《デフォが棒読み・無表の年は何故旅に出るのか【凍結】》6 早く終わらそう 道のりⅣ
「何でゴルテついて來るんだ」
「もうこれで7回目だぞ。お前が面白そうな力を持っているからだと言っている」
「だってあの森に住んでいたんじゃないのか」
その質問の答えにはし間があった。
「あそこはただ住んでいただけだ。私の居場所ではない」
何が違うのか。
住んでいる場所は居場所とイコールではないのか。
「ゴルテは難しいことばかり言う」
「くくっ、學べば分かる。お前は學べ。そしていつか、な」
「いつか、何?」
くくくっとまた笑うばかりで答えてくれない。
よく笑う狼だ。
それにしても街まで著いて來るのだろうか。
だとしたら大変なことにならないといいな。
狼が恐ろしいものなのは村も街も一緒だろう。
ゴルテは不思議で優しくて面白い狼だけれど。
「ゴルテ。俺今日中に著きたい。早歩きしよう」
「それがいい。今日は天気も悪くなりそうだし何より空気が悪い」
天気はまだ分かるが空気、とは。
雲が時々浮いている気持ちのいい気候に思える。
ても、ゴルテが言うならきっとそうなのだ。
「うん、早く行こう」
「今日中に、著けると思ったんだけど…」
いけない。
俺は村から出たことのない村り息子だった。
地図を見ただけでこの距離は何日、など図れるはずもなかった。
空はだんだんと暗くなってきている。
それも夜の暗さではなく立ち込める雲の黒さだ。
「し走れ、フーク」
この先に小さいが、街がある。
ゴルテが鋭く言った。
張しているようだ。
何に対して警戒しているのか。
「分かった」
追及しないで、先を走るゴルテの後を追いかけた。
「すいません。一晩泊めていただけますか。銀貨ならあります」
ドアをコンコンと叩いて言った。
こんな時間に泊めてくれるだろうか。
もし無理ならば昨日と同じようにゴルテと野宿になってしまうが、この後の天気を思うとそれは避けたい。
「あら!こんな小さなお客さん!一人?」
ゆっくりと開けられたドアの奧から人の良さそうな老婦人が顔を覗かせた。
「はい。一晩だけでいいので泊まれる場所をと」
「勿論!どうぞ、中へおり。空から雫が落ちて來る前に」
「あの…」
ここが重要だ。
ゴルテは俺が宿泊場所が確保できるまで近くで見守っていると言った。
そのあとは適當に木の下ででも眠るらしい。
でも、俺はこうしたい。
「あの、友達も一緒に泊まってもいいですか」
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