《幻想魔人形記》ー異戦ー27ー
「ここは、定番の『○○が落ちたら開始だ。』をしようか。」
そう言うと貨を取り出す。
「あぁ來い。」
「行くぞ。」
そう言うと貨を手に乗せ、全力でぶん投げた。キラン
「・・・・」
「まぁし強く投げすぎた。30秒か、50秒ぐらいかかるかな?まぁそれが狙いなんだが、」
前に突き出し真っ直ぐにばした腕の側から金屬の塊が飛び出す。
「ふっスゥゥゥゥゥゥウウウウウ」
それを両手で挾むように囲み魔力を流し込み始めた。金屬の塊はそれに反応するように、発し始める。
「ウウウウウウっハァッ!!!」
一気に両手を引き離した。
するとまるで磁石の様に塊が手に引きばされ、更に片方に丸い突起が付く。
そこから長さが片腕位の長さで留まり、丸いがある方に全の九分の一の長さのカバーの様なのが出來る。
そこで煙が吹き出し急激に何かが冷える様な音が響く。
煙が晴れた時霊夜の手元には、白が強めの琥珀に緋が渦の様に混ざっている模様の、レイピアだった。
「キレイだろ?”日緋金”って言ってね今のは、純粋な塊を魔力錬でプラスで純粋な魔力で通常ならあり得ない様な溫度で鍛えた訳だ。」
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貨が見えてくる。
「々省いて、まぁこの剣で相手させてもらうよ。」
「そんなのどうでも良い、もう始まるぞ。」
そう言うと鶴來は構える。スキは無い様に見えた。
回転しているのがわかる距離になった。
「だな・・・・・最後に、俺に正々堂々って言う言葉は、似合わない。そして・・・・もし次があるなら覚えていた方がいイよ、”ジュんビハ、ネンイリニ”フッ」
言葉が片言になり握ってる部分を頭頂よりし下に持って來て剣先をし下げ肩を前に出しを橫にする。そして足下の小石を軽く蹴り小石が止まると目を閉じる。
「どうゆう意味だ、舐めやがって。」
貨が両者の顔の前を過ぎ。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
チン ゴゥォオオオ
両者がいた。
「なっ!!」
「ッッ!!!」
初撃は鶴來からだったが、霊夜は攻める、のでは無く下がった。が、鶴來は、二刀流。直ぐに避けられた驚きを払い二撃目を、あのよく切れる刀で放つ。
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「オリャ!!」スカ
「シュッ」ガッ ザッザー
だが外れ、逆に蹴りをもらう形になる。この間三秒
「・・・・」
(予想以上に早い、だが直ぐに立ち直った所を見るとまだ上がある。それに能力を使わなきゃ貰ってたな、)
そう接近した鶴來の服の肩の布に能力をかけ、後ろに引かせたのだ、相手は、思ったより剣がびなくて不思議に思ってるだろう。
(なんとなく相手の能力は、予測している。魔力何かを吸収しての強化だろう、どこまでの範囲を強化されるかは、未知數だがこの作戦が上手く行けば、)
「何したんだ?」
「・・・・・」
「黙か、まぁ良いけど泣くなよ?」
瞬間赤い軌道を殘し姿が掻き消える。
「!!!」ガッスパン
何とか認識する事が出來たその攻撃は、盾を生し、視野を遮る事で難を逃れる。二撃當たったが、一撃は空気を斬るかのように抵抗なく目の前を通り過ぎる。
「そう來なくっちゃな!!」
そこから鶴來の連撃が始まった。その速度は、先程よりも上がっており、初めと終わりのみ剣が見えるだけで、尋常じゃない速度なのは、分かる。実質霊夜でもで避けてるのみで、見えて無かった。
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序に暗黙の了解で両者とも弾幕、スペルカードは、使わないつもりだった。使ったとしても狀況は、変わらないからだ。
(捌、けな、い。この、剣、存、在、に、直、接、!!!!嗅覚停止、素判別半減、味覚停止、聴覚、視力に移行、)
霊夜は、剣から視線を外す。 キィン
「噓だろ?!」
黒い刀をレイピアで弾く。
未だに刀の軌道は、見えない。だが、どうくかは分かる。予測だが、鶴來もこのスピードについてこれてい無いのだろう。自に速さが合わせてるのでは、無く自が速さに合わせてる。さっきから単純な攻撃のみだ。それに合わせ目線が教えてくれる、どこを攻撃するかを
(一発でも貰ったら終わりだ、魔水がれてけなくなる。)
「なぁ何であんな事した。」
「・・・・・」
「・・・俺は別に怒ってはねぇよ、ただ、自分の事、理想の仮面を被った臆病でビビリで卑怯者が自分だ、、、みたいな事言ってたよな?」
鶴來が喋り始める。
「まぁ、分からなくもない、誰にだって理想の姿や駄目なところはある。だが、お前は本當にそうなのか?正直、俺はそうは思わない。お前が外の世界でどう過ごしてきたかは全く知らないが、これだけは言える」
剣撃の命中率が上がり、徐々に急所に近づいていく。
「お前は逃げ道を作ってるだけだ、失敗した時の言い訳"自分は理想の仮面を被っただけの人間だから失敗したのもしょうがない"みたいな事、心の何処かで思ってる筈だ多分な、つまり何が言いたいのかって?つまりはな、、、」
重たい一撃が、黒い刀で繰り出される。それをレイピアで逸らす
「リーダーが下を向くんじゃねぇ!!!!上を向いて、そして皆を引っ張りやがれ!!!!霊夜!!!!」
