《デフォが棒読み・無表の年は何故旅に出るのか【凍結】》40.5 遠足前夜
あの若造に見覚えがある。
どこで見たのだったか。
長い年月のいつ出會っていてもおかしくはないが、何分生きすぎたせいで前の記憶にあやふやな部分があって思い出せない。
“錯の森”はフークに話した通り、しばかり因縁のある場所だ。
その因縁が脳裏を過ぎり、あそこへ二度目に訪れた時に、森の偏屈な頑固な魔に會ったのだ。
確かに力はあるし、意味の分からん考えに基づいて行しているから分かり辛いが、どうにも過去には殺さず帰した者も何人かいたようなのだ。
その信念が何なのか、それを暴くことが出來れば危害を加えられない。
面白い力があると睨んだ通りの働きを見せてくれるといいんだがな。
「先生 、生徒のお守りをよろしくな」
「兄貴……俺は、一どうしたら……。あの森にろうとすると腳が竦むんだ!」
「キウース」
「また、また、また……」
目の前でガタガタ震える弟を見るカクタールは、極めて冷たい表をしている。
「……明日に備えてさっと寢ろ」
興味を失ったかのように目を逸らし、低く言った。
その聲に一層肩を揺らしたキウース。
「ーーーーーー」
カクタールが何事か呟くと、突然怯えたように立ち、後ずさって、後ろ手にドアを開けて出て行った。
「ふっ……楽しませてもらうからな。傍観者はこうでなくては」
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