《死に溢れるこの世界で》第一話 そんなの信じない
  俺はヒロト。高校生だ。特に苦もなく彼もいて普通に暮らしていた。クリスマスが近い。そろそろ彼になんか買ってあげるか。そんな事を考えていた。
  下校中、ふと後ろに気配をじた。振り返っても誰もいない。俺は歩くスピードを上げた。そしてし下げた。
すると聞こえた、足音が多い。俺は走った。ひたすら走って人通りの多い差點まできた。ここまで來れば大丈夫だろう、そう思ったが甘かった。橫斷歩道まで來た。
ここには人が數人いる。良かった。嫌な予がした。
それはトラックが來たからだ。これはよくある系のトラックに轢かれるのでは?そういう思いで頭のなかがいっぱいだった。難なく通り過ぎた。一安心。いや、これからだった。
  人通りの多い差點からは離れてもうすぐで家だ。
良かった。走って家へ向かった。よし、もうすぐだ!あと50m!走れ!俺!
バン!
 強い衝撃が走った。後ろに倒れた。前を見るとそこには…黒いコートを羽織って黒の帽子。サングラスにマスクをつけたいかにも怪しい男(?)がいた。の子だったらいいな。そんな馬鹿らしいことを考えられたのも一瞬だけ。腹部から電気のような痺れる覚が広がった。意識が遠のいてく。あぁ、死にたくない。男の手にはスタンガンが。マスクをしているがニヤついてるのがじた。
こんなとこで死ぬなんて、信じない。スタンガンだから死なないだろう。いや、僅かな意識の中でスタンガンからナイフに持ち替えてるのが見えた。その後意識は暗い闇の中へ落ちていった…
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