それが分かってたかのようにそのまま背中に回り込まれる。が、霊夜は、フルで能力を使い、鶴來がに著けている全てにかけ、吹き飛ばす。
「お前は卑怯者でも無いし臆病でも無い。むしろ、この世界のヒーローだ、なくともあの3人の中ではな、、、だから、自信を持て・・そして・・・・・・前に出ろ!!!」
霊夜は、鶴來と向かい合うようにの向きを変える。
「・・・・・・タシ、カニ、ソレは、イちり、ある。」
徐々に言葉にが戻る。
「心の片隅で無意識に逃げ道を作っているのかもしれない。けどヒーロー?・・・・笑わせないでくれ、俺に一番かけ離れてる言葉だ。臆病でも無い?臆病者で何が悪い、臆病なおで今こうして存在しているのだから・・・・・・俺はこの世に産み落と・・・いや存在した瞬間から裏で生きてきた。人の命で金を貰う、そんな世界。表が目立てば、目立つほど裏は、見えなくなる。そう影みたいに、何かに當たるが強ければ、強い程影も濃く、深く、デカくなる。・・・・・こうして、あんたに・・・いや失禮だな鶴來にこうして言われる事は、謝している。けど俺は変わるつもりは無い、変わりに・・・・・俺は彼達の、いや幻想郷の影になる。そして彼ら・・・特にあの子達を守る。もう決めた事だ。」
「どうやら助言するまでも無かったみたいだな。」
「もし聞かなかったら力ずくでも分からせるつもりだったんだろ?」
「當たり前だ。」
「嫌いじゃないその考えは・・・・・・・後、俺は、卑怯者だからな?」
「今になって何言ってるんだ。」
「勝つためなら手段は、選ばない現に・・・・・今鶴來は、折の中だ。」カッ
周りが発する。
「なっ!」
「避けながら水素をバラ撒いてた。それを後はこのレイピアで著火しただけ、」
そう言いながらレイピアを振る。その軌道に沿って炎が舞う。
「極限まで剣の振を細かく速くしている。それと気付いてるか?周り。」
「?・・・・・・!!!魔力が・・・」
そう両者の間を中心に相當な広さの空間の魔力が枯渇していた。
「全部鶴來が吸収した、後は、周りから侵を防ぐだけ、魔力は、俺にとって、命の様な、この位赤子の手を捻るよりは、難しいが、出來ない事は、無い。」
「マジか、何で気付かなかったんだ。」
「當たり前だろ、気付かれる訳が無い、外側から徐々に移させて行ったから最後まで鶴來の周りにあった魔力は、同じ量だ。」
「能力を使えないからって俺には、この、草薙の剣と時雨があるまだ負けない。」
「まぁ當たればいいな。」
「案外、楽しかったよ」
鶴來が、二刀を構え攻めてくる。
「強化、解除。移行、伝達間隔」スカ
「!!!!!」
攻撃はっただが當たらなかった。
「うっつーー想定外の痛みだこれは、」
両者とも、後ろに飛ぶ。
「・・・・・・良いだろうけて立つ。」
正面を向いた霊夜は、構えてる鶴來を見て確証する。
『次で終わりだ』・・・・っと
「スゥゥゥゥゥゥウウウウウ」
空気を吸い込み中で魔力に変換する。
(視力、聴覚、覚以外の覚停止、三つの覚を敏に、)
これにより、鶴來のちょっとした変化が分かりやすくなった。
しでもいても視力で分かり聴覚で聴きとり覚じる。
合図は、必要無かった。
鶴來は、微小に殘っていた空中の魔力を吸い上げ攻めてくる。
お互いの間合いが、両者にれようとした瞬間、霊夜が消える。
「下か!!!!」
気付かれたときには、ほぼ真下にいた。
そこから霊夜は、跳び上がる。
「逃がさない。」
上から鋭い突きを連続して繰り出す。
「てめぇめ充分無茶苦茶だな!!」
何とか、捌き続かれるが、鶴來の背後の地面に近づくに連れ切り傷と火傷が増えていく。が、後もうしで地面に著くっと言う所で
ッチ
かすった。
地面に、足がつく。そこから盾を生草薙の剣をけ止める為、起上に、固定する。レイピアは、正面なら顎と首の間の中央を目指し、進む。
今まさに霊夜の目と鼻の先でありえない事が起こっていた。
まるで鶴來とそのに著けている以外スローモーションにかかったかのように、遅く見え、逆に鶴來は、らかにいていた。
一瞬であらゆる事が、起きた。
草薙の剣が盾に阻まれ、時雨が霊夜の脇下にれる。レイピアが首元に近づき、時雨がを切り進んでいく。もう片方の手で時雨を持っている手を押し返そうとし、いきなり鶴來の手先から肩、腰、膝から下からのが引き千切りかける。
この間、0.1秒 ゴォォォォォォォォォォォオオオオオオオン
木々がから土ごと吹き飛び、雲が散っていく。
パラパラパラパラパラパラ
中央に無事な地面があり、そこに二人はいた。
「ゴハァッ、コレは、引き、分、けだな」
「大、丈夫、、、か?かなり、、、えぐったが、、、てか、、、俺、生の人間、、、死にそう、、、」
「大、丈夫、だ、四、時間、ほど、寢、れば、元、に、戻、る、てか、」
急いで時雨を引き抜くが、
「ガァッ!!!!」
全に刃を刺したような激痛が走る。
両者ともその場で仰向けに倒れ込んだ。
「當たり前だろ、純度百の魔水を吸収したんだ、空気中に漂っているのは、純度三十、限界突破ぐらいするだろう。」
「十二割までいったよ。裂けた所は、骨折中。」
「破損率七十六、もうけない。」
その後屑保達や、あの三人プラス娘?が慌てて駆け寄って來た。
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