌いで正義が強い貴方は、誰かがいじめられてても止めようとしていた。

結果いじめっ子に返り討ちにされて、ぼろぼろ泣いてたね。

それでも貴方は立ち向かうことを忘れなかった。

で、いつも私がいじめっ子たちに仕返ししてた。

伊吹にあんな事するんだもん、當然。

その後貴方に手を差しべたら泣きっ面でいつも決まって貴方は言うの。

「次は僕が千聖ちゃんを守るから」って。

正直嬉しかったなぁ。結局いつも私が助けてたけど。

でも、いいんだ。伊吹は弱蟲のままでいい。

あの日から8年経った今でも貴方は弱蟲だけど、そのままで大丈夫。純粋なままでいてくれて嬉しい。

_だからこれからも、穢れを知らない真っ白な君でいて?

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