噓だろ

時限弾は殘り3分を示している。

このままじゃ俺も発に巻き込まれてしまう。そんなのは遠慮。

職員室の奧へと逃げ込む。

「ここまでこれば屆かないはず...」

屆きませんようにという願いと共に呟く。

そこに彼の話をしてきた友人ー大和(ヤマト)が來る。

どうやら俺を見つけて一緒に逃げようとしているらしい。

頼む。來ないでくれ！

ヒロトの願いに反してどんどん近寄ってくる。ー人ごみを掻き分けながらー

時限弾のタイムを見るーが、生徒や教師、警察さんたちでよく見えない。

人がたくさんいすぎて逆に弾が見つからない。

「ああ。頼む、早急に見つかって処理されてくれ！」

つい言葉にでてしまう。

タイムリミットはーーー1:30ーーー

萬事休すかー

だめだ、近寄るなぁー！

一瞬の間にまた夢を見た。

予知夢か？　なら誰が近寄る。

まさか。嫌な予はよく當たるように出來ている。

３－－２－－１－－

もの凄い轟音と風が襲う。

噓だ。ここまでくるなんて...

意識は暗い闇に落ちていった。

ヒロトと分かれた後黒男は発によって割れた窓から飛び出していた。

「SMUに見つかったらいろいろ厄介だな。早いうち中庭から抜け出すか。」

言ったそばからSMUではないが警察にばったり出會ってしまった。

「わわっ！お前、何をしていた！」

「見た目だけで犯人と決め付けるのはよくないぞ」

「犯人とは言ってません。屋上から降りて何をしていたのですか」

「ああ。あれか。お前さん見ていたのか。名はなんと言う」

「月ノ宮區署警部補沖田勇司です」

「警察さんか。俺は何も罪になることはしてない。見た目ではしてるように見えるかもだがこんなコートつけていたら逃げようにも逃げれないだろ？」

「べ、別に疑ってるわけではありません。」

「じゃあなんだ？」

會話中にもう一人にの警察が來た。大柄な男だ。

「お前か！弾犯は！」

またこれか。

「み、みてなかったんですか石原警部！屋上からっていった人ですよ！」

どうやら石原というらしい。

「ああ、あいつか。」

「それで、用件は？」

さっさとしてくれないと本當に疑われて捕まってしまう。

「お前は屋上からって何をした？」

石原が語気を荒めながら言う。

「危機を助けただけですよ。俺がったら銃も収まりましたし銃も回収しました。」

「なぜ屋上にいた？」

簡単な事聴取か。面倒くさい。

「それは言えない。」

「なぜ言えない？」

「そういう運命さだめだからな。」

「運命がどうとか関係ない。」

「そう思うならそう思え。私はここから去る。」

全く面倒だ。警察というものは。

そういって黒男は瞬く間に消えていった。

バリンッ！　ガラスが割れたのと共に一人の男が出てきた。

あとがき

この「死に溢れるこの世界で」もあらすじとはだいぶそれていったようにも見えますが、そこはお楽しみにして下さい～　この作品はまだ完してませんが他のも書いていければいいなと思っています。是非そちらも読んで下さればうれしいです。(読まないともしかしたら...?)」

ヒロトはどうなったのか！黒男は一なんなのか！犯人たちの目的は！

ご期待下さいな～