《デフォが棒読み・無表の年は何故旅に出るのか【凍結】》5とっとと終わらそう 道のりⅢ
「ふ、」
ふぁ〜あと大きく欠をする。
今日中に街に著きたい。
けれど、まずはこいつをどうにかせねばいけない。
「重いからどいてくれないか」
昨日はし戸ってしまったが、どうすることもなくどうされることもなかったため、放置して寢てしまっ
た。
聲を掛けるとすっくと起き上がって降りてくれた。
爪をしまっているようで重いだけで痛くはなかった。
「お前、優しいな」
頭をでてやると安心したように口を開いた。
「そんなことはない。お前の方こそ私に優しくしてくれた」
口を開いた。
口を開けた。
口で喋った。
口で言葉を発し…た?
「喋れたのか。昨日も喋ってくれたら意思疎通が楽になったのに」
狼は人の言葉を話せるのか。
村の中だけでは知ることができなかっただろう。
積極的に知識を満たしたいということもないが。
「…そうだな」
彼?はこちらを不思議そうに見て間を開けて言った。
「私はゴルテ、はない」
お前は?と俺に訊いた。
「フーク・サチハク、男」
自己紹介より訊きたいことがある。
「何で食べなかった?」
「面白そうな力をじた」
即答だった。
面白そうな、力。
俺に。
「勘違いだな、間違いなく」
「お前がそう思うのならばそれでよい」
呆れたように笑った気がした。
「して、お前は何処に行くのだ。目的地があるのだろう?」
「セルテリアのナックイに。名前教えたんだから名前で呼んでくれ」
アッハッハッと今度こそ笑った。
大口開けて何がおかしいのか笑い続ける。
「ゴルテ、不気味だ」
俺がそう言うと笑いを引っ込めてこちらを見た。
「?ゴルテに名前を呼んでと言ったから俺も」
名前で呼ぶことにしたんだ、と言おうとしたが笑い聲に遮られてしまった。
一何が面白かったのだろう。
「よいよい。名で呼び合おう、フークよ」
「フーって略してくれて構わない」
「そう軽々しく略すでない。名は大切なものだ。名はを表すと言うではない」
そういうものか。
それより…
「腹減った」
再び森に笑い聲が響き渡った。
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