神から授かったチートスキル〜魅了〜を駆使して現代社會でたくさんの嫁を娶りたい!》園児編 第35話 あの子を落とせ〜春先生のトキメキ編⑤〜

わたし、溫井春(ヌクイ ハル)は今、ベットに寢転んで電話しています。

「うん。じゃあ、また來週ね♪」

その會話の時間はなんと30秒。

すごい短い時間だけど、電話に出て、聲を聞いた時、私のは飛び跳ねました。

彼から電話が屆いたからです。

でも、最初は彼だってわかりませんでした。

だって、攜帯で表示されるのが非通知設定だったんですから、深夜0時を過ぎて、非通知でかかってくる。

でるのは、すごく怖かったんですけど……

なんか、でないとダメなじがしたんで、出たら彼でした。

無視しないでよかった……

彼と話した容はこんなじです。

來週も11時に丸の池公園に待ち合わせ。

それとまたわたしの手作りのお弁當が食べたい。

容はただそれだけでした。

でも、それだけでもわたしはとても嬉しかったです。

ってこんなにドキドキして、こんなに楽しいものなんですね。

ん〜〜〜〜♪ パタパタパタパタ♪

はぁ。來週が早くこればいいのに〜!

でも、仕事もきっちりやりますよ。

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子どもたちも大好きですからね!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

彼から電話がかかってきてから1週間後。

ようやく、待ちに待った日が來ました。

彼とのデートです。今日も公園でお散歩するだけです。

お弁當は前より多く作りました。

前、あの公園に噴水があったのを確認したんで、いちよタオルも持って行きますよ。濡れてもいいようにね。

よし! 準備は整いました! いざ出陣!

著きました!

今の時間はなんと10時ぴったしです!

わたしも學習するなのです!

前は結構待ったんで、今回は前よりも遅く來ました。

遅いなぁ。早く來ないかなぁ〜♪

待つこと40分。

やっと彼が來てくれました。

「待った?」

「ううん。今來たとこだよ」

うん! 來てくれた! それだけでいい! 本當にそれだけで!

「じゃあ、行こうか」

「うん♪」

彼はそっとわたしの手を握ってくれる。

男の子らしくしだけゴツゴツしていて、それでいて繊細で暖かい。

そんな彼の手がわたしは好き。

「今日はどうする?」

「うーん! じゃあ、噴水のとこに行こうか?」

「うん♪ いいよ♪」

水浴びの準備はできてるよ! だって、前に彼は、夏はやっぱり水浴びだよねって言ってたからね。タオルも持ってきてるし、著替えのTシャツに変えの下著もね。もちろんお気にりのやつを持ってきたよ。何が起こるか分からないからね

「よし! じゃあいくか!」

「うん! いこ!」

彼はとっても嬉しそうだ。

わたしも彼が喜んでいる姿を見るだけで嬉しい。

噴水は10分に一回の間隔で水を放出する。

「うわぁ! 冷たっ!」

彼は子どもみたくはしゃいでいる。

せっかくだし、わたしも飛び込もう!

「うわぁ! 本當だ! 冷たいね! でも、なんか楽しいね!」

「あぁ! そうだな!」

わたしと彼は噴水でかなり長い時間はしゃいでいた。

「うわぁ……ビッチョビチョになっちゃったね」

そして、わたしと彼はもうずぶ濡れだ。

「あぁ! だがこんなのすぐ乾くよ! 夏だし!」

ブルブルブルブルブル。

彼は犬見たくをブルブルと振って、水を切っている。

そんな簡単に水が切れるのか?

