よもぎ保育園のライオン組の部屋。

俺の視線の先には1人のが、お部屋の隅っこにポツンと座って、楽しそうに絵本を読んでいる。

彼の髪は銀で、おでこが丸出しで、前髪はパッツンである。

そんな彼の瞳は広大な海の如く碧でとても綺麗だ。すこしばかり神様に似てるかな？

俺の次のターゲット。

彼の名前は真城冬ましろ　ふゆ

彼の格はひどく向的で、いつも1人教室の隅で読書をしている。

そんな彼をなぜ俺が狙うかって？

そんなの決まっている。

彼も將來的にかなりの人になるからである。

彼の場合は容姿だけではない。

前の人生では彼は売れっ子の若手人気作家になっていた。

きっと彼の収はすごいことになっていたのだろう。

印稅がっぽがっぽ。夢みたいだ。

俺は彼の紐になりたい！

まぁ、それを知ったのは蒼井夏あおい　なつと同じく、結婚式の披宴の際だった。

彼は銀髪の髪に空のドレス、碧の瞳。彼の姿は幻想的な妖を彷彿とさせる。

しい彼の姿に俺は勢を前のめりにした。

彼に俺が目を向けるのも當然だろ？

今のうちにこの子を落としておけば、將來は金銭的な面でも安定化し、そして俺のハーレム計畫も前進することとなる。

つまり、そう。

彼は俺のものになるべきなのだ。

俺はから、本を楽しく読んでいるに不敵な笑みを向けるのであった。

君をこれからゲットしてやるぜぇい……