《幻想魔人形記》ー巡りー36-

「はぁはぁはぁはぁ」

「あ、見えてきましたあそこが元灼熱地獄です!!」

「お燐さんあの扉・・」

「大丈夫だよ。お空は、あそこまで細かい威力調整は、できないからね。あれは、あんたらの保護者がやったものだよ。」 ゴォォン

「「「!!!」」」」

三人(ゆっは、こいしとお留守番)は、走る速度を速める。

「「霊夜さん!!!」」

「ふっ」 シャァァァアア

炎がワイヤーの壁に當たり掻き消される。そしてそのサイドから新たなワイヤーがお空の首めがけて迫る。しかし寸前で避けられる。

「?あれ皐月達どうしてここに。」

「えっと・・・・・その・・・りょ、霊夜さんがし、心配で・・・その」

「さとり様に近づくな!!!!!」

「はぁいい加減・・・・・頭冷やせ!!!!!!!!!!」

一対のワイヤーがお空へ迫る。殘り十メートルで解ける。

「キャァ!!!」

そのままお空を押していき中央の円柱に固定する。

「はぁやっと空きを突けた。」

「ぐぅあぁぁああ!!」

「・・・・んっ」 バリ

「うっ」

「はぁ久しぶりに本気になる所だった。」

「でもれてない。」

「え?」

「あ・・・・・その・・・」

「さとり様」

お燐がさとりに近づき耳元で話す。

「ここで曖昧になっては、怪しがれて仲良くなれませんよ。」

「ふぇ!!お燐わ、私はそんな事は!!!ーーー」

「??地上と友好関係を築きたいんじゃ無いんでしたっけ?」

「え?あ、そ、そう言う事ね。」

「「(ニヤニヤ)」」

「んんっそのわ、私がその・・・・よ、妖怪って事は、し、知ってますよね?」

「え?う、うんそうだよね?」

「その・・私の種族は、さ・・・・さとり妖怪なんです。」

「サトリ?」

「心を・・・・・読めるんです。」

(嫌われるかな?皆この心を読む程度の能力のせいで、離れて行っちゃうしね、多分この人も・・・嫌だなぁもっとお話したかったなー・・・まともに話せてたっけ?ペット達や地底の住人達と話す時は、何とも無いけど・・・これがコミュ障ってやつ?)

様々な答えを予測していたさとりだったが、返ってきたのは、斜め上の答えだった。

「うん?あ、そゆことね、さとり達”も”読めるんだ。」

「え?私以外にも心を読める方が!!!」

「現代では、心理學って言ってやろうと思えば誰でも心を読む・・・っと言うより予測する醫學があるんだ。現に俺もし囓ってるから簡単な噓は、見分けれる。それに前世の仲間に面白いほど完璧に當ててくる子が居てね。」

「そう・・・だったんですね。」ストン

その場に崩れるように座り込む。

「え?ど、どうした?」 トン

「安心して・・・」 トン

「大丈ーーー」 トン

「さとり様に近づくな!!!!ーーー《符  ギガフレア》!!」

霊夜は忘れていた手負いの猛獣は、何をしでかすか予測不能の事を。

三歩さとりに近づいたその瞬間痺れが切れかけてるお空のロクに標準も合わせてないスペカが発。何とかもう一方のワイヤーで防ぐが外れた弾幕が後ろに周り。 ドッゴォォォオオオン

通路に當たった。 グラ

「あ、」

「「「「さとり様さん」」」」

さとりは煙の中にそのを沈めていった。

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