《幻想魔人形記》ー異戦ー22ー

ガァァァアアン

毆りかかってきた拳をけ止める

「フッ」

鶴來が橫から追い打ちをかけた。

「甘いわ!!」

それを足払いで止める。

「・・・切りがない」

先程から相手がいては、霊夜がけ止め、鶴來がくってのを繰り返していた。

単純に相手の方が圧倒的に経験と力量が違うのだ、ある程度の不意打ちは、経験で勘付かれ、力で捻じ伏せられる。なので奧手に出るしかけなかったのだ。

「災厄な組み合わせだな。」

「今までで一番やりにくい相手だ」

「あぁ」

(・・・・でも一番気をるのは、)

「良いぞ、良いぞ!!!まだ・・・終わるなよ!!!あの人形みたいにな!!!!」

「・・・!!!まさか!?でかいの來るぞ!!!構えろ!!!!!」

相手は、正拳突きの構えをし・・・・・・突いた。 ッゴ ゴォォォォォォォオオオオオオ

「無茶苦茶な野郎だ」

「ック」

鶴來は、剣技で捌き、霊夜は、屈みこみ盾を力に対して斜めにする事で捌く。

「駄目だ!!防ぎきれねぇ!!」

「「「キャァァアア!!!」」」

「アリス!!レミィ!!さとり!!あぁ!!クソ!!!」

二人の謝罪と三人の悲鳴が聞こえて10秒後に嵐は過ぎた。

地面はえぐれ3mc沈み、周りの建はドミノ倒しの様に倒れ全破、鶴來が立ってた場所と霊夜がいた場所のみが無事だった。

「アリス、レミィ、さとり!!!!」

「お前ら!!大丈夫か!?」

三人は、元居た場所から6m離れた所に飛ばされておりボロボロだった。

「うぅ・・りょ霊夜・・・」

「大丈夫です・・から」

「私達・・に・・・構わず・・早く」

「・・・・知るか。」

「良いな何回で殺られるか実踐しようぜ〜!!!!」

そう言った瞬間二度目の正拳突きが迫る

風圧で木屑や巻き上がった小石、真空が刃の様に襲いかかる。

「ック」

「何で・・・」

「・・・言った・・よな?・・・俺を・・過剰・・・評価・・・し過ぎだって。」

橫では鶴來が仲間の二人を庇ってた。

「俺は・・・俺は・・臆病者だ・・・・ビビリだ・・・・卑怯者だ・・・守れる自信が・・無いから・・・・負ける・・姿を・・・見られたく・・・無いから・・・・嫌われる・・様な・・・戦い方を・・して・・・・・嫌われるのが・・怖・・かった・・・から・・・どうせ・・・自信が・・無いなら・・・離れ・・られるのが・・・嫌・・・なら・・・・自分から・・・って・・・暴力・・一番・・・間違ってる・・・・力・・の使い方・・・・・して・・でも・・・・傷つけて・・・後悔・・・して・・・・もう・・終わり・・って・・・思って」

三回目の正拳突きが追い打ちをかける。

「・・でも・・・・なぜか・・・又・・君達が・・・近くに・・・・いて・・・一度・・諦め・・・た・・けど・・・卑怯・・・だけど・・・・もう一度・・・・前に立とう・・って・・・・・・これが・・・・本來・・・の・・・俺・・・・理想過ぎる・・・仮面を・・・・被った・・臆病で・・・ビビリで・・・卑怯な・・・本當の・・・・・護速 霊夜」

正拳突きが止まる。どうやらかすりながらも二人を守りきった?鶴來が4回目を止めたようだ。・・・が霊夜も同じ様にかすっていた。 ッガ

片肘を地につける。

「!!霊夜 魔力のれが・・」

「ハァ・・・・・ハァ・・・・・大丈夫・・・それより・・・・こんな・・・俺・・・・でも・・・・・」

その先は言えなかった。

「ヌルいわーーーーー!!!!!!」ゴォォオン

「グハァッ!!」

相手の拳が鶴來を吹き飛ばす。

「そっちのガキは、限界みたいだな。キツイか??キツイだろ???おじさん優しいからさ〜バッチリ守り抜いたその後ろの子達も一緒に〜〜楽にしてあげるよ!!!。ッッッッッガハッハッハッハッハッハッハ!!!!!死ねぇぇえええええ!!!!」

4度目の正拳突きがピンポイントで迫ってきた。

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