うん。切れるはずがなかった……

「今日、著替えは持ってきたの? タオルは?」

わたしは彼に尋ねてみた。そしたら彼は

「えっ!? ないよ! なんで?」

あぁ……やっぱり……

この人やっぱり子どもみたいな人だなぁ。

わたしはそんな彼に幻滅するどころか、しさを覚えた。

このとき、わたしはもう保育士モードにってしまっていた。

「拭いてあげるから、こっちきて!」

「………………」

わたしはベンチに座り、ちょんちょんと隣に座るように合図を出した。

そうすると彼は素直にいうことを聞いてどこか可げにちょこんとわたしの隣に座った。

彼は服がビチョビチョになってしまっていて、上のシャツとズボンはいでしまって、

インナーとパンツだけの狀態になっていた。

彼の下著姿にわたしは抵抗を覚えなかった。

彼の頭の上にタオルをかけて、拭いてあげた。

「もう! タオルくらい持ってきなよね!」

「いやぁ……そんなこと言われたも……」

こんなこともあろうかと、しっかりと二枚持ってきていたから、いいんだけどね……

彼の頭を拭いてあげると、彼は犬みたいにとても気持ち良さそうな顔をしていた。

いところもあるんだよね……

わたしは彼にまたいっそう想いをよせた。

「はい! 終わったよ!」

「あぁ、ハル。ありがとな」

そして、わたしは彼のことを拭き終わった。

彼は自分のTシャツとズボンを夏の太を使って乾かそうとしている。

わたしも自分の髪を拭こうっと。

自分の鞄からタオルをもう一枚出した。

と、彼にもう一枚のタオルを奪われた。

「…………急にどうし……」

そして、すぐさま自分の頭の上にタオルが掛けられた。

「お返しだ!」

「………………」

彼は優しくタオルでわたしの顔を包んで、わしゃわしゃとわたしのことを拭いてくれた。

その手つきは暴なものではなく、優しく繊細でとても心地の良いものだった。

幸せだ、この時間がずっと続いてくれればいいのに……

「ハル、終わったぞ!」

「…………うん。ありがと」

わたしと彼はそのあとお晝ご飯を食べた。

今日も彼はわたしが作ったお弁當を味しそうにして食べてくれた。

今日も作ってきてよかった。

幸せだなぁ……

晝食が済んだ後、彼は貓みたいに日向ぼっこをして、お晝寢をしていた。

やっぱり寢顔は可いんだね……

今日はわたしは眠りません……

彼の髪をそっとでて、彼の顔をただただ眺めています。

彼のお晝寢が済んだ後、また一緒にお散歩に出かけました。

楽しくお話をして、手を繋いで歩いて……

そんな楽しい時間もあっという間に過ぎてしまいました。

「ハル……おれ、もう帰るね……」

「もう、帰っちゃうの?」

「あぁ……ごめんな……」

今の時間はなんと前回と同じ4時です。

まぁ、今日もたくさん遊びましたし……

でも、なんかわたしはまだ足りない気がします。

モヤモヤした気持ちになりました。

この気持ちはなんなんでしょうか……

わたしは思いきって言うことにしました。

自分がどう思っているのかを…………

「あの……わたし………あなたのことが好きですっ! ものすごく…………

……だから、その……わたしとお付き合いしてくださいっ!」

「………………」

わたしの思いを告げたのにもかかわらず、彼には驚いた様子が一切なかった。

そして、突然、彼が驚くべき行に出ました。

あれ!? 口が塞がってる? 喋れない! なんでだ? って、えっ!? 顔が近い気がする!

わたしは彼にキスをされていました。

ってことは、わたしは彼にOKされたってことでいいのかな? だって、私にキスしたんだよ? わたしの初めてを奪ったんだよ?

キスを終えて、彼はゆっくりとわたしから離れました。

わたしは彼の思い切りのキスのせいか……

が気怠く、それでいてから何か熱いものがこみ上げてきます。

彼がすきですきでたまらなくなりました。

そんなわたしに彼はこう告げました。

「………………ごめんな、俺は君とは付き合えない。今までの全部遊びだったんだよ…………もう二度とハルと會うことはない……だから、俺のことは忘れてくれ! それじゃあな……」

「えっ!?」

あれ!? わたしの聞き間違いかな? わたしって振られてるの? キスされたのに!? なんで? 訳わかんない…… さっきのキスはなんだったの? えっ!? わからない! わからない! わからない! わからない! わからない! わからない! わからない! わからない! わからない!

……………………

驚きの出來事のあまり、わたしはくこともできずに、ただその場に佇んでいた。

彼は軽くごめんとだけ言って、わたしの元から去っていった……

わたしは去っていく彼の後ろ姿をただただ眺めるだけ……

あれが全部、あそび………………

そう、わたしは失した。

あれだけ幸せだったはずなのに……

彼もものすごく楽しそうにしてたはずなのに……

あれは彼の遊びだった……

わたしは本気だったのに……

わたしの初は見事なまでに砕け散っていった。

わたしの目から突如として大量の水が溢れ出してきた……

ポタッ。ポタッ。ポタッ。

溢れた涙は地面に染みを作り、そして、何も無かったように消えていく。

わたしの気分とは対照的にひまわりが満開の狀態でゆらゆらと風に靡いていた。

          

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