神から授かったチートスキル〜魅了〜を駆使して現代社會でたくさんの嫁を娶りたい!》青年編 第28話 約束

キーンコーンカーンコーン。

3限の授業の終わりを告げるチャイム。

それと同時に、教室に生徒たちの明るい聲が飛びう。

このチャイムは晝放課の開始を告げるチャイムでもあるわけだ。

「アツキ! 購買行かない?」

「あ! すまん! 今日もあれだわ……」

「またかよ……お前もなんでわざわざ行くんだよ」

「まぁ、しょうがないだろ……あっ! それと購買行くなら、メロンパン買ってきてくれない?」

「はぁ……わかったよ! の子を泣かせんなよ!」

「あぁ! ありがとよ! 親友!」

「……ったく、人使いが荒いんだから……」

俺は屋上へと向かう。

そして、屋上の扉を開ける。

と、そこには1人のが立っている。

お決まりのパターンだ。

俺はルーティン化したやりとりを済ませ、屋上を去る。

取り殘されたは何かを食べた後、顔を赤くして、佇む。

俺は屋上から教室へと戻る。

「おぉ! アツキ! なんか終わるの早いな……」

「まぁな。そんなことより買ってきてくれたか?」

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「あぁ。買ってきたぞ! ほれ!」

智也が俺にメロンパンを投げ渡す。

俺はそれを華麗にキャッチをし、

「ありがとな! 親友!」

俺は智也が買ってきてくれたメロンパンを味しく頬張る。

こうして、いつも通りの晝放課が終わる。

そして、授業がまた始まる。

5限の授業は數學だ。

今日の數學の容は微分法だった。

微分法の計算自は本當に簡単なものなんだよなぁ……

と、俺にとったら退屈な授業だった。

前の人生でもけたことがあるのだし……

キーンコーンカーンコーン。

ようやく、退屈な授業が終わった。

この後はお待ちかねの氷堂先輩の攻略のお時間。前回までで親度は75まで上がっていて、後はしでも上げてを奪うか、なんかしらでをもらうか、を與えるかだな……

キスを敦子がすると完全に百合になってしまうな……

今回は春先生の場合とはちがって問題ないだろう……

なんたっての子として攻略するのだから……

キスをすると問題が出てきそうだが……

よし! いくか!

あっ! そういえば今日は水曜日だから智也に部活はない……となると智也からってくる可能があるな……

その前に……っと。

「じゃあな! あつき! 今日先帰るわ!」

あれ!? ってこないのか?

まぁ、それはそれで都合がいいな……

「あぁ、じゃあな! 親友!」

「あぁ、またな!」

智也は鞄に荷を詰め、急いで教室を出て行った。

「とものやつ、どうしたんだろ? あんなに急いで……まぁいっか。とりあえず俺は俺のやるべきことをしよう」

俺は智也が出ていった後、し経ってから教室を後にした。

俺のやるべきことは敦子になって氷堂先輩を落とす! ただそれだけだ!

俺はいつもの人気のないところで敦子へと変し、図書室へと向かう。

そして、図書室の扉を開けて、中へとる。

そこにはやっぱり彼がいた。

の髪に水の瞳。氷堂時雨。

だが、なんだかおかしい……

何故だかわからないが、親度が5だけ下がって70になっている。

何かあったんだろうか……

それとも時間が経って、下がってしまうことがあるのだろうか……

そんなことを考えていると、

「嬉しいわ! 來てくれて!」

「はい! お久しぶりですね! 先輩!」

私の先輩という言葉に一瞬だけ眉を寄せたように見えたが、見間違いのようだった。

「そうね! 2週間ぶりかしらね!」

「そうですね! そういえば先輩のお気にりの作家さんの本はもう出たんですか?」

「それがね……まだなのよ……今週の土曜日に出るわ! 私もその日に買うつもりよ!」

「そうなんですか! 是非買ったら読ませてくださいね!」

「もちろん! いいわよ!」

「ありがとうございます!」

「そんなことよりも、ちょっとお願いがあるのだけどいいかしら?」

先輩の口調がどことなく変わったような気がする。これは真面目な話をするときの先輩の聲だ。

私も先輩の話を真剣に聞こう。

「……えぇ、いいですけど……」

「あのね……私と溫泉に行ってくれない?」

「はい?」

ん? この人急に何言ってんだ? 急に真剣になったと思いきや、溫泉?

いや、たしかに溫泉が好きなのは知ってたんだよ……

でも、いきなりすぎない?

「だから、私と敦子ちゃんで一緒に溫泉に行かない?」

「はい?」

「もう! わたしおばあちゃんに溫泉旅行のペアチケットもらったのよ! それで……どうせなら敦子ちゃんと行こうかなぁと思って」

え!? 溫泉に先輩と2人で? それも旅館……つまり、そういうことだよね……

是非行きたい! 行かせてください!

だが、それも日程次第なんだが……

「ちなみにそれはいつですか?」

「7月11、12日よ! どう? ダメかしら?」

うっひょーーー! 絶賛ポッカリ予定が空いちゃってますよ! これは行くしかないよね! そうなんだよね!

「いいですよ! 是非一緒に行かせてください!」

「あら! 嬉しいわ! じゃあ、とりあえず土曜日の朝9時によもぎ駅の時計のとこで待ち合わせでいいかしら?」

「えぇ! いいですよ! わたし楽しみにしていますね!」

「喜んでくれて私も嬉しわ!」

こうして、俺は氷堂先輩と溫泉デートをすることになった。

だが、一つ問題が……

服どうしよう……

こればかりは師匠の力を使う事はできない……

服買いに行かないと……

俺は氷堂先輩と夕方6時半くらいまでじっくりと話した後、帰路についた。

そして、俺の家の前に……誰かがいた……

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