宮ま…あ、名前で呼ぶんだった…由奈と俺は、駅の近くにある可いスイーツいっぱいあることで有名なカフェに行くことにした。

手を繋いでいる間ちょっとした會話をしたが、俺には今手を繋いでることで心臓がバクバクしていた。

「著いた！ここだよ。ここのカフェ達也君知ってる？」

「いや、俺は…あんまりカフェとかに來ない方かな…」

「じゃあ…」

由奈は俺の耳元のそばで手を口に當てて、

「カフェで私とデートしてしよ…」

と言った。

顔が炎というより、マグマのような溫度になった。鼻出そう…

カフェにると、店員がお決まりの「いらっしゃいませ！」と言い、由奈は「あ、席座ってて良いよ。達也君に味しいパフェ注文するね！待ってて！」

俺は頷くと、近くにある席に座った。

やっと心臓バクバク地獄から抜け出せて、ふぅっと息をつく。

…今思えば…高校の始業式の時、俺の友達が

「おい！達也ぁぁぁ！3組に超可いの子がいる！見に行こーぜ！」

と、興味なしの俺に手を引っ張って3組の教室の前に來させられて、宮前由奈というの子を探してたっけ…その時に丁度トイレから子友達と出て來たのが宮前由奈だっけ…？ブスかと思ってたけど、スタイル良しのだったw

「お待たせ！はい、いちごミルクパフェ！」

由奈と俺の出會い話喋ってる間にいつの間にかテーブルの上にいちごミルクパフェという甘そうなパフェが出てくる。

「はい、あーん！」

と由奈は言うので、口を開けてパフェを食べる。これがリア充のすることか… 

「もう一口〜！はい、あーん！」

結構な甘さが口の中に広がるが、口に注いでくれるのが由奈なら話は別。

一口ともう一口としているうちにお腹が冷たいパフェでいっぱいになった。ヤバイ…トイレ…

「…ご、ゴメン、トイレ行ってくる！」

「りょーかい！大丈夫？」

「う、うん…」

ガチャバタン！と音を立ててトイレにる。

「…達也君の口にったスプーン…私が初めて達也君にあーんしたスプーン…持って帰ろ…！ウフフ…」

宮前由奈のヤンデレレベルがアップした。

宮前由奈のヤンデレ度レベル.1