《幻想魔人形記》ー始まりー10ー

「それで?知っているのか今の俺の現狀」

「えぇ一から教えるわね。その前にまずはこの辺の事を教えるわ。」

「この辺?」

「まずここは紅魔館の地下図書館よ、それでーーー」

「ちょっと待ってくれまさかこの書庫全てが一つの館の所有なのか?!」

「そうよ、大の魔法書がここに有るわ」

「マジか・・・しかも大って事はまだ増える可能が・・・」

「有るわ」

「ま、まだ増えるの?」

「・・・話を戻そう」

「そうね・・・続きになるけど、その紅魔館が立っているのは、ここ"幻想郷"よ」

「幻想郷?知らない地名だな。」

「そのはずよ"外來人"の貴方が知ってたら大問題よ。」

「・・・それだとまるで俺が外の人間って言っている様なもんだが・・・実質上そうなんだろうな、」

「あら、意外と落ち著いているのね」

「アリス、よく俺が今あってきた事を思い出してみろ」

「えっと・・・起きた瞬間後ろから毆られ・・・」

「さらにまた起きたら狂気メイドが追いかけて來ただろ?」

「その後行き止まりに導されて、自分のに疑問を抱きながら戦闘、」

「んで魔法が目の前で炸裂・・・・もう慣れた。」

「「「・・・・・・・・・」」」

「黙らんでくれ空気が痛い・・・」

「その・・・ごめんなさい私達が勝手に貴方を呼び寄せる形になっちゃって!!」

「不可抗力だったんだぜ!!」

「よ、予想外の事が起きてこうなってしまったのよ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「えっと・・・霊夜?・・・さん?」

「・・・・・・・話(訳)を聞こう」

(((お、怒ってらっしゃる――――!!)))

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